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2章
2-33 新年
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「お父さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
「おめでとう……ございます」
モモが新年の挨拶をして頭を下げる。それを真似してエリゼちゃんも同じように頭を下げた。
「おめでとう。本年もよろしくお願いします」
「にゃーん」
「わん」
姉さんや大福まで頭を下げる姿はあまりに可愛らしく、もしインターネットがあってこの写真をアップできれば、間違いなくバズっていただろうな。
「それじゃあ、恒例の餅つき大会を始めようか!」
「餅つき?」
「エリゼさんには私が教えてあげます! いいよね、お父さん!」
「じゃあ、今年はモモに任せようかな」
杵と臼、そして炊いたもち米はすでに用意してある。俺は姉さんと縁側に座り、モモ達が餅をつく様子を眺めることにした。
「いいですか、力を入れすぎて臼や杵を壊さないでくださいね」
「が、頑張る」
エリゼちゃんも最初こそ戸惑っていたが、慣れてくると凄まじいスピードで杵を振り下ろし、モモもタイミングよく餅を返している。
普通の餅つきを早送りしたような速さで、ペッタンペッタン。
最初は怪我をしないかと冷や冷やしたが、二人にとってはそれが普通のスピードらしい。……異世界の餅つき、恐ろしい。
「美味い! 餅、モチモチだぁ!」
エリゼちゃんが両手にあんこときな粉の餅を持ち、わんぱくスタイルで頬張っている。相変わらずその姿が似合う娘だ。
モモは淡々と、黙々と餅を口に運ぶ。食べているときの視線がどこか遠くを見ていて、ちょっと怖いですモモさん。フードファイターの風格すらある。
砂糖醤油よりも甘いあんこやきな粉、ずんだが人気で、最終的にはあんこだけをそのまま食べようとしていたのは取り上げた。食べすぎは体に悪いからな。
正月ま——冬の間は単価の高いカボチャを中心に、大根、薩摩芋、長葱といった冬野菜を育て、足りなかった鶏を四羽増やした。さらに【マヨネーズの壺】を三万円で購入!
それ以外にも【チーズ作成器】という箱と、【ヨーグルト作成器】の壺をそれぞれ五万円で追加購入した。
チーズ作成器は牛乳を入れるだけで一週間後には立派なチーズが完成する。それを荒く削ってナポリタンの上にドバドバ振りかければ最高だし、ヨーグルトと組み合わせたランチセットは一食二千円で買い取ってもらえた。
他の定食に比べても手間が少なく単価が高いので、なかなかの稼ぎ頭になってくれそうだ。
餅を食べて温かい麦茶を啜っていると、モモが何やら話したいことがあるようで、俺の正面に座り直した。
「どうした、モモ?」
「お父さんに相談とお願いがあります」
優秀で、ほとんどのことを助けなしにこなせてしまうこの子がお願いごと。
一体どんな無理難題を言い出すのか、ちょっと怖い。
「学校が始まる前に、少し早めに出て外の世界を回ってから、そのまま学校に行きたいの」
なるほど、悪いことではない。
モモはここに来る前は村しか知らず、知識こそ増えたがあくまで机上の知識。実際に見たり体験したことは多くない。特に人との関わり方は、街に出なければ学べないことが多いだろう。
ただ……心配でないと言えば嘘になる。
火の鶏やピーちゃんに乗って直行すれば安全に学校へ行けるのだから、あえて危険な道を行く必要もないのだ。
「モモがそう決めたなら、俺は応援するよ」
「お父さん、ありがとうございます!」
「でもね、初めてのことだし俺も心配だ。少し条件を出すけどいいかな?」
「どんな条件?」
まずは道程の提出とすり合わせだ。
さすがはしっかり者のモモ。すでにルートは決めていたようだった。
モモの考えた内容は、王国ルートではなく王坂、ビクド、帝国を抜け、最終的に最北端の学校へ向かうというものだった。
「帝国内は不安定と聞いているので、人里を通らずに森林や山脈を越えていこうと思っているの」
「危なくないか?」
「この辺の森と比べれば大したことないって、皆さんが言ってたから大丈夫!」
さくらさんを筆頭に強者揃いだし、その人達が太鼓判を押すなら大丈夫なのかもしれない。
「しっかり考えてるんだね。俺からの条件は、こことここ……帝国に入ってからもできれば手紙を出してほしい」
「うん。ピーちゃんも一緒に来るって言ってたから、帝国に入ってからは一回ピーちゃんにお願いするね。大阪と聖国では、ガンジュさんやソーズさんに挨拶に行ったときに頼んでみる」
「俺からも二人には手紙を出しておくよ」
モモの予定では十月にここを出て、半年ほどかけて学校へ向かうらしい。
ギリギリまでは一緒にいられると思っていただけに、少し寂しい。
だがモモが決めたことだ。誠心誠意、応援してあげたい。
ただ、この厳しい世界でモモが変わり果ててしまわないか……不安も拭いきれない。
「にゃーん」
「そうだな。絶対なんて、この世にはないからな」
そんな中、エリゼちゃんも真剣な顔で話を聞いていた——いや、正確には途中から明らかに話についていけていなかった。
この子もいつか冒険者になるためにここを出ていくんだよな? 本当に大丈夫なのか……。
「エリゼさんは獣的な感覚に優れているから、たぶん……大丈夫だと思う」
「まぁ、まだ時間はあるし、一緒に勉強を頑張ろうな、エリゼちゃん」
「わ、私だってやればできるんだから!」
やればできるって、ぶっつけ本番じゃなくて計画性を持って挑もうな。
でも、この数ヶ月で彼女は劇的に変わった……やればできる子。
きっと大丈夫……だよね?
