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戦いの準備
獣人国への帰り道
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俺だけ先に『転移』で帰っても良かったのだが、そうするとラケッツさんが逃げ出す危険があったので、3人で海路と陸路を使い帰る事にした。
船で帰る時にモンスターが出てくれたら、ラケッツさんの魔道具を試す事ができたのだが、今回は現れなかった。
船員の人に聞いたが、大型のモンスターが出る事など稀でそんなにしょっちゅうモンスターが出てたら自分たちは商売上がったりだと言っていた。
何度乗ってもモンスターが出ていたのは、やはりミミウさんが乗ってたからだろうか‥
食欲恐るべし‥
あれも精霊使って呼び込んだりしてないよね‥?
それと船の船首像に気になる物を発見した。
触れたらいけない物だという事はわかる。
しかし聞かなければいけない事もわかっている。
俺は近くにいる船員の人に話しかける。
「すみません、あの船首像は何か意味があるんですか?」
「ああ、あれね。なんでもロンギル共和国で新しい国教になった神様の像らしいよ。割と最近崇められた神様らしいけど、あっという間にロンギルの国教になったらしい。俺たちはアースンから来ている船なんだけど、アースンでも大きな神殿ができたしエルフェノス王国でも国教になるんじゃないかな?神様の名前はタル‥」
「もう大丈夫です。」
「お、おう。そうか。」
俺は話をしてくれた船員さんに礼を言ってその場を離れる。
待て待て待て待て。
なんだよそれ!
ロンギル共和国の国教になってるじゃないか!
もう少し頑張れよロンギル共和国!
そして女神ウルスエート!
ロンギル共和国で国教になったという事は、彼女の1番の目標であった、『ロンギル共和国の国教になる』という目的を果たしたって事じゃないか!
彼女をロンギル共和国に縛り付けるための目的がなくなってしまったという事は、彼女はもう自由になったという事だ。
つまり獣人国にいるから大丈夫という確証がなくなった事を意味するわけだ。
なんという事だ‥
おそらくエルフェノス王国にも彼女の魔の手は迫っているはず。
いや、もう侵食していると思っていいだろう。
今まで目を背けていた問題が、もう背中までやってきている気がする‥
安全な航海も終わりアースンの街に着いた。
アースンといえば以前立ち寄った時に、ホット商会でショッピングモールを作った場所だったな。
ショッピングモールを作る前は閑散としていた港だったが、今はかなりの賑わいを見せている。
陸路で来る人もいれば、わざわざ海を渡ってショッピングモールに来る人もいるのだろう。
ショッピングモールの通りもかなりの人で賑わっており、人でごった返していた。
「凄いっすね!アースンの街は何度か来た事があったんですけど、こんなに発展してるとは思いませんでした!」
ラケッツさんは海の向こうのセイルズで活動しているけど、俺の依頼で何度か海を渡ってるし、それ以外でも来た事あるだろうしな。
「俺も驚いてるよ。俺たちがいた時は、ここまでの人手はなかったからな。まさかこんなに栄えるとは思わなかった。」
「え?もしかしてアースンもマルコイさんたちが何かやってしまったんですか?」
ラケッツさんは人聞きが悪いね。
別に俺はいつも悪い事や爆破をしているわけじゃないんだよ?
たまには街の発展のために尽力する事もあるんだよ。
まあほとんどホット商会とキリーエさんのお陰なんですけどね。
「そうだな。俺じゃないんだけど、ホット商会がこの街に大きなショッピングモールを作ったんだ。だからじゃないかな?」
「確かにショッピングモールが出来たのは知ってるんですけど、まさかマルコイさんが関わってるとは思いませんでした。それにここまで賑わってなかった気がするんですけど‥」
「多分モールの代表代理の人が頑張ってイベントやったりして盛り上げてるんだろ。俺たちがした事は外側を作っただけだからな。中身はここの人たちに任せているから。」
ガッスンさんたちが俺が伝えたイベントなんかで街を盛り上げてるんだろう。
ものすごい熱意を持ってたから、頻回に何かしらやってるのかもしれない。
「とりあえずここで一泊してから王都の方に向かおう。」
俺たちは宿を探すためにモールの中を歩く事にした。
途中途中に看板のような物が出ていて、やれ大食いやらクイズ大会やらのイベントが書いてあった。
やっぱりガッスンさんは頑張ってくれてるみたいだな。
食品関係が多い所ではやはり大食い大会がよく開催してあるみたいで、優勝者の名前や似顔絵が貼ってあった。
ぬあっ!?
すごく知り合いの顔に似ている絵がたくさん貼ってあるんですけど‥?
近くに行って確認してみる。
『大玉たこ焼き大食い大会。優勝者はミミウさん!』
は?
ミミウはずっと俺たちと一緒に旅をしてたはずなんですけど‥?
