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第9章 新世界狂想編
〔閑話〕仮面のサンタ現る!
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ちょっとはやいですが…… クリスマス閑話です。
_____________________
~ クリスマス間近の冒険屋 ~
「え~! カナ姉さんも、はずれたの!?」
「うん…… 欲しかったけど…… 残念」
「どうした?」
「「ジノさん」」
「じつは……」
ジノは、二人から…… 有名玩具会社とのコラボ企画で、自分に関係があるロボなどをフルオーダーメイトで、現実と新世界で遊べるデータモデルとして、売り出される【DXな超○金モデル玩具】が抽選で当たる事を聞いた。
・
・
・
~ とある開発室 ~
電話が鳴る!
「はいはい…… 探偵さん? どうしたの?」
『【ある物】が欲しい』
「ああ… あのコラボ企画ね」
『数は、うちのクランのフルセットが1、熊が6に…… 翼が3とデータモデルをフルセットで1だ』
「今からだと…… その数は、ギリギリね」
『なんとか出来ないか?』
「う~ん…… いいわ! 用意する」
『本当か!?』
「ただし、条件があるの」
『その条件は……』
「それはね……」
・
・
・
~ とあるPKクラン ~
「年末に増える初心者狩りの準備は? 良いか?」
「「「「「ウオォォォ~!!!」」」」」
「浮かれ気分のリア充に、地獄を!」
「お年玉を注ぎ込む。お子さんに世間の酷しさを!」
「年末年始に増えるフレンズ達を…… 仲良く死に戻りじゃ!」
「今から、腕が鳴るぜ」
ドゴーン!
「な!?」
「お前か!?」
「俺じゃねぇ!」
「敵襲だ!」
「俺達に仕掛けるとは…… 何者だぁ!!」
「敵は、【サンタ】だ!」
「「「「「サンタ!?」」」」」
ドゴーン!
「メリークリスマスだ……」
PKクランアジトの壁を突き破り、現れたのは…… サンタコスの仮面ヒーローカオスだった。
「仮面のヒーロー!?」
「て、敵は、一人だ! やっちまえぇ~!!」
「「「「「ウオォォォ!!!」」」」」
「お前等…… 全員、報酬にしてやる」
・
・
・
~ クリスマス当日 ~
「ああ…… 欲しかったな~…… 起きよう……」
カナエが、現実の自室を出てキッチンへ……
「お母さん、おはよう」
「おそよう」
「う……」
「10時過ぎよ…… ゲームもほどほどにね」
「はい……」
「あと、貴女宛てに荷物が来てるわよ。無駄遣いはダメよ?」
「荷物? 買い物してないよ?」
「そうなの? けっこう大きい荷物が来たから…… またロボットかと思ったわ」
「見てみる」
・
・
・
「これかぁ……」
大型家電が入ってるサイズの箱が…… クリスマスのラッピングがされて、そこに在った。
「何だろう?」
とりあえず…… 開けてみた!?
「これは……!?」
箱の中、小分けにされた箱が入っている……
箱の横には【DXベア王】【DXウィング3】などのよく知ってるロボの名前が並ぶ……
私が作ったロボの玩具だ!
「これって…… 私がはずれた玩具コラボ企画の…… 手紙?」
〔可愛らしい魔王へ 新世界の仮面のサンタより〕
「あら、彼からのプレゼント?」
「えっ!? ちが…… わないと…… 良いな」
「!? ちょっと、お父さん! たいへん!」
・
・
・
~ あの時の開発者とジノの会話 ~
「条件は、PKクランをいくつか潰す事! 年末年始に増える初心者を狩る準備してる困ったちゃん達を大掃除してくれたら……」
「解った」ピッ、ツー、ツー、
「ちょっと、探偵さん!? せっかちね…… そうだ! 配達の手配してあげよう。ついでに、カナエちゃんにはカード付きで♪」
ジノが開発者の依頼を達成した事で……
カナエの自宅にカナエが作ったロボの玩具フルセットが、クマカジャーメンバーの自宅にはDXベア王が、ヨクユウジャーメンバーの自宅にはDXウィング3が、シロには、新世界で玩具化されたカナエの作ったロボのフルセットが、プレゼントとして届くが……
メッセージカードが付いていたのは、カナエのプレゼントだけだった。
ジノは知らない…… カナエに送り主だとバレてる事を……
後に、プレゼントが無かった。【デンライ】【テッシン】【イズナ】に責められそうになるが…… 幸せそうなカナエを見て、ジノを責める事をやめる3人だった。
・
・
・
「で、何で、俺達3人は無し何だ?」
「テッシンとイズナちゃんは…… 付き合い始めて、初のクリスマスだろ? 初のプレゼントは恋人が良いかなって…… デンライは…… 忘れてた…… ごめんな」
「ちっきしょー!」
ちなみに……
後に、カナエは……
ユーザー投票から、正式に商品化されたDXベア王などが、人気商品になり……
著作権料でかなりのお金が入り、両親から心配される事となるが……
それは、後の話である。
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~ クリスマス間近の冒険屋 ~
「え~! カナ姉さんも、はずれたの!?」
「うん…… 欲しかったけど…… 残念」
「どうした?」
「「ジノさん」」
「じつは……」
ジノは、二人から…… 有名玩具会社とのコラボ企画で、自分に関係があるロボなどをフルオーダーメイトで、現実と新世界で遊べるデータモデルとして、売り出される【DXな超○金モデル玩具】が抽選で当たる事を聞いた。
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~ とある開発室 ~
電話が鳴る!
