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外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
完成した機神達と【ミニマザー】の真価
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~ 巨大モンスター出現地域の荒野地帯 ~
ドッゴ~ン!!!
『ギィ…… ギャアァァアァァァ!!』
全長50メートル級の巨大な地龍が吼える!
『この…… うるさい!』
『グゥ!? ギャアァァ!?』
吼える地龍に向かい、3メートル級の妖精型機神が飛び上がりながら顎を蹴り上げる様に後方に一回転した。
『あれ? 外れた?』
『前よりも各部の小型化に成功したから、ブレード武装も小型化したの。その分の攻撃範囲が狭くなったから気を付けて!』
『そう言うのは……』
突然の攻撃に驚き、後ず去る地龍に…… 妖精型機神が空中でスラスターから光を放ちながら、急加速ブーストで突撃!!
『ギィシャアァァ!?』
驚き後ず去って居た地龍の頬を、脚部の〝チェーンビームソー〟のビームブレードで切り裂いた!
『はやく言ってよ!』
『説明前に突撃したカンナが悪い』
『私とカノンが説明を受けてる時に、地龍に攻撃してたよね?』
『私が気付いた時には…… カンナちゃんが地龍に飛び込んで居ましたよ』
『えっ、え~っと…… 地龍を確認! カンナ、迎撃行動をしました…… かな?』
『『『してから言わない(の)!!!』』』
『ごめん…… そして、戦闘準備!』
『ギャアァァアァァァァァ!!!』
カンナの攻撃で頬を切り裂かれた地龍が、怒り狂い暴れ出した!
『モナちゃんは後方へ! 僕が援護するから、ツグミちゃんとカンナは前に! カンナ!』
『なにぃ?』
『責任持って特攻して。じゃないと……』
『じゃないと?』
『冒険屋限定の甘口カレーパンを僕達に、一人10個買うこと』
「のぉ~!?」
【冒険屋限定甘口カレーパン】
冒険屋で不定期に限定発売される超レアパン。その発売は不定期なので毎日居ても買えず…… さらに、甘口は低年齢プレイヤーのステータスを30%アップする効果とその味から、幻のカレーパンと言われていた。
「一人10個って…… 30個!? 絶対無理!!!」
『操縦者のバイタルに急激な変動を確認…… 緊急システム起動…… システムを〝剣姫モード〟へ切り換え…… フルブレード展開……【フルブレードドレス】起動』
「へっ!?」
『あっ、リミッターが外れたちゃったかな? カンナちゃん、活動限界まで5分だからね!』
「か、活動限界!?」
『剣姫モードを始めとした〝EXモード〟は、みんなの機神の特殊武装をフル展開しての一時的なパワーアップモードで…… 武装のエネルギーと機神の耐久値の問題から、使ったら機神の機能が停止するの。その限界までの時間が約5分で…… もうすぐ1分たっちゃうよ!』
「ようは…… 光の巨人なヒーローさんよりもはやく、あの地龍を狩れば良いんでしょ? やぁぁってやるぜぇ!」
フルパワー突進しようとするカンナの機神だったが……
『グオォォォ!』
地龍が大口を上げて迫る!!
ドッゴン!!
「僕達を……」
バッシュ!!
「忘れるとは……」
「「良い度胸だ(よ)(ねぇ)」」
発砲音の後で突然姿を現すカノンの機神と、その発砲でぶっ倒れた地龍の大口を縛り上げるツグミの機神。
「もらった!」
剣姫モードのカンナの機神が、地龍の首を切り飛ばしたのだった。
「とりあえずは…… 起動テストと機能説明に慣らし運転には、なったの…… かな?」
その様子を見て…… 改良した専用機神のコックピットで、モナが一息をつくのだった。
・
・
・
「カンナちゃん専用機のEXモード使用のダメージは…… 無いね?」
『はい、使用ダメージが精製したパーツの自動修復能力の範囲だったので、EXモードのダメージは修復されました』
「これもそれも、ミニマザーと……【混沌の女神】様のおかげだよね?」
『いいえ、モナママが〝混沌の女神様の加護〟をお持ちだからです』
「あの時は…… びっくりしたよ」
『そうですねぇ……』
・
・
・
~ ミニマザーが機神パーツの精製直後…… ~
『モナママ。予備のパーツも精製したよ』
「ありがとうミニマザー。組み立てる前に一度鑑定するね」
「もうパーツを自作してるの? すごいわね♪」
「『!?』」
ミニマザーが精製したパーツを、鑑定しようとするモナの前に……
「こ、ここここ……」
「鶏の真似?」
「混沌の女神様!?」
混沌神が現れた。
『モナママ、センサーに反応…… 無し…… 幻覚などの可能性大です』
「残念でした♪ 本人ですよ」
「『本人!?』」
「特殊なスキルや技術に魔法とかが在るの。モナちゃんも気を付けてね?」
