スキルを模倣して最強無敵!異世界勇者?魔王?どっからでもかかってこいやぁ!

オギコン

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愛別離苦

プリカへ

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「イザベラさん、マルコイが不在してるから、わたしとミミウで来たわ‥ってマルコイ?。」

応接室にアキーエとミミウがやってきた。

「ちょうどギルドに来てて、イザベラさんに呼ばれたんだ。俺は話を聞いたけど、アキーエとミミウも聞いてくれ。イザベラさん、面倒だと思うけど、もう一度アキーエたちにも同じ話をしてもらっていいか?」

俺から話すと、俺の主観が入ってしまう。
それだとアキーエたちは俺についてくると言うだろう。
この件は冒険者の範囲を越えている。
俺の気持ちだけでみんなを危険に巻き込むわけにはいかない。

「別に構わないわよ。マルコイちゃん‥う~んやっぱりいい男よね。」

俺は呪いを躱せるように身構える。

「もうマルコイちゃんったら!そんな避けようとしなくていいじゃない!そんなに何回もしないわよ‥と見せかけて、ぶちゅー!」

くっ!
今度は身体を逸らしても避けられない場所に飛んできている!

俺はその場で跳躍し、天井を拳で突き破りそのまま天井にぶら下がる。

危なかった。
喰らってしまったら生命のほとんどを吸われる程の呪いだったな‥

「マルコイ‥真面目な話なんでしょ‥」

「ああ。しっかりと聞いて判断してくれ。」

俺は真面目な顔で天井から返事をした。





「‥‥‥‥と言うわけよ。」

「わかったわ!それでわたしたち冒険者にプリカ奪還の依頼が出たわけね!」

おう。
発想が俺と一緒だな。
さすがアキーエ。

「そうじゃないの。冒険者ギルドは国の事情については手出ししないのよ。だから依頼は出せないの。」

「‥‥‥!だったら何故わたしたちを呼んだの!マルコイもそれでいいの?あの王様が‥あんなにいい人が困ってるのよ!」

はは。
聞くまでもなかったか。

「もう似たもの同士ね‥あなた達早くくっついたら?」

「なっ!そ、それは‥わたしも別に‥いや、そうじゃなくてマルコイはどうなの?」

「俺はアキーエと‥」

「いや、その事じゃないんだけど‥でもその事も聞きたいって言うか‥」

「もう!私が言っておきながらあれだけど、今はそうじゃなくて、プリカの事でしょ!プリカの冒険者ギルドと連絡が取れなくなったから、高ランク冒険者に確認しに行って欲しいって話なの!」

「え!?それって‥」

「そうだアキーエ。俺たちでプリカに行って王様を助け出すって事だ。」

俺は地面に降り立ち、アキーエにそう告げる。

「もう。私はそんな事言ってないわよ。あくまで確認してほしいって言っただけ。その途中で何かあっても知らないけどね。」

「もう!イザベラさんってば‥‥ありがとう。」

「よし。そうと決まれば家に戻るぞ。イザベラさん。準備が整ったらすぐにプリカに出発するから、依頼の手続きは頼んだよ。」

「わかったわ。」

「ミミウもそれでいいか?」

ミミウにとっても大事な場所のはずだ。
本人は知らないかもしれないけどな。

「みんなが行く場所がミミウのいる場所ですぅ。特にマルコイさんの側にいるですぅ!」

それは俺の料理が目的ですか‥?



「それじゃあ行ってらっしゃい。」

「ああ。」

俺たちはイザベラさんに別れを告げて家に戻ることにした。




「ほなら急いで準備せなあかんね!」

キリーエもプリカに行く事に反対はないようだ。

リルとアレカンドロも頷いている。

「正人たちはどうする?」

俺は黙って聞いていた正人たちに声をかける。

「俺は‥」

「正人待って。」

あやめが正人を制する。

「マルコイさん。あたし達が行っても力になれないと思うわ。あたし達はモンスターや魔族相手に覚悟は決めたけど‥」

そうだな‥
今回の相手はモンスターや魔族ではない。
ドワーフや人だ。
正人たちにとっては倒すべき相手じゃない人たちと戦う可能性があるのだ。

「わかった。無理するな。」

今回は俺たちの事情だ。
正人たちを巻き込む必要はない。

「それじゃあ留守番は頼むぞ。」

「わかったわ。」

俺たち7人は準備を整えてプリカに出立した。






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