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第22話 眼鏡を外して……
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ギルドへの引き渡しと報告を終え、優斗がカエサルを彼のアパート前まで送り着いたのは、かなり夜も更けてきた頃だった。
「お疲れっした、カエサルさん」
本当は部屋へ上がり込みたい気持ちに蓋をしながら、優斗は努めて明るく別れの挨拶をした。
「じゃ、俺はここで――また明日っす!」
後ろ髪を引かれる思いのまま踵を返し歩き出そうとしたその時だった――「ユウト」と呼び止める声と共に、袖口を引っ張られる感覚がした。
「へっ?カエサルさん?」
驚いて振り返り、袖口に視線を落とした優斗の目に服を掴む白い手が映った。
その手を辿るように視線を上げていくと、目の前にはどこか切なげな表情を浮かべたカエサルの顔があった。
「……あ、あの……何か用事っすか?」
(ま、まさか――)
ドキドキと心臓が高鳴る中、優斗は務めて平静を装ったが、やはり動揺を隠しきれずに声が上ずってしまっていた。
そんな優斗の顔をしばらく見つめた後、カエサルはゆっくりと空いているほうの手を上げたかと思うと、徐に眼鏡を外してみせたのだ。
いままでどんな時でも素顔を晒す事の無かったカエサルが、突然眼鏡を取った事に優斗は驚きのあまりその場で固まってしまった。
「えっ……ちょ……それって……」
予想もしていなかった事態に慌てる優斗の顔を、何かを探るように暫しじっと見つめていたカエサルだったが、やがて納得したように頷いたかと思うと、次の瞬間ふわりと笑みを零した。
その微笑みはどこかホッとしたようにも、とても嬉しそうにも見えるものだった。
そしてカエサルは微笑んだまま、静かに口を開いた。
「……ユウト、良かったら部屋に寄って行かないかい?」
(――えっ!)
その一言は優斗にとって正に青天の霹靂だった。
あの一件以来、距離を詰めようにもずっと躱されてきていた上に、なにより、ここまではっきりとカエサルから誘われたのは初めてだったのだ。
(いったいどうしたんだ、カエサルさん――もしかして、俺のした事許してくれたのか?)
また、セフレ関係に戻る事が許されたのかもしれないという思いに、優斗の心は期待に膨らんでいった。
だが、見つめるカエサルの素顔はそれ以前の彼より更に表情豊かに語り掛けてくるようだった。
まさに『目は口程に物を言う』とはよく言ったもので、優斗はその翡翠から目が離せなかった。
眼鏡、というベールを脱いだカエサルの瞳はまるで愛の告白をしてくるかの如く、熱のこもった視線で優斗を見つめていたのだ。
その瞳を見て、優斗は全てを理解できたような気がした――今まで、カエサルが頑なに眼鏡を外そうとしなかった理由を……。
おそらくカエサルは自身の持つ『鑑定眼スキル』によって、優斗の本心を見抜いてしまう事を恐れていたのだろう。
”もしも自分に向けられる優斗の気持ちがただの一過性の熱病のようなものだとしたら”――と、それを恐れ、更には自分の本心を悟られないようにするために眼鏡という鎧を身にまとい、その心を覆い隠していたのだ。
だが、優斗の愛が本物だと解った今、カエサルはその不安から解放されたのだろう。
優斗を見つめるカエサルの瞳がそれを雄弁に物語っていた。
その恋情に満ちた眼差しと、突然の急展開に優斗は激しく動揺しながらも、何か言葉を返そうと口を開くが、緊張のあまり上手く言葉が出てこない。
「あ……の……」
声をかけようとした優斗を遮るようにカエサルが口を開く。
「ユウト、私は今まで君を不安にさせてばかりいたね……」
そう言いながら眉尻を下げて申し訳なさそうに微笑むカエサルに対して、動揺を隠せない優斗はただ目を見開いたまま口をパクパクさせる事しか出来なかった。
(え……えっ、なに、この展開!?――もしかして、もしかするのか?――いや、でも俺の勘違いだったら……)
そんな事をグルグルと考えながら、期待と不安の入り混じった気持ちのまま固まっていると、フッと表情を和らげたカエサルに胸ぐらを掴まれグイと引き寄せられた。
(――!?)
気が付いたときにはカエサルの柔らかな唇の感触が優斗の唇に触れていた。
今までは優斗がお願いし倒してやっと許されていたキスだった――それが、なんと今はカエサルのほうからしてきてくれているのだ。
触れるだけの軽いキスだが、優斗の心臓を更に煩くさせるには十分すぎるものだった。
やがてカエサルはゆっくりと唇を離すと、フッと微笑んだ。
「ユウト、待たせてすまなかったね……これが私の答えだよ」
「それって……」
突然のキスの理由に、カエサルは優斗がずっと待ち望んでいた答えを口にした。
「降参するよ……ユウト……私は君が好きだ」
(――っ!?)