「おめでとう……ございます」
モモが新年の挨拶をして頭を下げる。それを真似してエリゼちゃんも同じように頭を下げた。
「おめでとう。本年もよろしくお願いします」
「にゃーん」
「わん」
姉さんや大福まで頭を下げる姿はあまりに可愛らしく、もしインターネットがあってこの写真をアップできれば、間違いなくバズっていただろうな。
「それじゃあ、恒例の餅つき大会を始めようか!」
「餅つき?」
「エリゼさんには私が教えてあげます! いいよね、お父さん!」
「じゃあ、今年はモモに任せようかな」
杵と臼、そして炊いたもち米はすでに用意してある。俺は姉さんと縁側に座り、モモ達が餅をつく様子を眺めることにした。
「いいですか、力を入れすぎて臼や杵を壊さないでくださいね」
「が、頑張る」
エリゼちゃんも最初こそ戸惑っていたが、慣れてくると凄まじいスピードで杵を振り下ろし、モモもタイミングよく餅を返している。
普通の餅つきを早送りしたような速さで、ペッタンペッタン。
最初は怪我をしないかと冷や冷やしたが、二人にとってはそれが普通のスピードらしい。……異世界の餅つき、恐ろしい。
「美味い! 餅、モチモチだぁ!」
エリゼちゃんが両手にあんこときな粉の餅を持ち、わんぱくスタイルで頬張っている。相変わらずその姿が似合う娘だ。
モモは淡々と、黙々と餅を口に運ぶ。食べているときの視線がどこか遠くを見ていて、ちょっと怖いですモモさん。フードファイターの風格すらある。
砂糖醤油よりも甘いあんこやきな粉、ずんだが人気で、最終的にはあんこだけをそのまま食べようとしていたのは取り上げた。食べすぎは体に悪いからな。
正月ま——冬の間は単価の高いカボチャを中心に、大根、薩摩芋、長葱といった冬野菜を育て、足りなかった鶏を四羽増やした。さらに【マヨネーズの壺】を三万円で購入!
それ以外にも【チーズ作成器】という箱と、【ヨーグルト作成器】の壺をそれぞれ五万円で追加購入した。
チーズ作成器は牛乳を入れるだけで一週間後には立派なチーズが完成する。それを荒く削ってナポリタンの上にドバドバ振りかければ最高だし、ヨーグルトと組み合わせたランチセットは一食二千円で買い取ってもらえた。
他の定食に比べても手間が少なく単価が高いので、なかなかの稼ぎ頭になってくれそうだ。
餅を食べて温かい麦茶を啜っていると、モモが何やら話したいことがあるようで、俺の正面に座り直した。
「どうした、モモ?」
「お父さんに相談とお願いがあります」
優秀で、ほとんどのことを助けなしにこなせてしまうこの子がお願いごと。
一体どんな無理難題を言い出すのか、ちょっと怖い。
「学校が始まる前に、少し早めに出て外の世界を回ってから、そのまま学校に行きたいの」
なるほど、悪いことではない。
モモはここに来る前は村しか知らず、知識こそ増えたがあくまで机上の知識。実際に見たり体験したことは多くない。特に人との関わり方は、街に出なければ学べないことが多いだろう。
ただ……心配でないと言えば嘘になる。
火の鶏やピーちゃんに乗って直行すれば安全に学校へ行けるのだから、あえて危険な道を行く必要もないのだ。
「モモがそう決めたなら、俺は応援するよ」
「お父さん、ありがとうございます!」
「でもね、初めてのことだし俺も心配だ。少し条件を出すけどいいかな?」
「どんな条件?」
まずは道程の提出とすり合わせだ。
さすがはしっかり者のモモ。すでにルートは決めていたようだった。
モモの考えた内容は、王国ルートではなく王坂、ビクド、帝国を抜け、最終的に最北端の学校へ向かうというものだった。
「帝国内は不安定と聞いているので、人里を通らずに森林や山脈を越えていこうと思っているの」
「危なくないか?」
「この辺の森と比べれば大したことないって、皆さんが言ってたから大丈夫!」
さくらさんを筆頭に強者揃いだし、その人達が太鼓判を押すなら大丈夫なのかもしれない。
「しっかり考えてるんだね。俺からの条件は、こことここ……帝国に入ってからもできれば手紙を出してほしい」
「うん。ピーちゃんも一緒に来るって言ってたから、帝国に入ってからは一回ピーちゃんにお願いするね。大阪と聖国では、ガンジュさんやソーズさんに挨拶に行ったときに頼んでみる」
「俺からも二人には手紙を出しておくよ」
モモの予定では十月にここを出て、半年ほどかけて学校へ向かうらしい。
ギリギリまでは一緒にいられると思っていただけに、少し寂しい。
だがモモが決めたことだ。誠心誠意、応援してあげたい。
ただ、この厳しい世界でモモが変わり果ててしまわないか……不安も拭いきれない。
「にゃーん」
「そうだな。絶対なんて、この世にはないからな」
そんな中、エリゼちゃんも真剣な顔で話を聞いていた——いや、正確には途中から明らかに話についていけていなかった。
この子もいつか冒険者になるためにここを出ていくんだよな? 本当に大丈夫なのか……。
「エリゼさんは獣的な感覚に優れているから、たぶん……大丈夫だと思う」
「まぁ、まだ時間はあるし、一緒に勉強を頑張ろうな、エリゼちゃん」
「わ、私だってやればできるんだから!」
やればできるって、ぶっつけ本番じゃなくて計画性を持って挑もうな。
でも、この数ヶ月で彼女は劇的に変わった……やればできる子。
きっと大丈夫……だよね?
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