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最終章 ノーリング 巨大化デスマッチ
第25話 最終話 決着のクロスチョップ
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『あっと、イノーバ、ダンプを道連れ! 海深く、沈んでいきます!』
海中で、顔面にヒザ蹴りを浴びせてきた。
『ダンプ選手、イノーバ選手の足を掴んだ。そのまま、バックブリーカー! これは辛い!』
背骨をそらす上に、顔面は海水につかっている。
死ぬことはないだろうが、かなりキツいはずだ。
天使メタローが、イノーバにギブアップか聞いている。
顔が海水に沈んでいるイノーバは、指だけでノーギブだと伝えてきた。
沈めながら、顔だけを着水させたまま、わたしはさらにイノーバを締め上げる。
「おらあああ!」
わたしが雄叫びを上げると、観客まで同じように吠えた。
『ダンプ選手、イノーバを追い詰めていく! これで決着か!?』
とんでもない。ここで終わらせてたまるか。
まだ、最後まで出し切っていない。
こんなものではないだろ、イノーバ!
わたしはたしかに、家族を巻き添えにしたお前が憎い。殺したいとも、思っている。
だが、それはリングの上でだ。
悪魔のような相手でも、わたしにとってはプロレスラーである。
だからわたしも、プロレスラーとして倒す。
ゴッドバード・シャイナが、わたしを見ていた。
見ておけ、シャイナ。これがわたしの、プロレスだ!
「返してこいや、おらあああ!」
さらにねじ切ろうとした。
イノーバは片手に、全魔力を注ぎ込んだ。あれは、セイクリッド族のメタローを破壊した技だろう。
「魔将・閃空!」
暗黒色の魔力を込めた手で、わたしの背中を殴りつけた。
魔力が、わたしの身体を突き抜ける。
バックブリーカーを極めていた手が、ゆるむ。
「さすがに、水圧で威力が鈍ったか!」
「テメエが弱すぎるだけだ! てめえのヘボパンチで、わたしを貫けると思うな」
やはり、イノーバは返してくる。
しかし、すぐに立て直せない。
そのスキに、イノーバがわたしを逆さに抱え込む。
『おおっと! イノーバ選手、ダンプ選手の技を、身体をねじって脱出! 海の底めがけて、パイルドライバー!』
わたしの脳天が、ゴツゴツした海底にぶち当たった。
それでも、わたしはヘッドシザーズでイノーバを引き剥がす。そのまま地上へ、イノーバを振り払った。
『さて、互いが、陸に上がってきた! 両者、一歩も譲らぬ攻防戦! おおっと! ダンプ選手、何を持っているのか!? 凶器です! しかも、人間サイズでは手に取ることができない凶器、船!』
わたしは長細い船を掴みながら、陸に上がる。
『あれは、クイーン・レスルース号! エンプレスイノーバの事務所を兼ねた、豪華客船だ! これはルール無用のバトル! レフェリーのセイクリッド族メタローも、反則を取りません』
「くらえええええ!」
豪華客船を、わたしはイノーバの頭に叩きつけた。
『あっと! ダンプ選手、イノーバをバットで殴り飛ばしました! なんという荒業! 人間サイズでは決死でできない凶器攻撃を、見せてくれております!』
事務所を破壊されて、イノーバの顔に怒りが浮かぶ。
『魔王イノーバ選手、魔人ハンプティ・ダンプティ選手。果たして、どちらが勝つのでしょうか? これでまた、勝負はわからなくなってきました』
また、歓声が上がった。人類の敵である、魔人同士の戦いだというのに。
わたしは、人類の味方ではない。魔王と同じ魔人で、人に害をなす存在。魔王の敵にすぎない。
それでも、どうしてわたしを応援してくれているのか。
どちらが勝っても、人類に未来はない。まさしく、ノー・フューチャーだ。
「ノオオオ!」
両手を広げて、わたしは身体を前屈させた。
伸ばした両手に、体内から伸ばした鎖を絡みつかせる。
「ダンプ、超最終形態だ! 身体中に鎖を巻き付かせろ!」
『あいよっ。最後の勝負だね!』
脳内でダンプと会話して、攻撃の準備をした。
鎖を伝って、ありったけの魔力を腕に注ぎ込む。
「フューチャアアアアアアアッ!」
腕を胸の前でバツにし、わたしはイノーバに直進する。
「弾き返してくれる!」
再びイノーバが、魔将・閃空を展開した。黒い魔力が、渦となってイノーバの腕に集まってくる。
「貫けるなら、貫いてみろ!」
一直線に跳躍し、わたしはフライングクロスチョップの体勢に。
わたしのクロスチョップと、イノーバの技とが、ぶつかりあった。
鎖が、暗黒のオーラによって砕け散る。
わたしの腕も、真っ赤に燃え上がった。
それでも……!
