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ルーチェ(1-2)
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黒髪の青年は優しそうな笑みを浮かべながら、明確にルーチェへと近寄っていた。見知らぬ相手に突然声をかけられたルーチェは、咄嗟に逃げるべきかと悩む。
けれどルーチェの魂とでも言うべき部分が、逃げる必要はないと囁いているような気がしてルーチェは立ち止まっていた。
「あ、あの。どちらさまでしょうか」
目の前まできてじぃっと見つめてくる青年に、おずおずとルーチェは問いかける。すると黒髪の青年はハッとしたように一歩下がると、恭しく一礼した。
「失礼しました。私は効果屋の店長、フェクトと申します。王族である貴女にとんだ無礼を」
美しい所作に一瞬目を奪われながら、ルーチェはフェクトの言葉に驚く。一般に対しての顔見せをしていないルーチェをフェクトは王族と呼んだのだ。まさか追手かと疑うが、それならば早々に捕まえてしまえばいいだけのこと。一体何者かと、ルーチェは一歩後ろに引いた。
「貴方は何故わたくしが王族であると?」
「それは……」
少しの間、考えるようにちらと斜め上を見上げてフェクトは黙る。そして小さく微笑むとフェクトは自らの目を指差した。
「私は効果という物が見えるのです。そして貴女はとても強い【キラキラ】とした目を惹く高貴さの効果を持っている。この様な効果を持つのは王族の方であると想像したに過ぎませんよ」
「それは、魔法ってことですか?」
「そのような物と思っていただいて構いません」
「それなら、まぁ。わかりました」
フェクトの言葉にルーチェはひとまず納得をして小さく頷いた。魔法は人や種族によって使える物が様々だ。どんなことができても魔法ではないと言い切ることはできなかった。
「わかっていただけたようでなによりです。ところで、貴女はこんな時間にぼろぼろでどうしたんでしょうか?」
フェクトが不思議そうに首を傾げた瞬間にルーチェは思い出す。今自分は逃げている最中であることを。
頼れる者は誰もいなかった。そんな最中に声をかけ王族だと見抜いてくれたフェクトに、ルーチェは希望を見出す。
「そうでした! わたくし、追われてるんです。フェクトさん、助けてくれませんか!」
「追われている?」
フェクトは周囲を見渡し、首を傾げた。
「追手はいない様に見えますが」
「今はまだ見つかっていないだけです。追手はわたくしを必要としているみたいで……。必ず追ってくるはずなんです」
生贄の血。それは現在においてルーチェのみが持つ特殊な血だ。それを仮面の者達が必要としている限り、ルーチェは追われ続けることになる。
「なるほど……。でしたら、ひとまず私の店に来るのはどうでしょうか?」
「匿ってくれるということですか?」
「はい。それに、貴女が逃げるのを手伝うこともできるかもしれません」
「是非お願いします!」
最早フェクト以外に頼る相手もいないルーチェは強く頷く。こうして、ルーチェは効果屋に向かうことになった。
※※※
「ここが貴方のお店?」
「はい、効果屋です。どうぞ中に」
複雑な裏路地を抜けた先、【ひっそり】とたたずむ店にルーチェは案内されて中に入る。置いてあるのは積まれた本と雑多に置かれた装飾品程度。後は机と椅子があるだけの空間。店と呼ぶにしては、商品となる物が少なかった。
けれど、ルーチェがそれを気にする様子はない。効果屋に向かう最中に、フェクトから効果屋の説明を受けていたからだ。
「その、それで効果を変えるだけで本当にわたくしだと判別するのが難しくなるのでしょうか」
「えぇ、なります。効果が変わるということは大きく印象が変わるということですから、少し見た目も変えれば完全に別人に思われることでしょう」
フェクトがルーチェに提案したのは、追手から身を隠すために効果を変えて変装をすることだった。
街から出るためには現状ルーチェの場合護衛を雇う以外に他に手段は無い。だが、それにしたって街から移動するとなれば準備は必要だ。その間ルーチェが無防備になることを思えば、変装をしていて損はなかった。
「だとして、どんな効果を貰うべきでしょうか?」
「貴女の印象と大きく外れた物が良いでしょう。それと……」
そこで一旦言葉を区切ったフェクトは悩むように沈黙する。真剣な面持ちのフェクトの視線がルーチェを射抜いた。それは見定める視線だ。そしてフェクトは小さく頷くと言葉を続けた。
「これは一つ提案なのですが、これから冒険者になるのはいかがですか?」
「冒険者に、わたくしが?」
冒険者と聞いて、ルーチェは冒険者組合での出来事を思い出す。荒々しい男達が行き交う空間に自分が入れるとは思えず、問いかける声が上擦った。
「そうです。貴女が冒険者になっていると思う方もいないでしょう。それに、貴女にはお金がない」
「それはそうですが……。お金ならば他の仕事でもいいのでは?」
「本来仕事はそう簡単に就けるものではありません。訓練を得て、雇ってもらって初めて仕事ができるのです。けれど、冒険者は違う。冒険者は登録さえすれば依頼を受けることができますからね」
