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第一章
1、夢失われた世界に咲く明るい世界
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☆名木山竜星(なぎやまりゅうせい)サイド☆
俺自身、いつか夢見た幸せというものに辿り着けると思って今まで頑張っていたのだが...この世の中はそうはいかないらしかった。
かつてあの少女とは上手くいったのに。
俺、名木山竜星(なぎやまりゅうせい)の人生の話だが正直、幼馴染が浮気するまで幸せを感じていた。
幼馴染の野木山凜花(のぎやまりんか)に浮気された俺は落ち込んでいた。
まあ浮気現場を目撃した訳じゃ無いんだがアイツの事で友人からメッセージとキスしていた写真が送られてきた。
野木山凜花は容姿端麗であり成績優秀なヤツで幼馴染だ。
だからこそ俺は油断していたのかもしれない。
凜花に至ってそんな浮気とか考えられないだろうと油断していた。
俺はただ落ち込みながらそう考えつつ少しだけ息が詰まりながら歩く。
そして学校までやって来る。
そうして気晴らしと思ってから部室に訪れる。
因みに俺は文芸部に所属している感じの人間だ。
文芸部の副部長の肩書がある。
高校2年生になってから指名されたのだが。
肩書も何だか殴り棄てたい気分だな。
何も手が付かない。
正直落ち込みが治らない。
そう思いながら俺は奥の部屋まで行くと「あれ?先輩じゃないですか」とはきはきした元気な声がした。
顔を上げるとそこに四葉が居た。
八乙女四葉(やおとめよつば)であるが俺の後輩である。
「ああ。四葉か」
「そうですね。貴方のアイドルのよつ...っていうか先輩何だか元気がないですね」
「ああ。すまん。ジョークに付き合えないかもだ」
「どしたんですか?珍しい」
「幼馴染に浮気された」
「...へ!?」
四葉は驚きながら俺を見る。
そして「そうですか」と神妙な顔をした。
俺はその感じを見ながら本を直していた様な四葉を見る。
手伝おうと思い俺は本に手を伸ばす。
ぺしっと小さな手で叩かれた。
「先輩。良いです手伝わなくて」
「それはどういう事だ?」
「だって先輩は傷付いていますよね。休んで下さい」
「そりゃそうだ。だからこそ手伝いたい」
「...でも...」
「...良いんだ。四葉。手伝わせてくれ」
それから俺は四葉の本を取る。
そして収納していった。
すると栗毛色の髪の毛をいじいじしながら四葉が聞いてきた。
「じゃあ先輩って今はフリーなんですか」
「まあ失恋みたいなものだしな」
「ふ、ふーん」
「...何だ四葉?」
「いえ。何でもないです」
四葉は俺の姿を見ながら何かを考える。
俺はその姿を見ながら居ると「先輩は誰かと付き合いたいんですか?また」と聞いてきた。
それから本を俺と同じ様に直す。
俺はそんな言葉に肩を竦めた。
「どうかな。まあ暫くは恋は御免だな。もう面倒ごとしかない」
「...そ、そうですか」
「お前何かおかしいぞ。どうした」
「...先輩。私はどうですか」
「...どうですかって何が」
「付き合うの」
「...ぁ!?」
俺は絶句した。
それから四葉を見る。
四葉は「冗談に決まっています。先輩も特進クラスでお忙しいでしょうし」とニコッと笑顔になる。
だが耳まで真っ赤になっていた。
しかし何だよ。
ジョークだよな?
な?
「私は...先輩。貴方が可哀想に見えます」
「ああ。サンキューな」
「...ごめんなさい。それ以上は何も言えません」
「そうだな。俺的にも言わないで良いよそれ以上」
「...」
「...お前は優しいな。四葉」
「私は優しい訳じゃ無いです。ただ先輩から頂いた大切な物を返しているだけです」
コイツに何かしたか俺?
考えたが答えは出ないのだが。
思いながら俺は四葉を見る。
四葉は本を手に持ったまま俺を見てくる。
「先輩。私は1人ぼっちだった時に貴方に貴重な声を掛けてもらった。それだけで世界が広がったんです。...何か悩んでいるのであれば相談して下さいね」
「...四葉...」
「私は貴方が好きですから」
「...そうか。...は?」
「あ!?その感情は恋とかじゃないですから!」
何だそうか。
俺は心臓を落ち着かせながら四葉を見る。
四葉は耳まで真っ赤になったまま本を急いで片付ける。
それから「すいません!トイレに行って来ます!」と慌てて去って行った。
何なんだアイツは?
