スキルを模倣して最強無敵!異世界勇者?魔王?どっからでもかかってこいやぁ!

オギコン

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戦いの準備

我が家へ

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「何がだ?ワシが治めている国だ。そのワシがどこにいようと構うまい。ガハハハ。」

相変わらずのおっさんだな。

まあ好感は持てるが、そう思う人ばかりではないと思うんだけど‥

俺と獣王様が話をしていると、猛スピードで1台の馬車が突っ込んできた。

そのまま横を通り過ぎると思ったら、馬車から何かが飛び出して来た。

それは空中で回転して優雅に着地する。

動作は優雅だが、額の血管がピクピクしてる。

「王よ。一国を治める者が護衛もつけずに1人で動き回るのはどうかと思いますぞ‥」

そう言いながら獣人国の宰相であるエッケンさんは獣王様に詰め寄った。

さすが獣人国の宰相だなぁ。

スッとした立ち振る舞いで、戦闘なんか無縁の人みたいだけど、あのスピードの馬車から飛び降りるなんて普通は無理だよな。

多分イェルンさんだったら骨の一本や二本折ってるだろ。
今度やらせてみようかな‥

「そうは言うがな。マルコイが帰ってきたんだぞ。どうせいろんな事やらかしてるんだから、早く聞きたいではないか。」

「だから、それはわかりますが、王は城で待つのが普通じゃないですか?マルコイが戻って来たのは喜ばしい事です。だから私が出迎えに来て、王の下にお連れするのが普通でしょうが!」

いや、宰相さんに来られても困るんですけど‥

「お前、そんな事言って先にマルコイに会ってから話を聞こうと思ってるんだろ!ずるいぞ!どうせマルコイの事だからこっちが頭が痛くなるような問題をたくさん持ってくるはずだろうが!そんな面白い話をお前は直接聞いた後にワシには柔らかく話すだろう!そんな事させてたまるか!」

「そんなの当たり前でしょうが!あんたが直接聞いたら、どうせまた突拍子もない解決案を出したりするに決まってる!そんなのに振り回されてたまるか!」

「ぐぬぬぬぬ‥」

あれ?
王様って1番偉い人じゃなかったっけ?
話し方が王様と宰相じゃなくなってるんですけど‥

それにどうせ頭の痛くなる話とか失礼だな。
多分間違ってないけど‥

でも今回はそこまで酷くないと思うんだよな。

モンスターや魔族と戦ったのは報告しただろ。
バラックスさんがだけど‥

プリカに蜻蛉返りに近かったから俺が獣王に報告したわけじゃないけど‥

多分魔王と戦った事も言わないといけないよな‥

あとは王位簒奪した他国の将軍をぶっ飛ばしたけど、実はその裏に魔族が絡んでたとか?

こうなってくるとアキーエの城壁ぶっ壊したとか小さな事に思えてくるよな‥

でも一番最初に報告するけど‥

う~ん‥
それでも勇者を連れて帰って来たり、神聖国を一回ぶっ潰した事よりもマシな気がするけど‥

やっぱ無理かな‥

「‥‥という事で、マルコイも疲れているだろうから、明日登城してくれぬか。」

へあ?
やばい、まったく聞いてなかった。
途中から内輪揉めし始めたから‥

「マルコイの話だ。ここでできるものではあるまい。それなのに全くうちの王ときたら‥」

「ぐぬぬぬ‥明日まで我慢する事で話は落ち着いたではないか!わざわざ話をぶり返すでないわ。」

う~む。
ほっとくと取っ組み合いの喧嘩でもしそうだな。

それはそれで面白いかもしれないけど、ミミウは寝てるし他のみんなも疲れてそうだしな。

「わかりました。明日登城します。自分1人でいいですか?」

「別に構わないが、他に誰か連れて来てもらったほうが助かる。マルコイ1人の話だと理解できぬ事が多くあるゆえ、内容の確認ができるとよいからな。」

ふんふん。
俺の話で理解できない事があるってのが引っかかるが、まあいいとしよう。

「それでは自分とアキーエで登城します。お昼からでいいですか?」

「別に何時でもよいぞ!お主が来たら他の事は全てエッケンに任せるからの。」

「だから‥なんであんたは‥」

「わかりました!ご迷惑でなければ、明日の昼ぴったりに伺います。」

「うむ。それであれば、何かあれば時間をずらしておこう。すまぬな、マルコイ。」

ふぅ。
エッケンさんも苦労が絶えないな‥

「マルコイ‥王もお主の事以外ではここまでないのだぞ。」

はっ!
エッケンさんに心を読まれた!

「マルコイ‥顔に出てるわよ。」

あ、そうですかアキーエさん。

「それでは明日待っておるぞ。」

獣王様はそう言うと、エッケンさんに連れられて馬車で城に戻って行った。

あ、相変わらず嵐のような人だったな‥



とりあえず獣王様への報告は明日になったから、久しぶりの我が家に帰るとするか。

馬車を降りて、徒歩で家に向かう。

見慣れた風景に帰って来たと実感するな。

しばらく歩き、自分たちの家に到着する。

「ただいま。」

「およ?その声はマルコイさん?お疲れーっす!」

家の中に入ると、頭からバケツを被った正人らしき人物に声をかけられた。

は?
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