冒険者制度とは、本来野盗に堕ちるような荒くれ者を国に繋ぎ止めるために生まれた制度である。そのため複雑な条件は無く、依頼を達成する実力さえあればその場で誰でも冒険者になることができるのだ。
「それに、いっそのこと貴女が街を出れるほどに強くなれば護衛も必要じゃなくなります」
「で、ですがわたくしは戦う力なんて……」
「そうでしょうか? 王族ならば剣術や魔法の訓練はしているのでは?」
「それは、たしかにしていますが。実戦なんて!」
戦いなどしたことも、ましてやしようとしたことすらもないルーチェはフェクトの案に容易に頷くことができなかった。
「安心してください。冒険者組合が作られてから、既に多くの時が流れています。初心者の方でも受けられる依頼も増えて、今では生きる方法に困る全ての人にとって冒険者は真っ当に働ける最後の職となっているのです。訓練をした貴女ならば、問題はありません。着実に実力をつけることもできるでしょう」
フェクトはにこりとした笑み消して、真剣な表情でルーチェを説得していた。冗談でないことはルーチェでも容易にわかる。ルーチェはしばらく頭を抱えて考えんだ後、小さく頷いて拳を握りしめた。
「そこまで言うのでしたら、そうなのかもしれませんね……。わかりました。わたくし、冒険者になってみようかと思います」
今は何も頼ることができないのだ。生きる術がそれしかないのならば、戦うことも躊躇わないとルーチェは決意を固めた。
「よろしいかと。でしたら、貴女の【キラキラ】を除いて【ピリピリ】とした雰囲気を付与しましょうか。それくらいの方が冒険者は馬鹿にされないものです」
「わたくしは詳しくないものですから、フェクトさんがそれで良いと思うのであればお願いします」
冒険者に詳しくないという自覚のあるルーチェは、効果の選択をフェクトの案に任せて頷いた。
「えぇ、そうしましょうか。では、何を渡して何を望むのか言ってもらってよろしいでしょうか?」
「はい。【キラキラ】を取っていただき、【ピリピリ】をもらいたいと思います」
「承りました。最後に一つ、お願いがあります。無事、貴女が逃げきったらで問題ありません。いつでも良いですから、顔を見せにきてください」
「それは、もちろんです」
強く頷くルーチェに向けてフェクトは指を鳴らした。その瞬間、自分の存在が書き換えられていく感覚にルーチェは包まれる。【ドクドク】と血が疼いて、ルーチェの身体が燃えるように熱くなった。
「うぅ……」
あまりの熱さに呻いたルーチェの意識が混濁する。
「安心してください。もう夜ですから、ゆっくり休むと良いでしょう」
フェクトの優しい声の響きを最後に聞いて、ルーチェは気を失った。
けれどルーチェの魂とでも言うべき部分が、逃げる必要はないと囁いているような気がしてルーチェは立ち止まっていた。
「あ、あの。どちらさまでしょうか」
目の前まできてじぃっと見つめてくる青年に、おずおずとルーチェは問いかける。すると黒髪の青年はハッとしたように一歩下がると、恭しく一礼した。
「失礼しました。私は効果屋の店長、フェクトと申します。王族である貴女にとんだ無礼を」
美しい所作に一瞬目を奪われながら、ルーチェはフェクトの言葉に驚く。一般に対しての顔見せをしていないルーチェをフェクトは王族と呼んだのだ。まさか追手かと疑うが、それならば早々に捕まえてしまえばいいだけのこと。一体何者かと、ルーチェは一歩後ろに引いた。
「貴方は何故わたくしが王族であると?」
「それは……」
少しの間、考えるようにちらと斜め上を見上げてフェクトは黙る。そして小さく微笑むとフェクトは自らの目を指差した。
「私は効果という物が見えるのです。そして貴女はとても強い【キラキラ】とした目を惹く高貴さの効果を持っている。この様な効果を持つのは王族の方であると想像したに過ぎませんよ」
「それは、魔法ってことですか?」
「そのような物と思っていただいて構いません」
「それなら、まぁ。わかりました」
フェクトの言葉にルーチェはひとまず納得をして小さく頷いた。魔法は人や種族によって使える物が様々だ。どんなことができても魔法ではないと言い切ることはできなかった。
「わかっていただけたようでなによりです。ところで、貴女はこんな時間にぼろぼろでどうしたんでしょうか?」
フェクトが不思議そうに首を傾げた瞬間にルーチェは思い出す。今自分は逃げている最中であることを。
頼れる者は誰もいなかった。そんな最中に声をかけ王族だと見抜いてくれたフェクトに、ルーチェは希望を見出す。
「そうでした! わたくし、追われてるんです。フェクトさん、助けてくれませんか!」
「追われている?」
フェクトは周囲を見渡し、首を傾げた。
「追手はいない様に見えますが」
「今はまだ見つかっていないだけです。追手はわたくしを必要としているみたいで……。必ず追ってくるはずなんです」
生贄の血。それは現在においてルーチェのみが持つ特殊な血だ。それを仮面の者達が必要としている限り、ルーチェは追われ続けることになる。
「なるほど……。でしたら、ひとまず私の店に来るのはどうでしょうか?」