ビビる事ばかり言いやがって...心臓が飛び上がったぞ。
俺自身、いつか夢見た幸せというものに辿り着けると思って今まで頑張っていたのだが...この世の中はそうはいかないらしかった。
かつてあの少女とは上手くいったのに。
俺、名木山竜星(なぎやまりゅうせい)の人生の話だが正直、幼馴染が浮気するまで幸せを感じていた。
幼馴染の野木山凜花(のぎやまりんか)に浮気された俺は落ち込んでいた。
まあ浮気現場を目撃した訳じゃ無いんだがアイツの事で友人からメッセージとキスしていた写真が送られてきた。
野木山凜花は容姿端麗であり成績優秀なヤツで幼馴染だ。
だからこそ俺は油断していたのかもしれない。
凜花に至ってそんな浮気とか考えられないだろうと油断していた。
俺はただ落ち込みながらそう考えつつ少しだけ息が詰まりながら歩く。
そして学校までやって来る。
そうして気晴らしと思ってから部室に訪れる。
因みに俺は文芸部に所属している感じの人間だ。
文芸部の副部長の肩書がある。
高校2年生になってから指名されたのだが。
肩書も何だか殴り棄てたい気分だな。
何も手が付かない。
正直落ち込みが治らない。
そう思いながら俺は奥の部屋まで行くと「あれ?先輩じゃないですか」とはきはきした元気な声がした。
顔を上げるとそこに四葉が居た。
八乙女四葉(やおとめよつば)であるが俺の後輩である。
「ああ。四葉か」
「そうですね。貴方のアイドルのよつ...っていうか先輩何だか元気がないですね」
「ああ。すまん。ジョークに付き合えないかもだ」
「どしたんですか?珍しい」
「幼馴染に浮気された」
「...へ!?」
四葉は驚きながら俺を見る。
そして「そうですか」と神妙な顔をした。
俺はその感じを見ながら本を直していた様な四葉を見る。
手伝おうと思い俺は本に手を伸ばす。
ぺしっと小さな手で叩かれた。
「先輩。良いです手伝わなくて」
「それはどういう事だ?」
「だって先輩は傷付いていますよね。休んで下さい」
「そりゃそうだ。だからこそ手伝いたい」
「...でも...」
「...良いんだ。四葉。手伝わせてくれ」
それから俺は四葉の本を取る。
そして収納していった。
すると栗毛色の髪の毛をいじいじしながら四葉が聞いてきた。
「じゃあ先輩って今はフリーなんですか」
「まあ失恋みたいなものだしな」
「ふ、ふーん」
「...何だ四葉?」
「いえ。何でもないです」
四葉は俺の姿を見ながら何かを考える。
俺はその姿を見ながら居ると「先輩は誰かと付き合いたいんですか?また」と聞いてきた。
それから本を俺と同じ様に直す。
俺はそんな言葉に肩を竦めた。
「どうかな。まあ暫くは恋は御免だな。もう面倒ごとしかない」
「...そ、そうですか」
「お前何かおかしいぞ。どうした」
「...先輩。私はどうですか」
「...どうですかって何が」
「付き合うの」
「...ぁ!?」
俺は絶句した。
それから四葉を見る。
四葉は「冗談に決まっています。先輩も特進クラスでお忙しいでしょうし」とニコッと笑顔になる。
だが耳まで真っ赤になっていた。
しかし何だよ。
ジョークだよな?
な?
「私は...先輩。貴方が可哀想に見えます」
「ああ。サンキューな」
「...ごめんなさい。それ以上は何も言えません」
「そうだな。俺的にも言わないで良いよそれ以上」
「...」
「...お前は優しいな。四葉」
「私は優しい訳じゃ無いです。ただ先輩から頂いた大切な物を返しているだけです」
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考えたが答えは出ないのだが。
思いながら俺は四葉を見る。
四葉は本を手に持ったまま俺を見てくる。
「先輩。私は1人ぼっちだった時に貴方に貴重な声を掛けてもらった。それだけで世界が広がったんです。...何か悩んでいるのであれば相談して下さいね」
「...四葉...」
「私は貴方が好きですから」
「...そうか。...は?」
「あ!?その感情は恋とかじゃないですから!」
何だそうか。
俺は心臓を落ち着かせながら四葉を見る。
四葉は耳まで真っ赤になったまま本を急いで片付ける。
それから「すいません!トイレに行って来ます!」と慌てて去って行った。
何なんだアイツは?
ビビる事ばかり言いやがって...心臓が飛び上がったぞ。
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