ようこそ幼い嫁候補たち ③

龍之介21時

文字の大きさ
103 / 135
日常編

絶望のエルデス

しおりを挟む
【名も無き孤島の悲劇】
「イヤッイヤ イヤ!!!止めてください!」

島の外から発光蝶を密猟に来た8人の男たちは、豊満ボディのエルデスを捕まえるとロープで彼女を縛り上げた

「おい、アソコに小屋があるぞ!」
「発光蝶はどうするんだ?」
「今日はソレよりも、この女だ!」
「取り敢えず連れ込め」
「抵抗する気を無くさせてやる」
「ジタバタすんなや!」

海岸沿いには、夜の見回りをするエルデスの為にと島民たちが作ってくれた小さな小屋がある。普段はソコを休憩所として使っているのだが…それを見付けた男たちは、暴れるエルデスを縛って連れ込んだ

「あぁ…お願いだから止めてください…私はそんな女ではありません。どうか、どうか…」
 
「ソイツは聞けねーお願いだなぁ」
「そんな身体で言われても説得力がねーな」
「たっぷり味わったらマニアの店に売ってやるぜ」
「しこたま楽しんでからな!」
「デケェ!堪んねーな!」

男たちはエルデスを解放する気などは無く、小屋の木の壁にエルデスの両腕を縛っているロープをナイフで止めて身動きすることも出来ないようにした

「こんな恥ずかしい姿…耐えられません。外してください…いや!めくらないでください!…そんなに顔を近付けないで…あぁ、匂いを嗅がないでください!…恥ずかしい……」
 

「良いねぇ!良い反応だ!」
「これからもっと恥ずかしい目にあうぜ!」
「仕事ばっかりだったからな!」
「スッキリしてーんだよ」
「立てなくしてやるぜ!」

男たちは立派なエルデスのボディを見て、数日発散させていなかったキカン棒をそそり立たせていた!

「もにゅ…モミモミ…」
男の1人が大きいエルデスの胸を鷲掴みにして、揉み始めた

「うおー!手に収まらねーよ!」
「すげぇな、こんなの見た事ねーぞ」
「デケェのに柔らけーな♪」

「あっ、はぁ!?だ、駄目です…ダメー!!」

「うるせー!騒ぐんじゃねーよ」
「バキッ!」

事もあろうに、男たちは抵抗出来ずに騒いでいるエルデスの顔をグーで殴った

「かはっ!…ひっぐ…あぅ…止めて…お願い…」

エルデスはか細い声で願うが…男たちはそんなエルデスの泣き顔を見て「ゲラゲラ」笑うだけだった


「よーし、そろそろ入れるぞ!」
「おい!暴れたら代わりにナイフを入れるからな、中にナイフ入れられたら痛てーぞ」
「子供も産めない身体になっちまうな(笑)」
「出来ても誰の子かは分からねーがな(笑)」

非道な男たちは泣き叫ぶエルデスの顔を見ても良心の呵責は無く、むしろ喜んで笑っていた。今からエルデスの身体を慰みものにしようとしていた時、小屋の外から声が聞こえてきた


「おい!小屋に明かりが付いてるぞ!」
「エルデス様に何かあったのか?」
「見慣れない船があるぞ!」
「巫女様を助けるがや!」

「ちっ!島民のヤツらが気付いたか」
「これからお楽しみだってのによ」
「島の奴らに用はねー。全員殺せ!」
「ヒィヤッハァァァァァァァア!皆殺しだ!」

小屋でエルデスが捕まっていると予想した島民たちは、農具を手に持ち集まって来ていた。だが、男たちはソードやナイフを持っており、農業を営む穏やかな高齢の島民にどうにか出来る相手ではなかった

