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第10章 種を超えた妖精は夢と舞踊る編
海底古代遺跡でボス戦です!
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「思ったよりも…… かなりデカイなぁ」
ダンジョン化した海底古代遺跡の古代兵器工場は…… 10メートル級機神の【マスクG】と【キング】から見ても、かなり巨大でした。
「通路の幅も、かなり広さがあるねぇ…… この広さが必要な理由は何だろう?」
「とりあえずは…… 最深部を目指すぞ。カナエちゃん、頼む」
「はい」
私は、ダンジョンマスターの特性を使いながら、ダンジョンコアの位置を探る……
「深いですけど…… この場所の天井の高さから考えて…… 10階ぐらい下ですね」
「降りる場所を探そう」
「「了解」」
・
・
・
その後は、モンスター化した古代兵器達は耐久力が高いので…… なるべく戦わない様に避けてダンジョンを進む。
「これは…… 罠か?」
「最深部への直通…… エレベーター?」
「動くのか?」
「扉のサイズから見ても…… 機神で乗れますけど…… どうしますか?」
「他に道が無いなら…… 進むぞ!」
エレベーターの扉が開く…… 中は、広さが50メートルくらいの円形の床だけで、外側が見えるガラス張りのエレベーターの様だ。
「天井は無いな……」
「床だけのエレベーターの様ですね」
「おっと、動き出しぞ」
床がゆっくりと下降を始める……
下から上に外の景色が流れる中、強い光と轟音! そして、衝撃が来た!
「砲撃! 囲まれてます!」
「上からも来るぞ!」
「モンスターハウスかよ!」
上から降って来る金属フレームの接近戦闘型モンスターを、ジノさんとデンライ君が叩き落とす! 私は、砲撃をして来るヤドカリ型モンスターを狙撃した。
「フェアリエ、回避は任せた」
『了解です。マスター』
「貴方達が硬いのは知ってるけど…… これなら、どうだ?」
ヤドカリ型モンスターの殻の入口に、着弾すると土系統の魔法で金属を散弾する魔弾を撃ち込む! ヤドカリ型モンスターの殻から破裂音と金属音が響くと沈黙したので、同じ魔弾を次々に撃ち込んだ。
「きりがないな…… 最深部はまだか?」
「後少しですけど…… これは?」
「どうした?」
「ダンジョンコアが動いてる!?」
「「何!?」」
ダンジョンコアの位置を確認すると…… 真っ直ぐ此方に向かって来る!?
「来ます!」
「「なっ!?」」
現れたのは…… 女神像の様な機神の上半身にタコやイカの足の様な触手が下半身に付いた30メートル級モンスターが現れた!
「コイツは…… ボスか?」
『ギャアアアアアアア!』
「来るぞ!」
戦闘でボロボロになったガラスを突き破り、エレベーター内にボスモンスターが入って来た!
「逃げ場が!?」
「くっ! 喰らえ! シャークスラッシュ!!」
デンライ君が、キングに装備したシャークユニットのヒレブレードで、ボスモンスターの触手を切り裂くが!?
「切り口が…… 口に!?」
切り裂かれた触手の切り口が変化して、牙の生えた口に変わる!?
「強化して再生進化するのか!? 触手よりも機神部分を狙え!」
『ギャアアアアアアア!』
ボスモンスターからダンジョンコアの反応がある…… ボスモンスターがダンジョンコアだ!
「か、……ってぇ~ぞ! このヤロー!」
隙を突いて、デンライ君の乗るキングがボスモンスターの上半身を殴る!? 鈍い金属音が響くと…… キングが弾かれた!?
「装甲部の内部にダンジョンコア反応! このボスモンスター自体がダンジョンコアです!」
「くっ! 装甲部を破壊するしか無いな…… デンライ! 1ヶ所集中攻撃だ!」
「おうよ!」
ジノさんの乗るマスクGとデンライ君の乗るキングが、ボスモンスターに迫る!
「トライデントクラッシャー!」
マスクGが三又の槍で突く! ボスモンスターがノックバックで怯むと、キングが突っ込む!
「シャークダイブスクリュー!」
キングが回転しながら、マスクGが突いたカ所に追撃した!
『ギャアアアアアアア!?』
女神像型の機神の胸部装甲が砕ける!?
「どうだ!」
『シャアアアア!』
「何だ!?」
変化した触手の口が…… 私達が倒したモンスターの残骸に喰らい付いた!?
「モンスターを食べて…… 回復してる!?」
「なら、もう一度「待って! 何か変だ」!?」
モンスターの残骸を食べた触手に、食べたモンスターの上半身が生えて来た!?
「食べた物を取り込むのか…… 厄介だな」
ボスモンスターが触手を伸ばして攻撃して来る!
「やってみる!」
私の乗るフェアリエに向かって来た触手に……【体内砲撃】を試す!
『ギャアアアアアアア!?』
フェアリエに向かって来た触手が消滅した!
「よし、行けそう。ジノさん、デンライ君、お願い!」
「了解! デンライ、カナエちゃんに道を開けるぞ!」
「任せろ!」
マスクGとキングが、ボスモンスターの触手と手を払い除けた!
「『喰らえ! 必殺、体崩砲撃掌!』」
ボスモンスターの体内に、細胞を震動破砕する魔弾を撃ち込む!
