ご主人様と性処理ペット

如月 永

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10.お友達の家へ遊びに

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   ◇◇◇◇

僕が御主人様の所に来てから10日。
御主人様はいつも優しくて、夜はエッチになって寝かせてくれないこともあるけど、お仕事に行っている間は寝ていられるから苦にならない。
性処理ペットって不安があったけど、ここの子になって本当に良かった。
御主人様の方が寝てないんじゃないかって心配になるけど、煩わしい性欲に悩まされなくなったからと言って毎日元気だ。
僕が御主人様の役に立てているなら嬉しい。
今日もお帰りなさいのチューと、最近教えてもらったお帰りなさいのフェラチオをした。
帰ってきてからの即ヌキフェラって御主人様が一日お仕事頑張って蒸れた匂いがして、興奮するんだ。
それに、お疲れさまって労ってあげたくなる。僕は御主人様が大好きだから、こうやって色々させてもらえてとても幸せです。
でもそんな時に邪魔が入った。
僕はそのままフェラを続けたが御主人様はかかってきた電話に出たのだ。
僕だけを見てくれなくてちょっと寂しいと思いながらご奉仕をする。
「なんだ、お前か。……ああ、元気だぞ」
御主人様は僕を見て微笑んだ。そして電話で話しながら僕の白い絹糸のような髪を梳くから、僕は気持ちよくなって目を細めた。
もっと撫でてほしかったけれど、御主人様の手がピタリと止まった。
「はぁ?純を連れて来いだって?」
僕の名前だ。僕の話をしているの?
興味が湧いて耳だけ御主人様に向ける。
「お前の所の犬と遊ばせる?……まぁ友達くらいは作ってやっても良いけれど……あぁ、考えておく。じゃあな」
御主人様は電話を切った。
犬って聞こえたけどあれかな?調教されたって子。お友達になれるのかなぁ?
そう思いながら僕は再び御主人様にフェラを再開した。
御主人様の足の間に顔を突っ込んで、口いっぱいに頬張ると喉の奥まで入って苦しい。
だけどこの苦しさが堪らない。
だって御主人様のモノを口に入れているだけで幸せなんだもん。
それは何でかって言ったら不思議なんだけど、実は大昔に性処理ペットとして造られた時の本能が今でも受け継がれて残っているんじゃないかと思うんだ。
御主人様の腰がビクッとしたと思ったら熱い液体が口の中に広がっていく。
それをこぼさないように飲み込んだ後、尿道に残った分まで吸い出してあげるとまたピクピク動くペニスが可愛いくて愛しく思えた。
さっきまでの疲れた顔と違ってスッキリした表情の御主人様を見ると僕も嬉しくなった。
「御主人様、この後はお風呂?ご飯?それとも僕?」
「そうだな……。風呂に入って純をつまみ食いしたら、ご飯かな」
そう言って御主人様に続いて僕も浴室に向かった。
御主人様の後ろ姿を見ながら、今日は何をしてもらえるのか楽しみだった。


風呂場では、激しいけど短時間で軽く一回だけセックスをしてから夕飯にした。
御主人様が連絡しているのか、夕方くらいになるとミハルさんていうお手伝いさんが持ってきてくれるんだ。最初に会った使用人の女性だよ。
この部屋に来るのはその人ばっかり。
食事は温めるだけで美味しく食べれるから盛りつけるだけで良いんだ。
そんな食事をしながら先程の電話の話になった。
「僕はお出掛けするんですか?」
「うーん、正直あいつには会わせたくないんだよな」
「僕は猫だけど犬とも仲良くなれますよ?」
「そっちじゃなくて飼い主のほうに会わせたくないんだ」
「どうしてですか?怖い人なんですか?」
調教をするような御主人様のお友達って言っていたから意地悪なのかな?
「そうじゃない。純が可愛いから独り占めしたいんだ」
「僕の御主人様は一人だけだから大丈夫ですよ!」
「そういう意味じゃないんだけど……」
「それに、御主人様のお友達なら僕も挨拶してみたいです」
僕の言葉を聞いて御主人様は困ったような笑顔を見せた。
御主人様は少し悩んだ後に口を開いた。
「あいつはともかく、お前が友達を欲しいなら連れて行ってやっても良いぞ。性処理ペットの先輩だしな」
「本当ですか!?」
僕は思わず立ち上がってしまった。
先輩でお友達。ワクワクする言葉だ。
僕のお友達欲しい!
御主人様は僕の反応の良さに驚いた顔をしていたが、すぐに優しい笑顔を浮かべてくれた。
「じゃあ次の休みに行くと連絡しておく」
御主人様の次のお休みは……明後日!
早く明後日にならないかなぁ。

   ◇◇◇◇

僕は前日からそわそわしていて、一番お気に入りの服でおめかしをしてから出掛けた。
もちろん御主人様からもらった大好きな首輪も付けているよ。
これをしないで外に出ると野良猫と一緒だからね。
瞳を爛々とさせている僕を御主人様は優しく見守っていた。
余所のお家は初めてだ。御主人様の本宅にもまだ連れてってもらってない。
御主人様のマンションみたいな大きな建物の一室に辿り着くと、御主人様よりは若く見える男性が出迎えてくれた。ぱっと見は20代後半かなと思った。
「おー、来たな。そっちが噂の猫ちゃんか」
「御主人様、僕の噂してたの?」
「何この純粋培養な子!ウケる。まさにドストライクな子見つけましたねぇ」
「うるさい。……純、こいつが俺の友人で、御子神みこがみと言う」
「みこがみさん、初めまして。僕は御主人様のペットの純です」
僕は丁寧に挨拶するとペコリと頭を下げた。
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