「匿ってくれるということですか?」
「はい。それに、貴女が逃げるのを手伝うこともできるかもしれません」
「是非お願いします!」
最早フェクト以外に頼る相手もいないルーチェは強く頷く。こうして、ルーチェは効果屋に向かうことになった。
※※※
「ここが貴方のお店?」
「はい、効果屋です。どうぞ中に」
複雑な裏路地を抜けた先、【ひっそり】とたたずむ店にルーチェは案内されて中に入る。置いてあるのは積まれた本と雑多に置かれた装飾品程度。後は机と椅子があるだけの空間。店と呼ぶにしては、商品となる物が少なかった。
けれど、ルーチェがそれを気にする様子はない。効果屋に向かう最中に、フェクトから効果屋の説明を受けていたからだ。
「その、それで効果を変えるだけで本当にわたくしだと判別するのが難しくなるのでしょうか」
「えぇ、なります。効果が変わるということは大きく印象が変わるということですから、少し見た目も変えれば完全に別人に思われることでしょう」
フェクトがルーチェに提案したのは、追手から身を隠すために効果を変えて変装をすることだった。
街から出るためには現状ルーチェの場合護衛を雇う以外に他に手段は無い。だが、それにしたって街から移動するとなれば準備は必要だ。その間ルーチェが無防備になることを思えば、変装をしていて損はなかった。
「だとして、どんな効果を貰うべきでしょうか?」
「貴女の印象と大きく外れた物が良いでしょう。それと……」
そこで一旦言葉を区切ったフェクトは悩むように沈黙する。真剣な面持ちのフェクトの視線がルーチェを射抜いた。それは見定める視線だ。そしてフェクトは小さく頷くと言葉を続けた。
「これは一つ提案なのですが、これから冒険者になるのはいかがですか?」
「冒険者に、わたくしが?」
冒険者と聞いて、ルーチェは冒険者組合での出来事を思い出す。荒々しい男達が行き交う空間に自分が入れるとは思えず、問いかける声が上擦った。
「そうです。貴女が冒険者になっていると思う方もいないでしょう。それに、貴女にはお金がない」
「それはそうですが……。お金ならば他の仕事でもいいのでは?」
「本来仕事はそう簡単に就けるものではありません。訓練を得て、雇ってもらって初めて仕事ができるのです。けれど、冒険者は違う。冒険者は登録さえすれば依頼を受けることができますからね」
冒険者制度とは、本来野盗に堕ちるような荒くれ者を国に繋ぎ止めるために生まれた制度である。そのため複雑な条件は無く、依頼を達成する実力さえあればその場で誰でも冒険者になることができるのだ。
「それに、いっそのこと貴女が街を出れるほどに強くなれば護衛も必要じゃなくなります」
「で、ですがわたくしは戦う力なんて……」
「そうでしょうか? 王族ならば剣術や魔法の訓練はしているのでは?」
「それは、たしかにしていますが。実戦なんて!」
戦いなどしたことも、ましてやしようとしたことすらもないルーチェはフェクトの案に容易に頷くことができなかった。
「安心してください。冒険者組合が作られてから、既に多くの時が流れています。初心者の方でも受けられる依頼も増えて、今では生きる方法に困る全ての人にとって冒険者は真っ当に働ける最後の職となっているのです。訓練をした貴女ならば、問題はありません。着実に実力をつけることもできるでしょう」
フェクトはにこりとした笑み消して、真剣な表情でルーチェを説得していた。冗談でないことはルーチェでも容易にわかる。ルーチェはしばらく頭を抱えて考えんだ後、小さく頷いて拳を握りしめた。
「そこまで言うのでしたら、そうなのかもしれませんね……。わかりました。わたくし、冒険者になってみようかと思います」
今は何も頼ることができないのだ。生きる術がそれしかないのならば、戦うことも躊躇わないとルーチェは決意を固めた。
「よろしいかと。でしたら、貴女の【キラキラ】を除いて【ピリピリ】とした雰囲気を付与しましょうか。それくらいの方が冒険者は馬鹿にされないものです」
「わたくしは詳しくないものですから、フェクトさんがそれで良いと思うのであればお願いします」
冒険者に詳しくないという自覚のあるルーチェは、効果の選択をフェクトの案に任せて頷いた。
「えぇ、そうしましょうか。では、何を渡して何を望むのか言ってもらってよろしいでしょうか?」
「はい。【キラキラ】を取っていただき、【ピリピリ】をもらいたいと思います」
「承りました。最後に一つ、お願いがあります。無事、貴女が逃げきったらで問題ありません。いつでも良いですから、顔を見せにきてください」
「それは、もちろんです」
強く頷くルーチェに向けてフェクトは指を鳴らした。その瞬間、自分の存在が書き換えられていく感覚にルーチェは包まれる。【ドクドク】と血が疼いて、ルーチェの身体が燃えるように熱くなった。
「うぅ……」
あまりの熱さに呻いたルーチェの意識が混濁する。
「安心してください。もう夜ですから、ゆっくり休むと良いでしょう」
フェクトの優しい声の響きを最後に聞いて、ルーチェは気を失った。
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