【ひっそり】たたずむ効果屋さん

龍尾

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コラジオ(2-2)

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「なんだね、これはぁ?」

 コラジオがベーネ商店で働き始めてから丁度七日経った日の早朝。普段通り、仕入れた商品の確認をしていた副店長が怪訝の声を倉庫に響かせた。

 その原因は、日用雑貨の中に混じって届いた戦闘用品だ。

「あ、副店長! そちらは私が店長に仕入れをお願いした商品です!」

「これを、コラジオくんが? まさか冒険者に売る気かぁ?」

「はい! 売れると思いましたので!」

 元気に答えるコラジオを見つめて、副店長は怒りに手を震わせる。冒険者など暴力しか能のない馬鹿の集まりだと考えている副店長にとって、その答えは許せるものではなかった。

「ふざけるなぁ! あんな野盗と変わらんような連中を店に入れるなんて、しょ、正気の沙汰じゃない!」

 口から唾が飛ぶ勢いで吐き捨て、怒りのままに副店長は商品を叩き壊そうと衝動的に手を振り上げる。だが、それも一瞬。商品を壊せば、自費で補填しなければならないという商店の規則を思い出して副店長は手を止めた。

 それでも湧き上がる怒りを落ち着かせるために深く呼吸をして、副店長は商品をコラジオに渡してにちゃりと微笑んだ。

「売りたいのなら、店の裏で売りなさい。その代わり、盗まれたりした場合は貴方の給料で補填することですねぇ」

 自分の邪魔さえされなければどうでもいい。むしろ盗まれて、補填で金を失くして露頭にでも迷えばいいとさえ副店長は思っていた。

「はい! 元よりそのつもりでした! ありがとうございます! それでは!」

 コラジオはにこりとした能天気な笑みを浮かべ、店の裏に商品を籠に入れて持ち去っていく。その後ろ姿を眺め、副店長は馬鹿にして鼻を鳴らした。どうせ商品を盗まれるか、喧嘩に巻きこまれるか。冒険者と関わっても良いことなんてないだろうに、馬鹿な青年だと。

 そして、いつも通りの業務をこなして閉店後の会計の時間。副店長の前に商売を終えたらしきコラジオが戻ってくる。その手に持った籠には皮の袋だけが入っていた。

「おやぁ? 商品が一つもないようですが、まさか全部強奪でもされたのですかぁ? 困りますねぇ。貴方に補填できるんですかぁ?」

「いえ、全部売っただけですよ。ご覧の通りここに稼ぎが」

 嫌らしい笑みで詰め寄られたコラジオは、しかし涼しい顔で皮の袋を副店長に手渡した。ずしり。受け取った瞬間に感じた重みに副店長は目を見開く。慌てて袋を開いてみれば、そこには普段の稼ぎを大きく上回る額の硬貨が入っていた。

「な、なん……。どうしたら全部売るなんてことが!」

「簡単なことです。ここまで毎日時間を見つけては通りがかる冒険者に、何がどれほど欲しいかを聞いてきました。そして、本日それらを売ると告知していただけですよ」

 雑用をさせられ、接客の仕事もないコラジオには暇な時間が多く存在した。その時間をただ無駄に過ごすコラジオではない。

 まずコラジオが最初に行ったのはただの調査だった。冒険者にとって需要が高い物は何か、店の前で聞きこみを続けたのだ。

 しかしその途中でコラジオは気がついた。予め販売を約束していれば無駄がないということに。

 その上、冒険者にとってベーネ商店は冒険に出る丁度手前の店である。必要な物がベーネ商店で確実に買えるのならば、そこまでの荷物が軽くなる点を踏まえても便利なのだ。

「いや、しかし! 買うと言って必要なくなることだってあるはずだぁ! それで何故全部売り切れる!」

「冒険には事前準備が欠かせないからです。冒険者達は、冒険に出る前に何が必要かをしっかり予定立てているんですよ。命懸けの仕事ですからね。ですから、急遽買うのをやめるなんてこともそれこそ依頼が突然なくならない限りは起こらない。特に、初心者なら」

 元々荒くれ者達の多い貧民街で生きてきたことで肝がすわっていること。そして、毒気の抜かれる【ほわほわ】としたコラジオの効果。これらが合わさることで、コラジオは冒険者達と友好的な関係を結んでいたのだ。

 そうして冒険者に憧れていた能天気な青年を装ってこれらの情報を事前に冒険者から聞いていたコラジオは、その話を信じて商品を用意することで大きな稼ぎを生み出したのである。

「というわけで、お疲れ様でした。この調子で売り上げが上がっていくといいですね!」

「うぐぐ……。はっ、上手くいくのもどうせ最初だけだろうさぁ。冒険者相手なんて、どうせいずれ問題が起きるものだよ」

 コラジオが満足そうに去る姿を副店長は忌々しそうに睨みつけた。来たばかりの雑用に今まで自分が成せていない売り上げの増加を成されたことだけでなく、それを下賤な冒険者によって成したことも許せなかったのだ。