「島のみなさん!殺されます、私の事はいいですから、逃げてぇ!!」
 

ロープで繋がれて身動き出来ないエルデスは、その場から大声を張り上げて島民たちに危険を知らせようとしたが…


「お前らが巫女様を!」
「エルデス様ー!」

「ぶち殺せ!」
「オラァ!!」


「ぐあぁぁぁぁ!」
「ギャァァァァァァ!!」

しかし、必死の叫びも虚しくエルデスの耳に聞こえてきたのは……島民たちの断末魔の叫びばかりだった


「ガチャ」
8人の男たちは島民の全てを虐殺し、小屋の中へと戻ってきた

「グヘヘ。他愛も無かったぜ」
「エルデスちゃーん。お楽しみの時間だよ」
「妊娠しちゃうほど出してあげるからね」

「な、なんて酷い事を…うぅ、うぁ…みんな…」

「チッ!湿っぽい声出すんじゃねーよ」
「萎えちまうぜ」
「そうか?俺はむしろ萌えるがな(笑)」

絶望に打ちのめされたエルデスを誰も気にする事もなく、今から彼女をトコトン犯し抜く事ばかり考えているようだ。その時、外から9人目の男が入ってきた

「ぎゃあああぁぁぁ!!」

1番奥に居てエルデスをニヤニヤ眺めていた男が、新たに入ってきた男のソードで頭から股下まで真っ二つにされた

「ひイイっ!なんだコイツ!」
「てめぇ!何者だっ!」
「よくもブラザーを!」
「島の者じゃねーな!」

明らかに年配者ばかりだった島民とはまるで体格の違う、いかにも屈強な戦士の様な男が歩み寄ってきた

「離れ島から血の匂いがするから気になって来てみれば…ウジ虫共が湧いていやがったか…来たついでに始末してやるか」

「なめんなよ阿呆が!」
「俺ら7人相手に1人で勝つ気かよ!」

「はっ!お前らみたいなウジ虫が7万人居たとしても、この俺には勝てんぞ!表へ出ろ!」

盗賊の1人を斬り殺した男は、残りの7人の盗賊を外へ誘った。小屋の中に取り残されたエルデスは…再び男たちの悲鳴を聞かされることになった

「ちくひょう!なんて化け物だ…立て!お前には人質になってもらう」

7人の男たちの中で1人だけ体格の細いズル賢そうな男は、他の6人と一緒に外に出ずに様子を見ていたが、現れた見知らぬ男の桁外れの強さに恐怖を感じ、エルデスを人質にする作戦に出た


「そ、そこまでだ!こ、この女を殺されたくなかったら抵抗を止めろ!」

「ふっ、人数差では勝ち目が無いと理解したら次は人質か…そんなだから貴様らは弱いのだぞ?」

「う、うるせー!スグにその立派なソードを捨てろ!やらなきゃ、このナイフを女の心臓にぶっ刺すぞ!?」

細い男はエルデスを引きずるように連れてきて、彼女の巨大な胸に鋭いナイフの刃先を押し当てた

「あう!い、痛い…」

「ヤレヤレ…仕方ねーな。ポイ」

「あっ!?」

6人を殺した男は武器である大剣を放り投げた。アッサリ要求に応えたのに驚いたのか?細身の男は動きを止めた

「ふんっ!」

ソレを見た大柄な男は、手で空中を掴む様な動作をしたかと思うと…野球の投球のように何かを細身の男に投げる動作をした 

「アギャー!!」

大柄な男が手の中に圧縮した空気を投げたソレが、細身の男の頭部を豆腐のように破壊した。首から上が無くなった細身の男は静かに後ろに倒れ息絶えた


「おい女。大丈夫か?」

細身の男が自分の真横で頭部を失い倒れたのを目撃したエルデスは、足腰に力が入らなくなり、その場に座り込んだ

大柄の男は動けなくなっているエルデスを、荷物を持つかのように肩に担いだ。そして殺した男たちの死骸から少した離れた血の匂いがしない場所に太い木を見付けると、彼女を木にもたれ掛けさせるように置いた

「大丈夫か、怪我はしていないか?」

「あ、ぁぁぁ…貴方は?」
 

「俺か?俺は北のフィン・フィヨルド生まれのザッドだ…魔族の…次期魔王になる男だ」

「どうして、この島に?」

「北隣りの島のフィンフィヨルドの海岸で釣りをしていたんだがな、この島から生命が奪われている気配を感じて飛んで来た」

「フィンフィヨルドって…80km以上離れているのに、こんな僅かな時間で…ですか?」

「飛行魔法くらいは使える。この程度の距離ならば大した事ではないな」

エルデスの危機を救ったのは、間もなく魔族の頂点である魔王の座に君臨する事になる【ザッド・ケディータ】だった



続く
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

性転のへきれき

廣瀬純七
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ
ファンタジー
 ハートとお気に入り登録、ぜひぜひお願いいたします!  ↓簡単なあらすじは''もっと見る''へ!↓  ここは、剣と魔法の異世界グリム。  ……その大陸の真ん中らへんにある、荒野広がるだけの平和なスラガン地方。  近辺の大都市に新しい冒険者ギルド本部が出来たことで、辺境の町バッファロー冒険者ギルド支部は無名のままどんどん寂れていった。  そんな所に見習い冒険者のナガレという青年が足を踏み入れる。  無名なナガレと崖っぷちのギルド。おまけに巨悪の陰謀がスラガン地方を襲う。ナガレと仲間たちを待ち受けている物とは……?  チートスキルも最強ヒロインも女神の加護も何もナシ⁉︎ ハーレムなんて夢のまた夢、無双もできない弱小冒険者たちの成長ストーリー!  努力と友情で、逆境跳ね除け成り上がれ! (この小説では数字が漢字表記になっています。縦読みで読んでいただけると幸いです!)

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...