クロスチョップの勢いは止まらない。
そのまま、魔王のノドにめり込んだ。
「ぐへええ!?」
魔王は、舌を出して後ろに倒れていく。
『ああっと! イノーバのノドに、ダンプのクロスチョップが突き刺さった! そのままフォールに入ります!』
メタローが、三カウントを取った。
わたしは、勝ち名乗りを受ける。
『試合終了! 試合は終了いたしました。一時間二五分! 勝者、ハンプティ・ダンプティ! フライングクロスチョップからのエビ固めで、勝利を収めました! ダンプが両腕で作ったギロチンによって、魔王を倒しました!』
魔王は、起き上がってこない。
わたしも魔王も、元のサイズへと戻っていく。
ムリな体型変化をしたせいで、お互いに身体はもうボロボロだ。
「魔王は?」
「今の一撃で、確実に死んださ」
目覚めたイノーバは、もう生気を失っていた。その身体が、だんだんと砂に変わっている。
「生まれ変わったら、またプロレスをやろう。今度こそ、お互い健康な身で」
「お前は、もう魔人として生きるしかなくなるぞ?」
「そっか。じゃあ、お前が生まれ変わってくるまで、生きておいてやる。プロレスをやりながら、お前の転生を待つさ」
「フッ、最期まで、頭にくるやつだ」
捨て台詞を吐いて、今度こそイノーバは消えた。
「助ける方法は、なかったんだよね?」
『一度死ぬことでしか、魂は救済されないさ』
さて、これからどうするか。
わたしはこれからも、ずっと魔人を続けなければならない。
「ダンプ、なんともないのか?」
ゴッドバード・シャイナが、わたしに問いかける。
「どうもしない。ただ、マスクは剥がせない」
「あなたを今後、どう呼べばいい? ダンプ? それとも、フロランス伯爵令嬢?」
「わたしは……悪役令嬢ハンプティ・ダンプティだ! これまでも! これからも!」
シャイナを指さして、わたしは宣言した。
「ゴッドバード・シャイナ! 魔王は倒した! 次はテメエがわたしの手にかかる番だ!」
わたしが言葉を放つと、シャイナがフッと笑う。
「なにがおかしい?」
「感傷に浸っているかと思ったが、杞憂だったな」
シャイナが、リングを用意させる。
「いつでも準備はできている、やろう」
「よし、今この場で決着を付けてやるぜ!」
(完)
海中で、顔面にヒザ蹴りを浴びせてきた。
『ダンプ選手、イノーバ選手の足を掴んだ。そのまま、バックブリーカー! これは辛い!』
背骨をそらす上に、顔面は海水につかっている。
死ぬことはないだろうが、かなりキツいはずだ。
天使メタローが、イノーバにギブアップか聞いている。
顔が海水に沈んでいるイノーバは、指だけでノーギブだと伝えてきた。
沈めながら、顔だけを着水させたまま、わたしはさらにイノーバを締め上げる。
「おらあああ!」
わたしが雄叫びを上げると、観客まで同じように吠えた。
『ダンプ選手、イノーバを追い詰めていく! これで決着か!?』
とんでもない。ここで終わらせてたまるか。
まだ、最後まで出し切っていない。
こんなものではないだろ、イノーバ!
わたしはたしかに、家族を巻き添えにしたお前が憎い。殺したいとも、思っている。
だが、それはリングの上でだ。
悪魔のような相手でも、わたしにとってはプロレスラーである。
だからわたしも、プロレスラーとして倒す。
ゴッドバード・シャイナが、わたしを見ていた。
見ておけ、シャイナ。これがわたしの、プロレスだ!
