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獣人国へ
ドラゴン討伐②
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ドラゴンの住み着いた山中まで進んでいるが、マルコイ達は途中のモンスターの多さに辟易していた。
ドラゴンから住んでいた場所を追い出されたのか、普段は山や森にいるようなボア系やベア系のモンスターが多数出てくる。
マルコイ達は危なげなくモンスターを倒す事ができているが、Cランクパーティの1つとDランクパーティが苦戦する事が多くなってきており、そのフォローをする事が回数的に増えてきていた。
「アキーエ、こっちのボアを頼む。ミミウはフォローしてくれ。俺はあっちのボアを間引いてくる。」
すぐに苦戦しているパーティのもとに動きボアを2匹倒す。
苦戦していたDランクパーティは個数の減ったボアをなんとか倒す。
Cランクパーティは3名と4名パーティの2つでDランクパーティが4名。それに俺たち3名の14名でモンスターを排除しているのに間に合っていない。
しかしもう少しでドラゴンの縄張りに入りそうなので、モンスターも少なくなってくるだろう。
戦いの間に確認したスキルは
常時発現スキルが4名。剣士2、弓士1、狩士1
魔法系のスキルが3名。属性魔法の火と水2
後は身体能力系と思われるが正確にはわからない。しかし追い詰められているから、スキルは使用しているようだ。
1人は斧を持っていたので斧士かと思ったが、力で振り回しているだけのようだったからおそらく腕力系のスキルだろう。
ものすっごくメモとかしたいんだけど、今そんな事したら白い目で見られそうだ。
かなり苦戦してきたので、もう少しモンスターとの戦いが続くようならBランクがでてるかかな。
スキル使用している姿を穴が開くまで見てやる。
山中まで進んでいくと、やはりモンスターと出会う確率が少なくなってきた。
そろそろドラゴンのもとに到着しそうだな。
「そろそろ着くんじゃない?」
アキーエがそばに寄ってきた。
「そうだな。俺たちの出番はそろそろ終わりみたいだな。あとはサポートに徹することになるみたいだし。しっかりと見させてもらうよ。」
「ドラゴン退治に苦戦するようならどうするの?」
「いや、高ランクパーティが苦戦するようなら逃げるしかないでしょ?」
「でも逃げて高ランクパーティが全滅したらスキル模倣できないでしょ?」
「あっ!」
「その時は高ランクパーティと協力して逃げようかね‥」
「そうなるわね‥」
「多分大丈夫だろ。でも‥もしもの時は‥アキーエはミミウ連れて逃げろよ。俺が絶対守るから。」
「いてっ」
アキーエのパンチがお腹に入った。
でもいつもに比べて痛くない。
「ばか。」
アキーエが少し恥ずかしそうにそう呟く‥
「うん。遠慮なく俺の胸に飛び込んできていいぞ。」
そう言って手をワキワキしていたら痛いパンチが飛んできた‥
アキーエと会話しているとバラックスが声を上げる。
「そろそろドラゴンが発見された地点に到着する。ドラゴン討伐パーティも戦闘準備をしてくれ!」
ドラゴンから住んでいた場所を追い出されたのか、普段は山や森にいるようなボア系やベア系のモンスターが多数出てくる。
マルコイ達は危なげなくモンスターを倒す事ができているが、Cランクパーティの1つとDランクパーティが苦戦する事が多くなってきており、そのフォローをする事が回数的に増えてきていた。
「アキーエ、こっちのボアを頼む。ミミウはフォローしてくれ。俺はあっちのボアを間引いてくる。」
すぐに苦戦しているパーティのもとに動きボアを2匹倒す。
苦戦していたDランクパーティは個数の減ったボアをなんとか倒す。
Cランクパーティは3名と4名パーティの2つでDランクパーティが4名。それに俺たち3名の14名でモンスターを排除しているのに間に合っていない。
しかしもう少しでドラゴンの縄張りに入りそうなので、モンスターも少なくなってくるだろう。
戦いの間に確認したスキルは
常時発現スキルが4名。剣士2、弓士1、狩士1
魔法系のスキルが3名。属性魔法の火と水2
後は身体能力系と思われるが正確にはわからない。しかし追い詰められているから、スキルは使用しているようだ。
1人は斧を持っていたので斧士かと思ったが、力で振り回しているだけのようだったからおそらく腕力系のスキルだろう。
ものすっごくメモとかしたいんだけど、今そんな事したら白い目で見られそうだ。
かなり苦戦してきたので、もう少しモンスターとの戦いが続くようならBランクがでてるかかな。
スキル使用している姿を穴が開くまで見てやる。
山中まで進んでいくと、やはりモンスターと出会う確率が少なくなってきた。
そろそろドラゴンのもとに到着しそうだな。
「そろそろ着くんじゃない?」
アキーエがそばに寄ってきた。
「そうだな。俺たちの出番はそろそろ終わりみたいだな。あとはサポートに徹することになるみたいだし。しっかりと見させてもらうよ。」
「ドラゴン退治に苦戦するようならどうするの?」
「いや、高ランクパーティが苦戦するようなら逃げるしかないでしょ?」
「でも逃げて高ランクパーティが全滅したらスキル模倣できないでしょ?」
「あっ!」
「その時は高ランクパーティと協力して逃げようかね‥」
「そうなるわね‥」
「多分大丈夫だろ。でも‥もしもの時は‥アキーエはミミウ連れて逃げろよ。俺が絶対守るから。」
「いてっ」
アキーエのパンチがお腹に入った。
でもいつもに比べて痛くない。
「ばか。」
アキーエが少し恥ずかしそうにそう呟く‥
「うん。遠慮なく俺の胸に飛び込んできていいぞ。」
そう言って手をワキワキしていたら痛いパンチが飛んできた‥
アキーエと会話しているとバラックスが声を上げる。
「そろそろドラゴンが発見された地点に到着する。ドラゴン討伐パーティも戦闘準備をしてくれ!」
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