 だが、その次の日からもコラジオは稼ぎを上げ続けた。裏手にやってくる冒険者が評判を聞きつけ日に日に増えたのだ。

 しかしそれにも増して副店長にとって苛立たしかったのは、店内にやってくる客も増えたことだった。コラジオが冒険者を通してベーネ商店の名を広めたのである。

「冒険者は依頼を受けて仕事をしますからね。あらゆる人達と接する機会があるわけです。それに加えて、依頼人達は冒険者に偏見もありません。ですから、宣伝にあっているんですね」

 そう言って笑ったコラジオの顔を副店長は忘れられなかった。突然現れて、短期間で功績を残していくコラジオが恐ろしくなったのだ。

 そこで初めて副店長はコラジオに騙されていたと気がついた。コラジオは能天気な馬鹿ではなく、【ギラギラ】と獲物を狙う獣であったのだと。

 そうしてコラジオが成績を上げ続ける中で、ベーネ商店に大きな転機が訪れた。サンジェ王国の宰相にして街に繰り出すのが趣味という好事家のジェーニオ公爵が、街で噂になっているベーネ商店に訪れるというのである。

 これは商人にとってまたとない大きな好機だった。宰相との繋がりが持てれば商人としての躍進は確約されたようなものである。しかし、このまま宰相が来たとして誰が評価されるのかは想像に難くない。

 だから、副店長はその前にコラジオに罠を仕掛けることにしたのだ。獣を失墜させる罠を。

「なるほど。君達なら確実に盗みができるというんだなぁ? その代わりに、宰相が来たときにはこの変な杯を売って欲しいと」

「そうだ。宰相様は目新しい物が好きだと聞いた。我々の生み出したこの杯も気に入ってくださるだろう」

「いいですねぇ。厄介者は追い出せて、売り物も手に入る。君達も自分達の作品を売れて、盗んだ物も丸儲けだぁ。いいでしょう、契約成立です」

 暗がりの路地で、ボロ布で顔まで覆った奇妙な集団と副店長が契約を交わした。コラジオを失墜させるために商品を盗んでくれる相手を探して貧民街を歩き回っていた副店長に声をかけてきたのがそのボロ布の集団だったのだ。

「任せておくといい」

 一斉に頷く集団から副店長は杯を受け取り、次の日が待ち遠しいと鼻歌を歌いながら家へと帰った。

***

「おや、いらっしゃーー。ちっ、冒険者か。冒険者なら裏に回ってくれませんかねぇ?」

「なっ! 君は人を見かけで判断するのか!」

 翌日。副店長が接客を行っている最中に、冒険者然とした姿の男がベーネ商店の店内へと入ってきた。コラジオを陥れる作戦が実行されるのを楽しみにしていた副店長は、冒険者の来訪に機嫌を悪くしながら店の出口を指し示す。その身振りに男は驚愕に目を見開いて、拳をわなわなと震わせた。

「噂になってるからと来てみれば……」

「おや! いらっしゃいませ! 戦闘用品をお求めでしたら、裏手にて販売しておりますのでいかがでしょうか!」

 激昂するのも間近という時に、元気な声が店の出入り口から響いた。商品の補充にと店に入ろうとしたコラジオが男に声をかけたのだ。

「ふむ、君は?」

「ベーネ商店にて、戦闘用品の販売を主にさせていただいておりますコラジオと申します。以後お見知りおきを」

「ほう」

 冒険者相手であろうと丁寧な態度を崩さずに、慣れた様子で自己紹介をするコラジオを見つめて、男は感心の声を漏らす。

「僕は、コーシ。では、裏手を見せていただこうかな」

「はい!」

 元気よく返事をしながら、コラジオはコーシが只者ではないことに気がついていた。コーシのコラジオを見る目があまりに鋭かったのだ。まるで値踏みをするようなその視線に、コラジオは少し背筋が寒くなった。

「こちらが商品となります。こちらの籠にある物は予め販売を約束してあるものですので売れませんが、欲しい物があれば後日指定した日に貴方の分も用意しましょう」

「なるほど。置いてある物も、冒険初心者には欠かせない物ばかり。需要は満たされているわけだね。それに、売り方も面白い」

 コーシは商品を見つめ、ぶつぶつと呟く。一見すると怪しい様子のコーシを見つめながら、コラジオは隣に立っていた用心棒のコンパに視線を移した。売り上げが上がるに連れてコラジオは防犯用にとコンパに用心棒の依頼を出すようになったのだ。