『ギ……ギャァ……ァ……』
ボスモンスターが古代兵器などの金属部を残して消滅した。
「決まったな」
「スゲェ…… 一撃かよ……」
ボスモンスターの上半身の女神像型の機神が崩れ落ちると、内部からダンジョンコアが転がり出た。
「条件が厳しいけどね」
デンライ君の言葉に答えながら、ダンジョンコアを拾うと…… 女神像型の中に【ある物】が目に映る。
「コレは…… まさか!?」
見えたのはカプセル型のコックピットで、その中には…… 人影が見えた。
ダンジョン化した海底古代遺跡の古代兵器工場は…… 10メートル級機神の【マスクG】と【キング】から見ても、かなり巨大でした。
「通路の幅も、かなり広さがあるねぇ…… この広さが必要な理由は何だろう?」
「とりあえずは…… 最深部を目指すぞ。カナエちゃん、頼む」
「はい」
私は、ダンジョンマスターの特性を使いながら、ダンジョンコアの位置を探る……
「深いですけど…… この場所の天井の高さから考えて…… 10階ぐらい下ですね」
「降りる場所を探そう」
「「了解」」
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その後は、モンスター化した古代兵器達は耐久力が高いので…… なるべく戦わない様に避けてダンジョンを進む。
「これは…… 罠か?」
「最深部への直通…… エレベーター?」
「動くのか?」
「扉のサイズから見ても…… 機神で乗れますけど…… どうしますか?」
「他に道が無いなら…… 進むぞ!」
エレベーターの扉が開く…… 中は、広さが50メートルくらいの円形の床だけで、外側が見えるガラス張りのエレベーターの様だ。
「天井は無いな……」
「床だけのエレベーターの様ですね」
「おっと、動き出しぞ」
床がゆっくりと下降を始める……
下から上に外の景色が流れる中、強い光と轟音! そして、衝撃が来た!
「砲撃! 囲まれてます!」
「上からも来るぞ!」
「モンスターハウスかよ!」
上から降って来る金属フレームの接近戦闘型モンスターを、ジノさんとデンライ君が叩き落とす! 私は、砲撃をして来るヤドカリ型モンスターを狙撃した。
「フェアリエ、回避は任せた」
『了解です。マスター』
「貴方達が硬いのは知ってるけど…… これなら、どうだ?」
ヤドカリ型モンスターの殻の入口に、着弾すると土系統の魔法で金属を散弾する魔弾を撃ち込む! ヤドカリ型モンスターの殻から破裂音と金属音が響くと沈黙したので、同じ魔弾を次々に撃ち込んだ。
「きりがないな…… 最深部はまだか?」
「後少しですけど…… これは?」
「どうした?」
「ダンジョンコアが動いてる!?」
「「何!?」」
ダンジョンコアの位置を確認すると…… 真っ直ぐ此方に向かって来る!?
「来ます!」
「「なっ!?」」
現れたのは…… 女神像の様な機神の上半身にタコやイカの足の様な触手が下半身に付いた30メートル級モンスターが現れた!
「コイツは…… ボスか?」
『ギャアアアアアアア!』
「来るぞ!」
戦闘でボロボロになったガラスを突き破り、エレベーター内にボスモンスターが入って来た!
「逃げ場が!?」
「くっ! 喰らえ! シャークスラッシュ!!」
デンライ君が、キングに装備したシャークユニットのヒレブレードで、ボスモンスターの触手を切り裂くが!?
「切り口が…… 口に!?」
切り裂かれた触手の切り口が変化して、牙の生えた口に変わる!?
「強化して再生進化するのか!? 触手よりも機神部分を狙え!」
『ギャアアアアアアア!』
ボスモンスターからダンジョンコアの反応がある…… ボスモンスターがダンジョンコアだ!
「か、……ってぇ~ぞ! このヤロー!」
隙を突いて、デンライ君の乗るキングがボスモンスターの上半身を殴る!? 鈍い金属音が響くと…… キングが弾かれた!?
「装甲部の内部にダンジョンコア反応! このボスモンスター自体がダンジョンコアです!」
「くっ! 装甲部を破壊するしか無いな…… デンライ! 1ヶ所集中攻撃だ!」
「おうよ!」
ジノさんの乗るマスクGとデンライ君の乗るキングが、ボスモンスターに迫る!
「トライデントクラッシャー!」
マスクGが三又の槍で突く! ボスモンスターがノックバックで怯むと、キングが突っ込む!
「シャークダイブスクリュー!」
キングが回転しながら、マスクGが突いたカ所に追撃した!
『ギャアアアアアアア!?』
女神像型の機神の胸部装甲が砕ける!?
「どうだ!」
『シャアアアア!』
「何だ!?」
変化した触手の口が…… 私達が倒したモンスターの残骸に喰らい付いた!?
「モンスターを食べて…… 回復してる!?」
「なら、もう一度「待って! 何か変だ」!?」
モンスターの残骸を食べた触手に、食べたモンスターの上半身が生えて来た!?
「食べた物を取り込むのか…… 厄介だな」
ボスモンスターが触手を伸ばして攻撃して来る!
「やってみる!」
私の乗るフェアリエに向かって来た触手に……【体内砲撃】を試す!
『ギャアアアアアアア!?』
フェアリエに向かって来た触手が消滅した!
「よし、行けそう。ジノさん、デンライ君、お願い!」
「了解! デンライ、カナエちゃんに道を開けるぞ!」
「任せろ!」
マスクGとキングが、ボスモンスターの触手と手を払い除けた!
「『喰らえ! 必殺、体崩砲撃掌!』」
ボスモンスターの体内に、細胞を震動破砕する魔弾を撃ち込む!
『ギ……ギャァ……ァ……』
ボスモンスターが古代兵器などの金属部を残して消滅した。
「決まったな」
「スゲェ…… 一撃かよ……」
ボスモンスターの上半身の女神像型の機神が崩れ落ちると、内部からダンジョンコアが転がり出た。
「条件が厳しいけどね」
デンライ君の言葉に答えながら、ダンジョンコアを拾うと…… 女神像型の中に【ある物】が目に映る。
「コレは…… まさか!?」
見えたのはカプセル型のコックピットで、その中には…… 人影が見えた。
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