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凹む亜沙美
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【竹取家22:30】
「…………みんな、このゲーム上手いんだねぇ。全然勝てなかったよォ…」
✱「まだまだだね」
✱「対アリ」
✱「練習しよ」
✱「上手くなってるよ」
✱「ドンマイ」
世間ではブイチューバーを呼び込んでの【ストリートバトラー大会】がeスポーツ界隈で人気になっている
亜沙美も以前キャラクリをして視聴者(アミーゴ)たちと対戦配信をした事があったので、今夜はもう一度彼らと遊んだのだが…あれから、このゲームを練習する間が無かったので、対戦成績は前回と変わらずだった
「次回までには練習しておくから、次は勝てるようになるからねぇ!」
✱「まだ早いって」
✱「0勝20敗やったやん」
✱「そんなこと言うなら負けたら罰ゲームやで?」
✱「お、いいね」
✱「上級者の配信見な」
「うっ!?罰ゲームは…まだ早いかな?視聴者(アミーゴ)たちともうちょい良い勝負できるようになったらねぇ…」
✱「逃げたな」
✱「まだ勝負にならんしな」
✱「来年かな」
✱「罰ゲームはアミー水な」
「ε٩(๑>ω<)۶зもう!アミー水は配布しませんからねぇ!…それじゃ今夜も有難うございました!乙アミーゴ♪」
✱「乙アミー」
✱「乙アミーゴ」
✱「お疲れ~」
「ふぅ…何とか配信終わった…」
配信中は、笑顔で楽しく視聴者たちと言葉のプロレスを交えつつゲームを楽しんだ亜沙美(全敗)だが…配信を切った後の亜沙美の表情は暗いものだった
「ガチャ…あっさみ~!配信終わったでしょ?今からお風呂入りましょうよ~♪」
「う、うん…汗流したいな」
「なぁに、格闘ゲームで対戦したから汗かいちゃったの?…お風呂場でもう一汗かいちゃう(笑)」
「ヽ(`Д´#)ノ こらー!エッチぃのはイケません!!」
いつもの様に振る舞っている亜沙美だが、年末に東京でのライブ歌配信へのプレッシャーを感じている事をロミータは見抜いていた
【ロミータの部屋】
「ねぇロミータちゃん。一緒に寝るからってエッチぃ事はしないでよォ?」
「しないしない。お風呂場でも何もしなかったでしょ?信用してくれて良いわよ♪」
この部屋は元々、亜沙美の父親の部屋だったので室内に置かれているベッドはキングサイズだ。亜沙美とロミータが一緒に寝ても、まだ少しスペースに余裕がある
「ふんふんふ~ん♪」
ロミータは亜沙美に背を向けて寝ながらスマホをいじって、何かを一生懸命に検索していた
「ウェイトレスのコスチューム探してるのぉ?」
「よく分かったわね、その通りよ。学校からレンタルされる質素なウェイトレス姿じゃ、亜沙美の可愛さを引き出すのは無理だからねっ!」
服装は自分たちで用意してもオーケー!と言われているのでロミータは、亜沙美に自分好みのを着せる気満々だった
【翌日の学校】
いつも通りの授業を済ませた放課後、亜沙美とロミータが一緒に帰り支度をしていた時
「ねぇ、お2人さん。少し良いかな?」
「なぁに?」
「今からウェイトレス、ウェイターの全員で給仕作法の練習をしようと思うの。2人も参加してもらえないかな?」
「あら、面白そうね♪亜沙美、やっていきましょ♬」
……………………………………………
「い、いらっしゃいませ…お客様…あの、お水です。注文はお決まりでしょうか?…」
「駄目でーす!」
「竹取さん、笑顔笑顔!」
「動き硬いよ」
「じゃ次はロミータさんお願いします」
「ふふん、見てなさいよ……いらっしゃいませ~♪ご注文はお決まりですかぁ?…お決まりになりましたら近くのスタッフに声を掛けてくださいね♬ニコ」
「オォ(*˙꒫˙* )良いですね」
「テキパキ話して笑顔も良いわね」
「動きに無駄が無いな」
「みんな、ロミータさんをお手本にしてね」
ガッチガチだった亜沙美とは正反対に、まるでベテランウェイトレスの様に接客するロミータに、皆から拍手と尊敬の念が送られた
「給仕係の人は設営やメニューと調理の方は手伝わなくても良いんだけど、来週末の本番に向けて毎日、接客練習に参加してもらいます」
「マジですか?」
「楽できると思ったのに…」
「以外に難しいよね?」
「……………………………………………」
ロミータ以外の、ほとんど全員がどんぐりの背比べ程度だったが、亜沙美はここでもロミータの高性能ぶりを魅せつけられた!