「ああ、大丈夫だぜコラジオさん。この方は既に冒険者を辞めてはいるが、悪い人じゃねぇ」

「おや、コンパ君ですか。お久しぶりです。貴方もここに買い物に? 貴方は初心者を卒業していた気もしますが」

「あ、あぁ。久しぶりです、コーシさん。実は、俺はコラジオさんに用心棒の依頼として雇われてまして」

 愛想笑いを浮かべて、コンパは何度もコーシに頭を下げる。その姿から、コーシはコンパよりも格上の冒険者であったことをコラジオは察した。

「用心棒とは……。まるで違法商会のようなやり方ですが、正規契約ならば悪くない。ふむ……」

 片目を閉じたコーシの視線がコラジオに再び突き刺さる。見定められているのだと、コラジオは理解した。

「いや、面白い。コラジオくんーー」

「ちょっと待った、お前ら何者だ」

 コーシが何かを言おうとした直後、コンパの鋭い言葉が放たれる。その相手はコーシではなく、裏手にやってきた冒険者然とした男達だった。

「何者って、俺達は冒険者だぜ。噂の店に買い物に来たんだが?」

 男達の一人が、困ったように笑って手を上げる。武器は持っていないと示すことで、喧嘩をする気はないのだと言外に伝えているのだ。

「なら、お前らの組合証を見せてみろ。まさか持ってないなんてことはないよな?」

「……あぁ。いいとも」

 コンパの言葉に男達は服の中に何かを探すような素振りで手を入れた。その瞬間、男の一人が短剣をコンパに向けて投げ放つ。

「ちっ、やっぱりか!」

 咄嗟に抜き放った剣で短剣を弾いたコンパは男達に向かって踏み出した。剣を男達に向かって掲げたコンパは、今にも殺さんばかりの圧を放つ。しかし、男達はそれに怯むことなくコンパに向かって駆けた。

「加勢する!」

 コーシが槍を抜き放ち、コンパを守るように男達に向けて突きを放つ。コンパも素早く目の前に剣を振り下ろした。だが、コンパの斬撃もコーシの突きも男達に当たることはなかった。

 男達はコンパに攻撃をするのではなく、横をすり抜けて商品籠に手を伸ばしていたのだ。

「なにっ!?」

 男達が商品を握ったと思った瞬間。男達は跡形もなく消えていた。

「な、にが……」

 これにはコーシも驚いた様子で呆然と誰もいなくなった路地を見つめる。その中で、コラジオだけが冷静だった。

「今の人達は、冒険者じゃないんですね?」

 コンパを見上げ、コラジオが問いかける。

「あ、あぁ。あんな奴ら見たこともない。あの身のこなし、今日冒険者になったばかりの初心者ってこともねぇだろう」

「ふむ……。潮時かな」

 コラジオは深く息を吐いて、損失額の計算を始めた。朝早いこともあり、盗まれたのは売る予定だった商品全て。補填をするためには、今までの給料のほとんどを出さなければ足りないだろう。

 学ぶべきことは学んだ。コラジオはベーネ商店を振り返り小さく微笑むと、服の中から一枚の金属札を取り出した。

「コーシ殿、これが何かわかりますか?」

「それは……。わかるとも、うちのものだからね。君がどうしてそれを?」

「知っていればと思いましたが、幸運ですね。ちょっとしたご縁です。この後、私はこの店を辞めることになると思いますが……」

「なるほど。好都合というわけか。いいだろう、そうなったらうちに来なさい」

「ありがとうございます。それでは」

 恭しい一礼をコーシに向けて、コラジオは覚悟を決めるとベーネ商店の中へと戻った。

 結果として、この騒動によりコラジオはベーネ商店をやめることになった。再三冒険者の危険性を説いていた副店長の助言も聞かずに商品を全て盗まれた罰として、副店長の権限でコラジオは店から追い出されたのである。

 実際に商品がなくなってしまっていることもあり、何かおかしいと思いながらもベーネはコラジオを止めることはできなかった。しかし、ベーネがコラジオの追放を認めたのにはもう一つ理由がある。

「もう、うちは満足したかねコラジオくん」

「えぇ、ベーネ店長。俺っちは、そろそろ次の段階に進もうかと思いましてね。チアーレ商会の方から働かないかと声をかけられたんですよ」

 見送る際に、コラジオが発した言葉と笑顔。ベーネ商店はコラジオにとって踏み台の役割を果たし終わったのだとベーネは悟ったのだ。そして、元々商人として後進の育成のためにベーネ商店を始めたベーネはコラジオの旅立つ姿を見つめて満足してしまった。

 その後ベーネ商店の権利を全てベーネは手放して、ベーネ商店は副店長に託されることになる。

 その後の副店長の華々しい成功は、宰相に奇妙な杯を買ってもらったところで終わってしまう。それで宰相との繋がりができたわけでもなく、以降は売り上げも地に落ちていた。

 そして後にコーシがチアーレ商会第六支部店の相談役を務めている商人であると知り、酷く後悔しながら副店長は人知れず寂しい商店を切り盛りする人生を送ったのだ。

 
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