鬼縛る花嫁~虐げられ令嬢は罰した冷徹軍人に甘く激しく溺愛されるが、 帝都の闇は色濃く燃える~

兎森りんこ

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◆登場人物紹介◆

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 登場人物紹介です。
  
 ◯柳善縛鎖子(りゅうぜんばく・さこ)
 18歳
 160センチ
 長髪の黒髪・琥珀色の瞳。
 控えめで優しい性格。
 美しく整った顔立ちで、勉学武芸ともに優秀。
 鎖のオーラを具現化できる。
 
 5歳の頃に両親を失い、柳善縛家を叔母夫婦に乗っ取られる。
 義妹の愛蘭に日々いびられながらも『誇り高く』を胸に強く生きてきた。
 6歳の頃、要と離れ離れに。
 13歳の小学部卒業パーティーで再会。リボンをプレゼントされた。
 16歳には要の父の葬儀で再会。冷たい態度をとられてしまう。
 18歳。高等部卒業と同時に九鬼兜家に嫁入りすることを命じられる。
 
 鎖子という名は、柳善縛家当主が受け継ぐ名で母も鎖子という名前だった。
 柳善縛家当主は、相手の鬼妖力を減退させる特殊能力がある。
 古代は強さが全ての鬼人の間では、恐れられる罰であり断罪の執行官とも呼ばれた。
 
 ◯九鬼兜要(くきつ・かなめ)
 20歳
 189センチ
 黒髪・紅色の瞳
 帝国対妖魔軍少佐。
 見目麗しい青年。
 「帝国の死神」「冷徹武士」などの異名を持つ軍人。
  
 8歳の時に帝国同盟国に留学。
 15歳で既に対妖魔海外共同軍で活躍を見せる。
 18歳の時に父親が急死。
 20歳。帝国対妖魔軍少佐として帰国するも、謀反の罪で柳善縛の断罪を受けることになる。
 五大家も追放されることになったが、軍での立場は変更なし。
 
 九鬼兜家は『力の九鬼兜』と呼ばれ、武芸に秀でた一族であった。
 

 ◯柳善縛愛蘭(りゅうぜんばく・あいらん)
 155センチ。
 鎖子の義妹だが、同じ18歳。
 派手好きで傲慢。
 両親が柳善縛家を乗っ取った事を恥とも思わず、鎖子をいびり続けている。
 金剛将暉と婚約した。
 地味な顔つきだが派手メイクをして、最近はムチムチしている。
 
 ◯柳善縛茂子(りゅうぜんばく・しげこ)
 鎖子の血の繋がった叔母。
 派手好きで贅沢好きで酒好き。
 家を飛び出し、長年行方不明だったが和博と結婚し戻ってきた。
 その後に鎖子の両親は事故死。柳善縛家を乗っ取った。
 
 ◯柳善縛和博(りゅうぜんばく・かずひろ)
 鎖子の叔父。
 どこの馬の骨かもわからないチンピラのような男。
 
 ◯金剛将暉(こんごう・まさき)
 18歳。
 180センチ。
 岩男のような体格。
 幼い頃から愛蘭と一緒に鎖子をいじめていた。
 愛蘭と婚約するが、鎖子に何か激しい想いを抱いているようだ。

 ◯金剛勝時(こんごう・かちどき)
 金剛家当主。
 ハゲ坊主の巨漢。
 五大家当主で一番の年長者。
 対妖魔軍大将で政治にも関与し権力がある。
 傍若無人に統率院を仕切っている。

 ◯梅(うめ)
 柳善縛家に長年勤めていた老メイド。
 優しく、鎖子を心配して影で支えていた。
 九鬼兜家で雇われることになる。

 ◯岡崎(おかざき)
 九鬼兜家の老執事。
  
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