スキルを模倣して最強無敵!異世界勇者?魔王?どっからでもかかってこいやぁ!

オギコン

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対『カッカス』

対『カッカス』①

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鎌首をもたげてこちらを見ているのは2匹。
そして首がそこまで長くないのが1匹だな。
獣人国で倒したドラゴンよりもサイズがかなり大きい。

それにどうやらすべて火竜ではないようだな。
首が短いのは地竜か?

白い竜がいるが氷竜だろうか‥?

そしてもう1匹は首が3本あるな。
多頭竜と呼ばれるドラゴンのようだ。

「竜王ほどではないにしろ、かなり強力なモンスターだ!お前達でも手に余るだろうな。今のうちに命乞いでもするか?命乞いしても許さんがな!」

確かにでかい隠し球をしてたようだ。
やはり魔族はモンスターを操れるようだな。
魔族の特性なのだろうか?

サントバルが魔族に連なるものだということは間違いない。

襲撃者が魔族だった事を考えればそれ以外にはないだろう。

「ふはっ!言葉も出ないか?そうだろうな。わざわざお前達のために用意したんだ!絶望しながら死ぬがいい!」

「うるさいな。考え事もできやしない。それで?隠し球は以上か?」
「なっ!」

「サントバル。お前ら魔族はモンスターを従える事ができるのか?」

「ふふふ。恐怖で感覚が麻痺したか?正確に言うと少し違うな。魔族の全員がモンスターを操れるわけではない。スキル【マニピュレイト】を持つものが操る事ができる。俺はそれを頂いたのだ!」

頂いた‥

「頂いたってのは『あのお方』からか?その人はスキルを分け与える事ができるのか?」

「そうだ。偉大なるお方でな。功績をあげた俺に2つものスキルをくださった。」

「そのお方に俺の死体を持っていくとどうなるんだ?」

「さあな。そんな事は知らん。しかし強力なスキルを持っているやつを連れて行くと大変喜んでいただける。だからな‥お前が必要なんだ。死体でもかまわないのだ。お前の死体は俺の為に役に立つ。だから俺のために死ぬがいい。」

「随分と親切に教えてくれるじゃないか。」

「ふはっ!それはお前が殺される過程を聞きたがるからだよ。なぜドラゴンに殺されるのか?どうやって連れてきたのか?全部親切に教えてやったぞ。今までの事も水に流してやろう。お前とその仲間の死体と交換でな。」

ありがたい事だ。
知りたい事をかなり教えてくれたな。

「ダンバル。お前らは『アウローラ』を数で潰せ。地竜よ!コイツらを蹴散らせ!」

サントバルがそう声を上げると地竜が唸りながらこちらに向かってきた。


「ミミウ!」

「はいですぅ!ノームさん力を貸してください!『召喚重装:ノーム』!」

俺と俺の仲間の死体と交換に‥
だと?

キリーエを狙っただけじゃなく、お前は俺の大事な仲間まで傷つけようって訳だな。



唸り声を上げて向かってきた地竜はミミウの構えた盾と衝突した。

ミミウは地竜の力を下方向に流す。
すると地竜はその場に蹲るように態勢を崩す。

「なっ!なぜ吹き飛ばない?小娘がっ!」

ばかめ。
そんな攻撃でミミウが飛ばされるはずがないだろう。

ミミウは誰よりも力の受け流しがうまい。

真っ直ぐ受け止めたらミミウのサイズなら吹っ飛ばされるだろう。
だからミミウは盾士としての能力を高めるために力の受け流しを訓練した。
どんな巨大な攻撃でも受け止めるために。

多分ガルヘアに負けた時からだと思う。

ミミウは自分に必要な物を手に入れるために血の滲むような特訓を積んできた。

だってミミウはお店でご飯を食べている時にあまりにも食べるから俺が『スクレイプ』でご飯を動かそうとしたら空間の揺らぎさえ気づいてご飯が動くのを防いだからな。
ミミウは時空の流れすら読めるのだ。


そんなミミウに対していくら地竜とはいえ、ただ真っ直ぐに突っ込んできたらそうなるに決まっている。

それにほら。
地竜のすぐそばには爆殺女神が駆けてきてるぞ。

「ボウミングナックル!」

地竜の腹にアキーエの拳が突き刺さる。

ふっふっふ。

思い知れ!
撲殺拳の炸裂だ!
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