「あ、は、はい!」
「良い娘ねぇ♪ ところで…… そのちょっと小型化したスパイダーなんだけど」
『わたしですか?』
「ミニマザーがどうしましたか? まさか…… 作ったらダメでした…… か?」
「違うの、そうじゃなくてねぇ…… 魔導金属で作られたボディーにサポートユニット登録済みねぇ……」
「あ、あの……」
「モナちゃん」
「はい!」
「貴女のサポートユニット達に、私の〝使徒〟の称号をあげる♪」
「しょ、しょうごう……」
『わたしが…… 女神の使徒ですか?』
「そうよ。混沌の女神カナエの名のもとに、モナの〝サポートユニット【ミニダーズ】〟に使徒の称号を与えます…… とりあえずの使徒の使命は、モナちゃんのお手伝いです」
「お手伝いですか?」
「そう♪ モナちゃんと物作りするとねぇ…… 素材の力を引き出し易くなるの。だから、初期スキルが付いた物が出来る確率がアップするから、たくさん物を作ってね♪ とくにロボ系の……「何してるのかしら?」ヤバ!? 逃げろ!」
「こら! 待ちなさい!」
人種族のお姉さんに見つかった混沌神カナエ様は、逃げてしまいましたけど……
「これは……」
『わたしが使徒になった影響だね……』
改めて鑑定したパーツには……【自動修復(小)】のスキルが付いてました。
そのパーツを組み込み作り上げた機神達は……
さらに小型化して、特殊ブレード系の武装を増設したホワイトとオレンジのカラーリングをした武装装甲ユニットに換装する…… カンナ専用機神。
特徴的な専用の特殊長中距離狙撃可能ライフルと、周囲の地形に擬態して潜伏可能な特殊繊維装甲のブラックとレッドのカラーリングの武装装甲ユニットに換装する…… カノン専用機神。
換装すると、鎧武者の様なオレンジとグリーンのカラーリングの武装装甲ユニットに換装する…… ツグミ専用機神。
そして……
多彩な特殊追加ユニットを装着し、戦闘以外の局面でも…… むしろ戦闘以外の方が活躍しそうな専用の武装装甲ユニットを持つ…… モナの専用機神が完成したのだった。
ドッゴ~ン!!!
『ギィ…… ギャアァァアァァァ!!』
全長50メートル級の巨大な地龍が吼える!
『この…… うるさい!』
『グゥ!? ギャアァァ!?』
吼える地龍に向かい、3メートル級の妖精型機神が飛び上がりながら顎を蹴り上げる様に後方に一回転した。
『あれ? 外れた?』
『前よりも各部の小型化に成功したから、ブレード武装も小型化したの。その分の攻撃範囲が狭くなったから気を付けて!』
『そう言うのは……』
突然の攻撃に驚き、後ず去る地龍に…… 妖精型機神が空中でスラスターから光を放ちながら、急加速ブーストで突撃!!
『ギィシャアァァ!?』
驚き後ず去って居た地龍の頬を、脚部の〝チェーンビームソー〟のビームブレードで切り裂いた!
『はやく言ってよ!』
『説明前に突撃したカンナが悪い』
『私とカノンが説明を受けてる時に、地龍に攻撃してたよね?』
『私が気付いた時には…… カンナちゃんが地龍に飛び込んで居ましたよ』
『えっ、え~っと…… 地龍を確認! カンナ、迎撃行動をしました…… かな?』
『『『してから言わない(の)!!!』』』
『ごめん…… そして、戦闘準備!』
『ギャアァァアァァァァァ!!!』
カンナの攻撃で頬を切り裂かれた地龍が、怒り狂い暴れ出した!
『モナちゃんは後方へ! 僕が援護するから、ツグミちゃんとカンナは前に! カンナ!』
『なにぃ?』
『責任持って特攻して。じゃないと……』
『じゃないと?』
『冒険屋限定の甘口カレーパンを僕達に、一人10個買うこと』
「のぉ~!?」
【冒険屋限定甘口カレーパン】
冒険屋で不定期に限定発売される超レアパン。その発売は不定期なので毎日居ても買えず…… さらに、甘口は低年齢プレイヤーのステータスを30%アップする効果とその味から、幻のカレーパンと言われていた。
「一人10個って…… 30個!? 絶対無理!!!」
『操縦者のバイタルに急激な変動を確認…… 緊急システム起動…… システムを〝剣姫モード〟へ切り換え…… フルブレード展開……【フルブレードドレス】起動』
「へっ!?」
『あっ、リミッターが外れたちゃったかな? カンナちゃん、活動限界まで5分だからね!』
「か、活動限界!?」
『剣姫モードを始めとした〝EXモード〟は、みんなの機神の特殊武装をフル展開しての一時的なパワーアップモードで…… 武装のエネルギーと機神の耐久値の問題から、使ったら機神の機能が停止するの。その限界までの時間が約5分で…… もうすぐ1分たっちゃうよ!』
「ようは…… 光の巨人なヒーローさんよりもはやく、あの地龍を狩れば良いんでしょ? やぁぁってやるぜぇ!」
フルパワー突進しようとするカンナの機神だったが……
『グオォォォ!』
地龍が大口を上げて迫る!!