【竹取家22:20】
「やったぁ!遂に勝てたぁ♪」
✱「おめでとう」
✱「よく頑張った」
✱「1勝23敗やん」
✱「まぐれか?」
✱「コンボ決まってたよな」
配信開始時の挨拶として
「昨日ストリートバトラー6で全敗したのが悔し過ぎるから、今夜も対戦よろしくお願いします!」
と言って2日連続で同じゲーム配信をした亜沙美。そのおかげか?配信終了間際に何とか1勝をもぎ取ったのだが…
「それじゃ残りの時間スパチャ読みさせてもらうねぇ♪【45P初代総長さん】ありがとう、【今夜もスポットさん】ありがとう、【鼻からアミー水さん】もありがとう…ハンネもう少し何とかならないかな?…【アミのパンツになりたいさん】ありがとう………アミの支援者さんエッチぃ人ばかりだァw」
今夜は久しぶりにアミの配信にスパチャが飛んだ。昨日に続いての視聴者参加型でのストリートバトラー対戦に初勝利した瞬間だった。10数人から1000円前後のスパチャが送られた
【防音室】
服部の手配で空き部屋だった所がカラオケ配信用の防音室に改造されているのだが…ロミータから「年末歌配信に向けて練習しよう?」と誘われたのだ
「キミが~居た夏は~♪遠い記憶の中~空に舞い上がった~打ち上げ花火~♪…」
「………どうしたの亜沙美、元気無いわね?」
「う、うん…ウェイトレスの接客も、歌声でも私ロミータちゃんに全然叶わなくて…ちょっと自信が無くなっちゃった…」
「それは仕方ないわよ。ロミーは去年も一昨年もコンプリのカウントダウンライブに参加してるし、中学生の時にイングランドで半年ほどファミレスでアルバイトしてたからね」
「そ、そうなんだ。じゃ仕方ないよねぇ…」
ロミータはどちらも経験済みの事。だから亜沙美が負けているのは仕方ない、と慰めるつもりだったので敢えて歌の練習をしようと防音室に誘ったのだが…ソレを聞かされても亜沙美の顔は深く沈んでいた
「……やだっ!!」
「え!?っと、どうしたのロミータちゃん?」
「ロミーはね、沈んでる亜沙美の顔はあまり見たくないわっ!」
「で、でもォ…こんなに実力差を魅せつけられたら私も少しは落ち込んじゃうよォ?」
「……そうね。今度の日曜日の夜はコラボ配信するわよ!サムネも配信内容もロミーが考えてあげるから、亜沙美はいつも通りに過ごしなさい!」
「い、良いの?」
「亜沙美はロミーのなんだから!亜沙美のチカラになったげるわっ!安心して身を預けなさいよね?」
「え~、ロミータちゃんに身体を預けたら絶妙にエッチぃ事されちゃう気がして仕方ないんだけどなぁ。クスクス」
「ふふん、亜沙美の悩み事は全部ロミーが解決してあげるからね❤︎」
最初は一緒に歌ってストレスを発散させてあげようと思っていたロミータだが…その程度では亜沙美の悩みが晴れないと理解した彼女は、久しぶりのオフコラボ配信を立ち上げ、楽しい思いをさせてあげようと画策した
果たして週末のオフコラボは、どんな内容になるのだろうか?ロミータは単に亜沙美を元気付けるだけなのか?それ以外の思惑もあるのだろうか?
