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おまけ ~もう一つの転生……? 壱 sideアメリア~
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なによ、騒がしいわね。
木から落ちた私はイメージより硬い地面を背中に感じつつ、体を起こした。
「あ、起きたぁ~」
「安心したよ。大丈夫か?」
そこには茶髪の小柄な少女、とスレンダーな黒髪美女の姿。
「あ、あんたたち誰よ」
顔をしかめ、警戒する。
「……ん?」
キョトンとした顔を向ける黒髪。
「どうした? 友美」
「……『友美』? 誰なのよそれ」
聞き慣れない名前に眉間のシワが深くなる。
「優実ちゃん。どうしよう……
友美がおかしくなっちゃったよぉ~」
「俗に言う記憶喪失ってやつかな」
「はぁ!?」
記憶喪失? 私の記憶はしっかりはっきりしてるわよ。
失礼なやつらだ。
というかその前に、なぜ公爵令嬢の私にこんな口がきけるのだろう?
「あなたたち、どこの家の人?」
「どこの家って……やだな。ついこないだ私の家きたじゃんか」
黒髪が答える。
けれど私は黒髪とは初対面。家になど行ったことがない。
それに……服。短いスカートなのだ。
ドレスは? ワンピースは?
そこで改めて自分の服装を見て絶叫。
「なによこれ!?」
私は今、目の前の少女たちと同じような服を着ていたのである……
木から落ちた私はイメージより硬い地面を背中に感じつつ、体を起こした。
「あ、起きたぁ~」
「安心したよ。大丈夫か?」
そこには茶髪の小柄な少女、とスレンダーな黒髪美女の姿。
「あ、あんたたち誰よ」
顔をしかめ、警戒する。
「……ん?」
キョトンとした顔を向ける黒髪。
「どうした? 友美」
「……『友美』? 誰なのよそれ」
聞き慣れない名前に眉間のシワが深くなる。
「優実ちゃん。どうしよう……
友美がおかしくなっちゃったよぉ~」
「俗に言う記憶喪失ってやつかな」
「はぁ!?」
記憶喪失? 私の記憶はしっかりはっきりしてるわよ。
失礼なやつらだ。
というかその前に、なぜ公爵令嬢の私にこんな口がきけるのだろう?
「あなたたち、どこの家の人?」
「どこの家って……やだな。ついこないだ私の家きたじゃんか」
黒髪が答える。
けれど私は黒髪とは初対面。家になど行ったことがない。
それに……服。短いスカートなのだ。
ドレスは? ワンピースは?
そこで改めて自分の服装を見て絶叫。
「なによこれ!?」
私は今、目の前の少女たちと同じような服を着ていたのである……
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