「返してこいや、おらあああ!」
さらにねじ切ろうとした。
イノーバは片手に、全魔力を注ぎ込んだ。あれは、セイクリッド族のメタローを破壊した技だろう。
「魔将・閃空!」
暗黒色の魔力を込めた手で、わたしの背中を殴りつけた。
魔力が、わたしの身体を突き抜ける。
バックブリーカーを極めていた手が、ゆるむ。
「さすがに、水圧で威力が鈍ったか!」
「テメエが弱すぎるだけだ! てめえのヘボパンチで、わたしを貫けると思うな」
やはり、イノーバは返してくる。
しかし、すぐに立て直せない。
そのスキに、イノーバがわたしを逆さに抱え込む。
『おおっと! イノーバ選手、ダンプ選手の技を、身体をねじって脱出! 海の底めがけて、パイルドライバー!』
わたしの脳天が、ゴツゴツした海底にぶち当たった。
それでも、わたしはヘッドシザーズでイノーバを引き剥がす。そのまま地上へ、イノーバを振り払った。
『さて、互いが、陸に上がってきた! 両者、一歩も譲らぬ攻防戦! おおっと! ダンプ選手、何を持っているのか!? 凶器です! しかも、人間サイズでは手に取ることができない凶器、船!』
わたしは長細い船を掴みながら、陸に上がる。
『あれは、クイーン・レスルース号! エンプレスイノーバの事務所を兼ねた、豪華客船だ! これはルール無用のバトル! レフェリーのセイクリッド族メタローも、反則を取りません』
「くらえええええ!」
豪華客船を、わたしはイノーバの頭に叩きつけた。
『あっと! ダンプ選手、イノーバをバットで殴り飛ばしました! なんという荒業! 人間サイズでは決死でできない凶器攻撃を、見せてくれております!』
事務所を破壊されて、イノーバの顔に怒りが浮かぶ。
『魔王イノーバ選手、魔人ハンプティ・ダンプティ選手。果たして、どちらが勝つのでしょうか? これでまた、勝負はわからなくなってきました』
また、歓声が上がった。人類の敵である、魔人同士の戦いだというのに。
わたしは、人類の味方ではない。魔王と同じ魔人で、人に害をなす存在。魔王の敵にすぎない。
それでも、どうしてわたしを応援してくれているのか。
どちらが勝っても、人類に未来はない。まさしく、ノー・フューチャーだ。
「ノオオオ!」
両手を広げて、わたしは身体を前屈させた。
伸ばした両手に、体内から伸ばした鎖を絡みつかせる。
「ダンプ、超最終形態だ! 身体中に鎖を巻き付かせろ!」
『あいよっ。最後の勝負だね!』
脳内でダンプと会話して、攻撃の準備をした。
鎖を伝って、ありったけの魔力を腕に注ぎ込む。
「フューチャアアアアアアアッ!」
腕を胸の前でバツにし、わたしはイノーバに直進する。
「弾き返してくれる!」
再びイノーバが、魔将・閃空を展開した。黒い魔力が、渦となってイノーバの腕に集まってくる。
「貫けるなら、貫いてみろ!」
一直線に跳躍し、わたしはフライングクロスチョップの体勢に。
わたしのクロスチョップと、イノーバの技とが、ぶつかりあった。
鎖が、暗黒のオーラによって砕け散る。
わたしの腕も、真っ赤に燃え上がった。
それでも……!
クロスチョップの勢いは止まらない。
そのまま、魔王のノドにめり込んだ。
「ぐへええ!?」
魔王は、舌を出して後ろに倒れていく。
『ああっと! イノーバのノドに、ダンプのクロスチョップが突き刺さった! そのままフォールに入ります!』
メタローが、三カウントを取った。
わたしは、勝ち名乗りを受ける。
『試合終了! 試合は終了いたしました。一時間二五分! 勝者、ハンプティ・ダンプティ! フライングクロスチョップからのエビ固めで、勝利を収めました! ダンプが両腕で作ったギロチンによって、魔王を倒しました!』
魔王は、起き上がってこない。
わたしも魔王も、元のサイズへと戻っていく。
ムリな体型変化をしたせいで、お互いに身体はもうボロボロだ。
「魔王は?」
「今の一撃で、確実に死んださ」
目覚めたイノーバは、もう生気を失っていた。その身体が、だんだんと砂に変わっている。
「生まれ変わったら、またプロレスをやろう。今度こそ、お互い健康な身で」
「お前は、もう魔人として生きるしかなくなるぞ?」
「そっか。じゃあ、お前が生まれ変わってくるまで、生きておいてやる。プロレスをやりながら、お前の転生を待つさ」
「フッ、最期まで、頭にくるやつだ」
捨て台詞を吐いて、今度こそイノーバは消えた。
「助ける方法は、なかったんだよね?」
『一度死ぬことでしか、魂は救済されないさ』
さて、これからどうするか。
わたしはこれからも、ずっと魔人を続けなければならない。
「ダンプ、なんともないのか?」
ゴッドバード・シャイナが、わたしに問いかける。
「どうもしない。ただ、マスクは剥がせない」
「あなたを今後、どう呼べばいい? ダンプ? それとも、フロランス伯爵令嬢?」
「わたしは……悪役令嬢ハンプティ・ダンプティだ! これまでも! これからも!」
シャイナを指さして、わたしは宣言した。
「ゴッドバード・シャイナ! 魔王は倒した! 次はテメエがわたしの手にかかる番だ!」
わたしが言葉を放つと、シャイナがフッと笑う。
「なにがおかしい?」
「感傷に浸っているかと思ったが、杞憂だったな」
シャイナが、リングを用意させる。
「いつでも準備はできている、やろう」
「よし、今この場で決着を付けてやるぜ!」
(完)
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