続く
「…………みんな、このゲーム上手いんだねぇ。全然勝てなかったよォ…」
✱「まだまだだね」
✱「対アリ」
✱「練習しよ」
✱「上手くなってるよ」
✱「ドンマイ」
世間ではブイチューバーを呼び込んでの【ストリートバトラー大会】がeスポーツ界隈で人気になっている
亜沙美も以前キャラクリをして視聴者(アミーゴ)たちと対戦配信をした事があったので、今夜はもう一度彼らと遊んだのだが…あれから、このゲームを練習する間が無かったので、対戦成績は前回と変わらずだった
「次回までには練習しておくから、次は勝てるようになるからねぇ!」
✱「まだ早いって」
✱「0勝20敗やったやん」
✱「そんなこと言うなら負けたら罰ゲームやで?」
✱「お、いいね」
✱「上級者の配信見な」
「うっ!?罰ゲームは…まだ早いかな?視聴者(アミーゴ)たちともうちょい良い勝負できるようになったらねぇ…」
✱「逃げたな」
✱「まだ勝負にならんしな」
✱「来年かな」
✱「罰ゲームはアミー水な」
「ε٩(๑>ω<)۶зもう!アミー水は配布しませんからねぇ!…それじゃ今夜も有難うございました!乙アミーゴ♪」
✱「乙アミー」
✱「乙アミーゴ」
✱「お疲れ~」
「ふぅ…何とか配信終わった…」
配信中は、笑顔で楽しく視聴者たちと言葉のプロレスを交えつつゲームを楽しんだ亜沙美(全敗)だが…配信を切った後の亜沙美の表情は暗いものだった
「ガチャ…あっさみ~!配信終わったでしょ?今からお風呂入りましょうよ~♪」
「う、うん…汗流したいな」
「なぁに、格闘ゲームで対戦したから汗かいちゃったの?…お風呂場でもう一汗かいちゃう(笑)」
「ヽ(`Д´#)ノ こらー!エッチぃのはイケません!!」
いつもの様に振る舞っている亜沙美だが、年末に東京でのライブ歌配信へのプレッシャーを感じている事をロミータは見抜いていた
【ロミータの部屋】
「ねぇロミータちゃん。一緒に寝るからってエッチぃ事はしないでよォ?」
「しないしない。お風呂場でも何もしなかったでしょ?信用してくれて良いわよ♪」
この部屋は元々、亜沙美の父親の部屋だったので室内に置かれているベッドはキングサイズだ。亜沙美とロミータが一緒に寝ても、まだ少しスペースに余裕がある
「ふんふんふ~ん♪」
ロミータは亜沙美に背を向けて寝ながらスマホをいじって、何かを一生懸命に検索していた
「ウェイトレスのコスチューム探してるのぉ?」
「よく分かったわね、その通りよ。学校からレンタルされる質素なウェイトレス姿じゃ、亜沙美の可愛さを引き出すのは無理だからねっ!」
服装は自分たちで用意してもオーケー!と言われているのでロミータは、亜沙美に自分好みのを着せる気満々だった
【翌日の学校】
いつも通りの授業を済ませた放課後、亜沙美とロミータが一緒に帰り支度をしていた時
「ねぇ、お2人さん。少し良いかな?」
「なぁに?」
「今からウェイトレス、ウェイターの全員で給仕作法の練習をしようと思うの。2人も参加してもらえないかな?」
「あら、面白そうね♪亜沙美、やっていきましょ♬」
……………………………………………
「い、いらっしゃいませ…お客様…あの、お水です。注文はお決まりでしょうか?…」
「駄目でーす!」
「竹取さん、笑顔笑顔!」
「動き硬いよ」
「じゃ次はロミータさんお願いします」
「ふふん、見てなさいよ……いらっしゃいませ~♪ご注文はお決まりですかぁ?…お決まりになりましたら近くのスタッフに声を掛けてくださいね♬ニコ」
「オォ(*˙꒫˙* )良いですね」
「テキパキ話して笑顔も良いわね」
「動きに無駄が無いな」
「みんな、ロミータさんをお手本にしてね」
ガッチガチだった亜沙美とは正反対に、まるでベテランウェイトレスの様に接客するロミータに、皆から拍手と尊敬の念が送られた
「給仕係の人は設営やメニューと調理の方は手伝わなくても良いんだけど、来週末の本番に向けて毎日、接客練習に参加してもらいます」
「マジですか?」
「楽できると思ったのに…」
「以外に難しいよね?」
「……………………………………………」
ロミータ以外の、ほとんど全員がどんぐりの背比べ程度だったが、亜沙美はここでもロミータの高性能ぶりを魅せつけられた!