その言葉に、優斗は息を飲む目の前にはカエサルの綺麗な翠色の瞳が揺れていた。
(えっ……これって、もしかして夢!?)
そう思った優斗は自分の頬っぺたを思い切りつねってみたが――。
「……痛ってぇ!!」
あまりの強さに思わず涙目になりながら頬を摩っていると、「ぷっ!」と吹き出す声がしてハッとして顔を上げた。
優斗の挙動が可笑しかったのだろう、そこには笑いを堪えるような表情を浮かべたカエサルの姿が。
「な、なに笑ってんすか……」と不満気に頬を摩りつつ言う優斗に、カエサルは笑みを深めた。
「いや、すまない……君は本当に可愛いと思ってね」
「は?カエサルさんのほうが100倍可愛いし!――つか、それより――」
優斗はガシリとカエサルの両肩を掴むと、その美貌を覗き込む。
「マジっすか!?やっと、俺、カエサルさんと付き合えるって事!?――それも、セフレじゃなくって恋人として!」
これは非常に大事な事なのだ、ここはしっかりと確認しておかなければならない――今にも飛び上がって喜んでしまいそうな自分をなんとか抑えながら、優斗はカエサルの瞳をジッと見つめた。
「ああ……君さえ良ければ、だけどね」
そう言いながらどこか恥ずかしそうにはにかむカエサルに、優斗の心臓はもう破裂寸前だった。
「良いに決まってるじゃないっすか!スゲー嬉しいっす」
(ヤバい……泣きそうだ……)
優斗は胸がいっぱいで目頭が熱くなるのを感じながら、溢れる感情を抑えきれずに思わず目の前のカエサルを抱き寄せた。
ぎゅっと抱きしめる腕に力を込めると、カエサルもそれに応えるように優斗の背中に腕を回して抱きしめ返してくれる。
「……ありがとう、カエサルさん」
「それは、私のセリフだよ……ずっと待っていてくれてありがとう、ユウト」
その言葉に顔を上げれば、そこには微笑んでいる愛しい”恋人”の顔がある――それだけでもう駄目だった。
まだここはアパートの前で、夜中とはいえ公衆の場だという事など、今の優斗にとってはどうでもいい事だった。
そう思える程の幸福感に包まれながら優斗はカエサルの頬に手を掛けると、そのまま親指の腹でそっと彼の唇をなぞる。
カエサルは一瞬驚いたような顔を見せたが、すぐに優斗の行為の意図を察したのだろう、ゆっくりと瞼を閉じてその緑色の瞳を瞼の裏に隠す。
(カエサルさん……好きだ、やっと俺のもんになったんだ)
そう心の中で呟くと、優斗はその愛しい唇へとそっと己のそれを押し当てたのだった。
「お疲れっした、カエサルさん」
本当は部屋へ上がり込みたい気持ちに蓋をしながら、優斗は努めて明るく別れの挨拶をした。
「じゃ、俺はここで――また明日っす!」
後ろ髪を引かれる思いのまま踵を返し歩き出そうとしたその時だった――「ユウト」と呼び止める声と共に、袖口を引っ張られる感覚がした。
「へっ?カエサルさん?」
驚いて振り返り、袖口に視線を落とした優斗の目に服を掴む白い手が映った。
その手を辿るように視線を上げていくと、目の前にはどこか切なげな表情を浮かべたカエサルの顔があった。
「……あ、あの……何か用事っすか?」
(ま、まさか――)
ドキドキと心臓が高鳴る中、優斗は務めて平静を装ったが、やはり動揺を隠しきれずに声が上ずってしまっていた。
そんな優斗の顔をしばらく見つめた後、カエサルはゆっくりと空いているほうの手を上げたかと思うと、徐に眼鏡を外してみせたのだ。
いままでどんな時でも素顔を晒す事の無かったカエサルが、突然眼鏡を取った事に優斗は驚きのあまりその場で固まってしまった。
「えっ……ちょ……それって……」
予想もしていなかった事態に慌てる優斗の顔を、何かを探るように暫しじっと見つめていたカエサルだったが、やがて納得したように頷いたかと思うと、次の瞬間ふわりと笑みを零した。
その微笑みはどこかホッとしたようにも、とても嬉しそうにも見えるものだった。
そしてカエサルは微笑んだまま、静かに口を開いた。
「……ユウト、良かったら部屋に寄って行かないかい?」
(――えっ!)
その一言は優斗にとって正に青天の霹靂だった。
あの一件以来、距離を詰めようにもずっと躱されてきていた上に、なにより、ここまではっきりとカエサルから誘われたのは初めてだったのだ。
(いったいどうしたんだ、カエサルさん――もしかして、俺のした事許してくれたのか?)