何故ここの大食い大会に名前が‥
そして似顔絵は明らかにミミウの顔だ。
も、もしかしてこれも精霊のおかげなのかな‥?
もはやミミウさんについては俺以上の何でもありのような気がするんですけど‥
船で帰る時にモンスターが出てくれたら、ラケッツさんの魔道具を試す事ができたのだが、今回は現れなかった。
船員の人に聞いたが、大型のモンスターが出る事など稀でそんなにしょっちゅうモンスターが出てたら自分たちは商売上がったりだと言っていた。
何度乗ってもモンスターが出ていたのは、やはりミミウさんが乗ってたからだろうか‥
食欲恐るべし‥
あれも精霊使って呼び込んだりしてないよね‥?
それと船の船首像に気になる物を発見した。
触れたらいけない物だという事はわかる。
しかし聞かなければいけない事もわかっている。
俺は近くにいる船員の人に話しかける。
「すみません、あの船首像は何か意味があるんですか?」
「ああ、あれね。なんでもロンギル共和国で新しい国教になった神様の像らしいよ。割と最近崇められた神様らしいけど、あっという間にロンギルの国教になったらしい。俺たちはアースンから来ている船なんだけど、アースンでも大きな神殿ができたしエルフェノス王国でも国教になるんじゃないかな?神様の名前はタル‥」
「もう大丈夫です。」
「お、おう。そうか。」
俺は話をしてくれた船員さんに礼を言ってその場を離れる。
待て待て待て待て。
なんだよそれ!
ロンギル共和国の国教になってるじゃないか!
もう少し頑張れよロンギル共和国!
そして女神ウルスエート!
ロンギル共和国で国教になったという事は、彼女の1番の目標であった、『ロンギル共和国の国教になる』という目的を果たしたって事じゃないか!
彼女をロンギル共和国に縛り付けるための目的がなくなってしまったという事は、彼女はもう自由になったという事だ。
つまり獣人国にいるから大丈夫という確証がなくなった事を意味するわけだ。
なんという事だ‥
おそらくエルフェノス王国にも彼女の魔の手は迫っているはず。
いや、もう侵食していると思っていいだろう。
今まで目を背けていた問題が、もう背中までやってきている気がする‥
安全な航海も終わりアースンの街に着いた。
アースンといえば以前立ち寄った時に、ホット商会でショッピングモールを作った場所だったな。
ショッピングモールを作る前は閑散としていた港だったが、今はかなりの賑わいを見せている。
陸路で来る人もいれば、わざわざ海を渡ってショッピングモールに来る人もいるのだろう。
ショッピングモールの通りもかなりの人で賑わっており、人でごった返していた。
「凄いっすね!アースンの街は何度か来た事があったんですけど、こんなに発展してるとは思いませんでした!」
ラケッツさんは海の向こうのセイルズで活動しているけど、俺の依頼で何度か海を渡ってるし、それ以外でも来た事あるだろうしな。
「俺も驚いてるよ。俺たちがいた時は、ここまでの人手はなかったからな。まさかこんなに栄えるとは思わなかった。」
「え?もしかしてアースンもマルコイさんたちが何かやってしまったんですか?」
ラケッツさんは人聞きが悪いね。
別に俺はいつも悪い事や爆破をしているわけじゃないんだよ?
たまには街の発展のために尽力する事もあるんだよ。
まあほとんどホット商会とキリーエさんのお陰なんですけどね。
「そうだな。俺じゃないんだけど、ホット商会がこの街に大きなショッピングモールを作ったんだ。だからじゃないかな?」
「確かにショッピングモールが出来たのは知ってるんですけど、まさかマルコイさんが関わってるとは思いませんでした。それにここまで賑わってなかった気がするんですけど‥」
「多分モールの代表代理の人が頑張ってイベントやったりして盛り上げてるんだろ。俺たちがした事は外側を作っただけだからな。中身はここの人たちに任せているから。」
ガッスンさんたちが俺が伝えたイベントなんかで街を盛り上げてるんだろう。
ものすごい熱意を持ってたから、頻回に何かしらやってるのかもしれない。
「とりあえずここで一泊してから王都の方に向かおう。」
俺たちは宿を探すためにモールの中を歩く事にした。
途中途中に看板のような物が出ていて、やれ大食いやらクイズ大会やらのイベントが書いてあった。
やっぱりガッスンさんは頑張ってくれてるみたいだな。
食品関係が多い所ではやはり大食い大会がよく開催してあるみたいで、優勝者の名前や似顔絵が貼ってあった。
ぬあっ!?
すごく知り合いの顔に似ている絵がたくさん貼ってあるんですけど‥?
近くに行って確認してみる。
『大玉たこ焼き大食い大会。優勝者はミミウさん!』
は?
ミミウはずっと俺たちと一緒に旅をしてたはずなんですけど‥?
何故ここの大食い大会に名前が‥
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