スキルを模倣して最強無敵!異世界勇者?魔王?どっからでもかかってこいやぁ!

オギコン

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2章 王都への旅立ち

新しいスキル

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残り4匹を無事に討伐するとこができ、ギルドに戻ってきた。

バーントに討伐部位を提示して報酬を受け取る。カーロッタでもそうだったけど、やっぱりはじめての討伐依頼の報酬は感動するな。

カーロッタでも依頼達成についてはギルドカードでわかるらしく、もう数回Dランク依頼を達成できたらDランクの昇格試験を受けれるそうだ。

Dランクの昇格試験は模擬戦らしいので問題ないと思うけど、できれば身体能力系のスキルをもう一つは模倣しときたい。

依頼達成の翌日は個人の時間とするため、今日は冒険者活動はお休みにしている。
しかし模倣したいスキルを探すためマルコイはギルドに足を運んでいた。

あまり高ランクの冒険者に【鑑定】をかけるとバレそうなので、DランクEランクの依頼を見ている冒険者にターゲットを絞る。

(あまりいいスキルがないな。)

簡単に片っ端からスキルを模倣できたらいいが、模倣までのプロセスがややこしく何度も繰り返していると怪しまれるかもしれない。
怪しまれたところで問題はないと思いはするが、自分のスキルを模倣されると聞くとあまりいい気はしないと思う。

そんな理由もあって不自然のないような振る舞いでじっくりと観察する。

すると1人いいスキルを持っている冒険者を発見した。

オーウット
スキル【俊足Lv.2】

マルコイより年上の20歳前後の茶髪をツンツンさせた青年でDランクの依頼を探している。
それを見てアキーエたちと連日話し合いを行い、出した作戦を決行する!

オーウットは今日はもう夕方に近いので、依頼自体は明日にして依頼内容の確認をしにきたのだろう。
ある程度見終わったようで、ギルドから出ようとするところに声をかける。

「ちょっとすいません。」

「ん?なんだお前。何か用か?」

「いえ、俺王都の冒険者に登録したばっかりで、王都で活動している冒険者の方に話を聞きたいと思ってて。ギルドの中を見てたら、お兄さんが1番強そうな感じだったんで。」

「そ、そうか?別に構わないが、今日はこんな時間だからあまり時間はとれないぞ。」

「そこをなんとか。お酒とか奢らさせてもらうんで、よかったらご飯でも食べながらお話聞かせてもらえませんか?」

必殺!お酒に酔わせて気分を良くさせてから、口を軽くしよう大作戦!

そうしてオーウットの行きつけの店に行く事にした。

オーウットにはエールで、俺は酔うとマズいので果実水をもらう。

「お兄さんはいつから冒険者をしてるんですか?」

「俺の名前はオーウットってんだ。それで冒険者は2年くらいかな。」

「じゃあ討伐依頼なんか決行こなしてるんですか?」

「そうだな‥‥」

最初はしばらく当たり障りのない話をして様子を伺う。そしてエールの本数が増えてきたところで本題に移る。

「へえ~、フォレストウルフに追われても逃げ切ったんですか?じゃあオーウットさんはスピードがあるんですね?なにかそれ系のスキルを持ってるんですか?」

「そうだ。俺のスキルは【俊足】ってスキルでスピードが上がるんだ。」

そう言ってスキルカードを見せてもらった。

オーウット
冒険者ランクD
スキル【俊足Lv.2】

「お~、凄いですね。俊足なんて冒険者にもってこいじゃないですか?使う前と使った後ってどう違うんですか?」

「待ってろ。」

そう言ってオーウットは席を立つ。
酔ってはいるが、足どりはそれほどふらついてない。
テーブルから店の端まで歩いて戻ってくる。

「今のが普通に歩いているが、次はスキルを使うぞ。」

次に歩き出すと先程の1.5倍くらいの速さになる。

「店の中だから歩いてみたが、わかりづらいな。全力で走るとだいたいスキルを使用してない時の2倍くらいは出るぞ。」

「なるほど。」

よし。これで後はスキル名を言ってもらうだけだな。

「以前ガッツオさんって方に【腕力】を見せてもらいましたが、俺的にはオーウットさんのスキルの方が羨ましいですね。」

「だろう?俺の【俊足】はレベルが上がればもっと速くなるからな。レベルを上げてもっと高ランクを目指すつもりだぜ。」

(ピコーンッ)

『模倣スキルを発現しました。スキル【俊足】を模倣しました』

『スキル【俊足】を確認しました。統合条件を達成しました。模倣スキル【剣士】【盾士】【腕力】【俊足】を統合します。スキル【】に統合しました』

ま、まずい顔がニヤけてしまう。
Dランク試験対策でスピードを上げようと思って【俊足】を模倣したが、まさか統合までできるなんて思ってなかった。

オーウットのお酒の量は増え続けていたが、マルコイは上機嫌で遅くまでオーウットの話に付き合った。


マルコイ
冒険者ランクE
スキル【模倣Lv.2】【鑑定Lv.1】【剣闘士Lv.1】
模倣スキル【属性魔法:火】


翌朝マルコイはアキーエたちとギルドに向かう。

「それじゃ、スキルを模倣できた上に統合で新しくスキルを覚えたの!」

「ふぇ~、すごいですマルコイさん。」

「俺も統合までできると思ってなかったけど、ラッキーだった。でも模倣スキルのレベルは上がらなかったから条件は変わらなかったよ。もっとスキルを模倣しないと。」

「ところで【剣闘士】ってどんなスキルなの?」

「多分予想だけど、【剣士】と【盾士】を統合したから【剣士】がベースにはなるんだろうけど【盾士】のスキル恩恵をある程度使えると思うんだ。ただ試してみないわからない。とりあえず盾を見繕って討伐依頼で検証してみたいと思ってる。」

そのまま3人は盾を購入し、ギルドで討伐依頼を受けて王都の外へ出ることにした。
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