また、セフレ関係に戻る事が許されたのかもしれないという思いに、優斗の心は期待に膨らんでいった。
だが、見つめるカエサルの素顔はそれ以前の彼より更に表情豊かに語り掛けてくるようだった。
まさに『目は口程に物を言う』とはよく言ったもので、優斗はその翡翠から目が離せなかった。
眼鏡、というベールを脱いだカエサルの瞳はまるで愛の告白をしてくるかの如く、熱のこもった視線で優斗を見つめていたのだ。
その瞳を見て、優斗は全てを理解できたような気がした――今まで、カエサルが頑なに眼鏡を外そうとしなかった理由を……。
おそらくカエサルは自身の持つ『鑑定眼スキル』によって、優斗の本心を見抜いてしまう事を恐れていたのだろう。
”もしも自分に向けられる優斗の気持ちがただの一過性の熱病のようなものだとしたら”――と、それを恐れ、更には自分の本心を悟られないようにするために眼鏡という鎧を身にまとい、その心を覆い隠していたのだ。
だが、優斗の愛が本物だと解った今、カエサルはその不安から解放されたのだろう。
優斗を見つめるカエサルの瞳がそれを雄弁に物語っていた。
その恋情に満ちた眼差しと、突然の急展開に優斗は激しく動揺しながらも、何か言葉を返そうと口を開くが、緊張のあまり上手く言葉が出てこない。
「あ……の……」
声をかけようとした優斗を遮るようにカエサルが口を開く。
「ユウト、私は今まで君を不安にさせてばかりいたね……」
そう言いながら眉尻を下げて申し訳なさそうに微笑むカエサルに対して、動揺を隠せない優斗はただ目を見開いたまま口をパクパクさせる事しか出来なかった。
(え……えっ、なに、この展開!?――もしかして、もしかするのか?――いや、でも俺の勘違いだったら……)
そんな事をグルグルと考えながら、期待と不安の入り混じった気持ちのまま固まっていると、フッと表情を和らげたカエサルに胸ぐらを掴まれグイと引き寄せられた。
(――!?)
気が付いたときにはカエサルの柔らかな唇の感触が優斗の唇に触れていた。
今までは優斗がお願いし倒してやっと許されていたキスだった――それが、なんと今はカエサルのほうからしてきてくれているのだ。
触れるだけの軽いキスだが、優斗の心臓を更に煩くさせるには十分すぎるものだった。
やがてカエサルはゆっくりと唇を離すと、フッと微笑んだ。
「ユウト、待たせてすまなかったね……これが私の答えだよ」
「それって……」
突然のキスの理由に、カエサルは優斗がずっと待ち望んでいた答えを口にした。
「降参するよ……ユウト……私は君が好きだ」
(――っ!?)
その言葉に、優斗は息を飲む目の前にはカエサルの綺麗な翠色の瞳が揺れていた。
(えっ……これって、もしかして夢!?)
そう思った優斗は自分の頬っぺたを思い切りつねってみたが――。
「……痛ってぇ!!」
あまりの強さに思わず涙目になりながら頬を摩っていると、「ぷっ!」と吹き出す声がしてハッとして顔を上げた。
優斗の挙動が可笑しかったのだろう、そこには笑いを堪えるような表情を浮かべたカエサルの姿が。
「な、なに笑ってんすか……」と不満気に頬を摩りつつ言う優斗に、カエサルは笑みを深めた。
「いや、すまない……君は本当に可愛いと思ってね」
「は?カエサルさんのほうが100倍可愛いし!――つか、それより――」
優斗はガシリとカエサルの両肩を掴むと、その美貌を覗き込む。
「マジっすか!?やっと、俺、カエサルさんと付き合えるって事!?――それも、セフレじゃなくって恋人として!」
これは非常に大事な事なのだ、ここはしっかりと確認しておかなければならない――今にも飛び上がって喜んでしまいそうな自分をなんとか抑えながら、優斗はカエサルの瞳をジッと見つめた。
「ああ……君さえ良ければ、だけどね」
そう言いながらどこか恥ずかしそうにはにかむカエサルに、優斗の心臓はもう破裂寸前だった。
「良いに決まってるじゃないっすか!スゲー嬉しいっす」
(ヤバい……泣きそうだ……)
優斗は胸がいっぱいで目頭が熱くなるのを感じながら、溢れる感情を抑えきれずに思わず目の前のカエサルを抱き寄せた。
ぎゅっと抱きしめる腕に力を込めると、カエサルもそれに応えるように優斗の背中に腕を回して抱きしめ返してくれる。
「……ありがとう、カエサルさん」
「それは、私のセリフだよ……ずっと待っていてくれてありがとう、ユウト」
その言葉に顔を上げれば、そこには微笑んでいる愛しい”恋人”の顔がある――それだけでもう駄目だった。
まだここはアパートの前で、夜中とはいえ公衆の場だという事など、今の優斗にとってはどうでもいい事だった。
そう思える程の幸福感に包まれながら優斗はカエサルの頬に手を掛けると、そのまま親指の腹でそっと彼の唇をなぞる。
カエサルは一瞬驚いたような顔を見せたが、すぐに優斗の行為の意図を察したのだろう、ゆっくりと瞼を閉じてその緑色の瞳を瞼の裏に隠す。
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