「はいはい…… 探偵さん? どうしたの?」
『【ある物】が欲しい』
「ああ… あのコラボ企画ね」
『数は、うちのクランのフルセットが1、熊が6に…… 翼が3とデータモデルをフルセットで1だ』
「今からだと…… その数は、ギリギリね」
『なんとか出来ないか?』
「う~ん…… いいわ! 用意する」
『本当か!?』
「ただし、条件があるの」
『その条件は……』
「それはね……」
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~ とあるPKクラン ~
「年末に増える初心者狩りの準備は? 良いか?」
「「「「「ウオォォォ~!!!」」」」」
「浮かれ気分のリア充に、地獄を!」
「お年玉を注ぎ込む。お子さんに世間の酷しさを!」
「年末年始に増えるフレンズ達を…… 仲良く死に戻りじゃ!」
「今から、腕が鳴るぜ」
ドゴーン!
「な!?」
「お前か!?」
「俺じゃねぇ!」
「敵襲だ!」
「俺達に仕掛けるとは…… 何者だぁ!!」
「敵は、【サンタ】だ!」
「「「「「サンタ!?」」」」」
ドゴーン!
「メリークリスマスだ……」
PKクランアジトの壁を突き破り、現れたのは…… サンタコスの仮面ヒーローカオスだった。
「仮面のヒーロー!?」
「て、敵は、一人だ! やっちまえぇ~!!」
「「「「「ウオォォォ!!!」」」」」
「お前等…… 全員、報酬にしてやる」
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~ クリスマス当日 ~
「ああ…… 欲しかったな~…… 起きよう……」
カナエが、現実の自室を出てキッチンへ……
「お母さん、おはよう」
「おそよう」
「う……」
「10時過ぎよ…… ゲームもほどほどにね」
「はい……」
「あと、貴女宛てに荷物が来てるわよ。無駄遣いはダメよ?」
「荷物? 買い物してないよ?」
「そうなの? けっこう大きい荷物が来たから…… またロボットかと思ったわ」
「見てみる」
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「これかぁ……」
大型家電が入ってるサイズの箱が…… クリスマスのラッピングがされて、そこに在った。
「何だろう?」
とりあえず…… 開けてみた!?
「これは……!?」
箱の中、小分けにされた箱が入っている……
箱の横には【DXベア王】【DXウィング3】などのよく知ってるロボの名前が並ぶ……
私が作ったロボの玩具だ!
「これって…… 私がはずれた玩具コラボ企画の…… 手紙?」
〔可愛らしい魔王へ 新世界の仮面のサンタより〕
「あら、彼からのプレゼント?」
「えっ!? ちが…… わないと…… 良いな」
「!? ちょっと、お父さん! たいへん!」
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~ あの時の開発者とジノの会話 ~
「条件は、PKクランをいくつか潰す事! 年末年始に増える初心者を狩る準備してる困ったちゃん達を大掃除してくれたら……」
「解った」ピッ、ツー、ツー、
「ちょっと、探偵さん!? せっかちね…… そうだ! 配達の手配してあげよう。ついでに、カナエちゃんにはカード付きで♪」
ジノが開発者の依頼を達成した事で……
カナエの自宅にカナエが作ったロボの玩具フルセットが、クマカジャーメンバーの自宅にはDXベア王が、ヨクユウジャーメンバーの自宅にはDXウィング3が、シロには、新世界で玩具化されたカナエの作ったロボのフルセットが、プレゼントとして届くが……
メッセージカードが付いていたのは、カナエのプレゼントだけだった。
ジノは知らない…… カナエに送り主だとバレてる事を……
後に、プレゼントが無かった。【デンライ】【テッシン】【イズナ】に責められそうになるが…… 幸せそうなカナエを見て、ジノを責める事をやめる3人だった。
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「で、何で、俺達3人は無し何だ?」
「テッシンとイズナちゃんは…… 付き合い始めて、初のクリスマスだろ? 初のプレゼントは恋人が良いかなって…… デンライは…… 忘れてた…… ごめんな」
「ちっきしょー!」
ちなみに……
後に、カナエは……
ユーザー投票から、正式に商品化されたDXベア王などが、人気商品になり……
著作権料でかなりのお金が入り、両親から心配される事となるが……
それは、後の話である。
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