【竹取家22:20】
「やったぁ!遂に勝てたぁ♪」
✱「おめでとう」
✱「よく頑張った」
✱「1勝23敗やん」
✱「まぐれか?」
✱「コンボ決まってたよな」
配信開始時の挨拶として
「昨日ストリートバトラー6で全敗したのが悔し過ぎるから、今夜も対戦よろしくお願いします!」
と言って2日連続で同じゲーム配信をした亜沙美。そのおかげか?配信終了間際に何とか1勝をもぎ取ったのだが…
「それじゃ残りの時間スパチャ読みさせてもらうねぇ♪【45P初代総長さん】ありがとう、【今夜もスポットさん】ありがとう、【鼻からアミー水さん】もありがとう…ハンネもう少し何とかならないかな?…【アミのパンツになりたいさん】ありがとう………アミの支援者さんエッチぃ人ばかりだァw」
今夜は久しぶりにアミの配信にスパチャが飛んだ。昨日に続いての視聴者参加型でのストリートバトラー対戦に初勝利した瞬間だった。10数人から1000円前後のスパチャが送られた
【防音室】
服部の手配で空き部屋だった所がカラオケ配信用の防音室に改造されているのだが…ロミータから「年末歌配信に向けて練習しよう?」と誘われたのだ
「キミが~居た夏は~♪遠い記憶の中~空に舞い上がった~打ち上げ花火~♪…」
「………どうしたの亜沙美、元気無いわね?」
「う、うん…ウェイトレスの接客も、歌声でも私ロミータちゃんに全然叶わなくて…ちょっと自信が無くなっちゃった…」
「それは仕方ないわよ。ロミーは去年も一昨年もコンプリのカウントダウンライブに参加してるし、中学生の時にイングランドで半年ほどファミレスでアルバイトしてたからね」
「そ、そうなんだ。じゃ仕方ないよねぇ…」
ロミータはどちらも経験済みの事。だから亜沙美が負けているのは仕方ない、と慰めるつもりだったので敢えて歌の練習をしようと防音室に誘ったのだが…ソレを聞かされても亜沙美の顔は深く沈んでいた
「……やだっ!!」
「え!?っと、どうしたのロミータちゃん?」
「ロミーはね、沈んでる亜沙美の顔はあまり見たくないわっ!」
「で、でもォ…こんなに実力差を魅せつけられたら私も少しは落ち込んじゃうよォ?」
「……そうね。今度の日曜日の夜はコラボ配信するわよ!サムネも配信内容もロミーが考えてあげるから、亜沙美はいつも通りに過ごしなさい!」
「い、良いの?」
「亜沙美はロミーのなんだから!亜沙美のチカラになったげるわっ!安心して身を預けなさいよね?」
「え~、ロミータちゃんに身体を預けたら絶妙にエッチぃ事されちゃう気がして仕方ないんだけどなぁ。クスクス」
「ふふん、亜沙美の悩み事は全部ロミーが解決してあげるからね❤︎」
最初は一緒に歌ってストレスを発散させてあげようと思っていたロミータだが…その程度では亜沙美の悩みが晴れないと理解した彼女は、久しぶりのオフコラボ配信を立ち上げ、楽しい思いをさせてあげようと画策した
果たして週末のオフコラボは、どんな内容になるのだろうか?ロミータは単に亜沙美を元気付けるだけなのか?それ以外の思惑もあるのだろうか?
続く
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