スキルを模倣して最強無敵!異世界勇者?魔王?どっからでもかかってこいやぁ!

オギコン

文字の大きさ
531 / 953
勇者の救出

神聖国への襲撃⑤

しおりを挟む
「い、いや!ち、ちがうぞ!わ、我は王ではない。そうだ!我は枢機卿と言う王の次に偉い者だ。だからお主に進言させてもらったのだ!」

ほう。
まだそんな事を言うのか‥

「貴様っ!これ以上我を愚弄するつもりか!良かろう、その頭喰い千切ってくれるわっ!」

「ち、違う!す、すまなかった!ドラゴンのお主にはわからぬかもしれんが、我はこの国の代表だ!ここで我が命を落とせば、この国とこの国の信者の未来が消えてしまうのだ!」

いや、お前がいなくなった方が明るい未来が来ると思うぞ。

「ほう。この国の信者とな‥お主は神の代行者であるのか?」

「そ、そうだ!我は女神ウルスエート様の代行者としてこの国を治めている。だから我に手を出す事は女神ウルスエート様に弓引くと同じ事になるのだ!」

「ふむ‥しかしお主からは一切女神ウルスエートの匂いや加護が見えんぞ。お主の側には女神ウルスエートはおらん。もしやそれも偽りか?」

「なっ!そんな事はない!我は女神ウルスエート様の敬虔な信者だ!だからこそ女神ウルスエート様の代わりにこの国を治めているのだ!」

「なるほどな。ではお前は女神の神託を受けたと言う事か?それとも神託も受けずに女神の代行者を語っているのか?笑わせるなっ!それだけで貴様の存在は万死に値する!」

「ヒ、ヒィッ!」

俺が聖王の間近で唸り声んを上げると、聖王は腰を抜かしたのかその場に座り込み小さな悲鳴を上げる。

「ドラゴン殿。申し訳ない。怒りを収めてはもらえないだろうか‥」

そこに数人の騎士を連れた男がやってきた。

待ち人来るってところか。

グルンデルは朽ちた教会で会った時と違い、教会のお偉いさんが着るような正装で現れた。

「ふむ。お主は何者だ?」

「私はグルンデルと申します。この国で枢機卿として女神ウルスエート様を崇めさせていただいています。」

「おお!グルンデル!あ、あのドラゴンの怒りを沈めてくれ!」

聖王はグルンデルが現れた事で、責任を押し付けられると思ったのか、擦り寄っている。

あ、聖王がいた場所に水溜りができてる。

「ほう。お主は女神ウルスエートの信者なのか?その割には違う神の匂いがするぞ。女神ウルスエートよりも、その神の匂いの方が強い。お前は女神ではなく、違う神を崇めているのではないか?」

「そこまでわかられますか‥確かに私は女神ウルスエート様を敬っておりますが、今は違う神を崇めております。」

「そうであろう。随分と若い神だが、良い神のようだな。お主を加護を見ればわかる。神の名は何という。」

「はい。私が奉っております神はタルタル神様でございます。」

「なるほどの。タルタル神か‥彼の神は我も神託を受けさせていただいた事がある。」

「おお!そうでありますか!私はまだ神託を受けさせていただいておりませぬが、タルタル神様への信仰心は誰よりも強いつもりでおります。」

やめて。
神託って言っても自分の事だから。
俺が思う中で、この方法が1番いいと思ったんだけど、間違ってるような気がしてならない‥
後で大変な事になったりしないよね‥?

「グルンデル貴様!神聖国を裏切るつもりか!この邪教徒め!」

「聖王アロイジウスよ。私は神聖国を裏切るつもりはありません。女神ウルスエート様も敬っておりますゆえ。私が弓引くのはあなた、聖王アロイジウスに対してです。他の神を奉る事を禁じ、女神の代行者である立場をいい事に、国を我が物としてきた。貴方が聖王となってから、行方不明になった信者が数えきれない程いる。貴方はこのまま聖王を続けるべきではない。」

「な、な、なな、何を言うかっ!我こそがウルスート神聖国の聖王アロイジウスぞ!ふ、不敬だ!き、騎士団よ!この邪教徒を今すぐ討ち取れい!」

聖王の号令により騎士団がグルンデルを取り囲もうとする。

「動くなっ!」

俺は魔力を練らずそのまま声と共に放つ。

「我の目から見てもどちらが正しいかわかるがな。ただお前らがその仮初の王を担ごうと言うのであれば、お前らの相手は我がしようぞ。」
しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~

津ヶ谷
ファンタジー
 綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。 ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。  目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。 その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。  その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。  そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。  これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。

【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~

石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。 ありがとうございます 主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。 転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。 ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。 『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。 ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする 「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

処理中です...