ドッゴン!!
「僕達を……」
バッシュ!!
「忘れるとは……」
「「良い度胸だ(よ)(ねぇ)」」
発砲音の後で突然姿を現すカノンの機神と、その発砲でぶっ倒れた地龍の大口を縛り上げるツグミの機神。
「もらった!」
剣姫モードのカンナの機神が、地龍の首を切り飛ばしたのだった。
「とりあえずは…… 起動テストと機能説明に慣らし運転には、なったの…… かな?」
その様子を見て…… 改良した専用機神のコックピットで、モナが一息をつくのだった。
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「カンナちゃん専用機のEXモード使用のダメージは…… 無いね?」
『はい、使用ダメージが精製したパーツの自動修復能力の範囲だったので、EXモードのダメージは修復されました』
「これもそれも、ミニマザーと……【混沌の女神】様のおかげだよね?」
『いいえ、モナママが〝混沌の女神様の加護〟をお持ちだからです』
「あの時は…… びっくりしたよ」
『そうですねぇ……』
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~ ミニマザーが機神パーツの精製直後…… ~
『モナママ。予備のパーツも精製したよ』
「ありがとうミニマザー。組み立てる前に一度鑑定するね」
「もうパーツを自作してるの? すごいわね♪」
「『!?』」
ミニマザーが精製したパーツを、鑑定しようとするモナの前に……
「こ、ここここ……」
「鶏の真似?」
「混沌の女神様!?」
混沌神が現れた。
『モナママ、センサーに反応…… 無し…… 幻覚などの可能性大です』
「残念でした♪ 本人ですよ」
「『本人!?』」
「特殊なスキルや技術に魔法とかが在るの。モナちゃんも気を付けてね?」
「あ、は、はい!」
「良い娘ねぇ♪ ところで…… そのちょっと小型化したスパイダーなんだけど」
『わたしですか?』
「ミニマザーがどうしましたか? まさか…… 作ったらダメでした…… か?」
「違うの、そうじゃなくてねぇ…… 魔導金属で作られたボディーにサポートユニット登録済みねぇ……」
「あ、あの……」
「モナちゃん」
「はい!」
「貴女のサポートユニット達に、私の〝使徒〟の称号をあげる♪」
「しょ、しょうごう……」
『わたしが…… 女神の使徒ですか?』
「そうよ。混沌の女神カナエの名のもとに、モナの〝サポートユニット【ミニダーズ】〟に使徒の称号を与えます…… とりあえずの使徒の使命は、モナちゃんのお手伝いです」
「お手伝いですか?」
「そう♪ モナちゃんと物作りするとねぇ…… 素材の力を引き出し易くなるの。だから、初期スキルが付いた物が出来る確率がアップするから、たくさん物を作ってね♪ とくにロボ系の……「何してるのかしら?」ヤバ!? 逃げろ!」
「こら! 待ちなさい!」
人種族のお姉さんに見つかった混沌神カナエ様は、逃げてしまいましたけど……
「これは……」
『わたしが使徒になった影響だね……』
改めて鑑定したパーツには……【自動修復(小)】のスキルが付いてました。
そのパーツを組み込み作り上げた機神達は……
さらに小型化して、特殊ブレード系の武装を増設したホワイトとオレンジのカラーリングをした武装装甲ユニットに換装する…… カンナ専用機神。
特徴的な専用の特殊長中距離狙撃可能ライフルと、周囲の地形に擬態して潜伏可能な特殊繊維装甲のブラックとレッドのカラーリングの武装装甲ユニットに換装する…… カノン専用機神。
換装すると、鎧武者の様なオレンジとグリーンのカラーリングの武装装甲ユニットに換装する…… ツグミ専用機神。
そして……
多彩な特殊追加ユニットを装着し、戦闘以外の局面でも…… むしろ戦闘以外の方が活躍しそうな専用の武装装甲ユニットを持つ…… モナの専用機神が完成したのだった。
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