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第二章 新しい仲間は強いエビですわ!
第22話 新技・【殺人避妊具】ですわ!
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昨夜、【海賊】で取れるネタスキルで、わたくしたちは爆笑のまま眠りにつきました。その時わたくし、思わず「ギャハハ」と腹の底から笑ってしまいましてよ。
それが今日、もっとも頼りになるスキルとして覚醒するとは!
世界は、わからないものですね。
「ルカン、もうその技しかないよ。やってみよう」
「ですわね!」
切り札は、思わぬところに転がっているものでしてよ!
「秘技、【殺人避妊具】ですわっ!」
わたくしは、キャンディケインを振り回しました。
先端が光り、スライム状の風船が召喚されます。目はありませんが、口をパクパクとしていました。呼吸で、こちらを認識しているのでしょうか?
「こんにちはスライムさん、さっそくですが、あの化け物のアレにかぶさっていただけますか?」
恐る恐る、わたくしはスライム風船に指示を送ります。
ドウっとスピードを上げて、スライム風船がザラタンの下腹部に直行しました。言葉は通じたようですわね。
風船の口に、サメの歯が生えてきました。
クモのシッポからニョキッと生えたセンシティブな部位に、食らいつきます。
「09w098qt0えglさ:fkぁsゔぁs,:!」
言葉が話せないのか、奇声を上げてザラタンがエビちゃんさんを放しました。
「捕まって!」
「すまん! 助かった!」
ステイサメさんに、ちゃんさんが手を伸ばします。
「ついでにご自慢のソレを、ちょん切ってさしあげますわ!」
いきり立つモノを、ブチッと噛みちぎってやります。
「ーいrt;y0@pけr,:ldf!」
またしても奇声を発しながら、ザラタンは逃げていきました。
こう見ると、少し哀れに見えますわね。
「では、スタコラサッサですわ!」
探索も大事ですが、とにかく帰らねば。今のままでは、ザラタンを倒すことは不可能です。なにか、弱点を見つけ出さないと。幸い、貴重なサンプルもいただけたことですし。
「オラトリア王国へ戻りましょう」
「いや。今から人間の街へ行く。冒険者ギルドで調査をしてもらうぞ」
ちゃんさんの城であるオラトリア王国では、調査は難しいだろうとのこと。武器や薬品の加工は得意なのですが、敵の弱点などを調査するのは苦手だそうです。シャッコー族はいい意味でも悪い意味でも、脳筋なのだそうで。
というわけで、人里といいますか、人間の街【ドゥカヴニー】へ。
受付の方は、大人の女性といった感じのエルフさんです
「こんにちは。旅の方。おやおや、シャッコー族のエビハラ様ではありませんか! 珍しいですね!」
エビちゃんさんの顔を見た途端、エルフさんがただならぬ表情になりました。
「世間話は後だ。事態は急を要する。急ぎギルドマスターを呼んでくれ」
「ああ、はい。今はわたしがそうです」
エルフさんがギルマスさんでしたか。それなら話が早い。
「お父上は?」
「母とハッスル中に、ぎっくり腰になって引退を」
まったく、殿方って……。
「皆さんは、どういったご要件で?」
「実は、こちらを調べていただきたく」
手に入れた触手の一部……というか【殺人避妊具】に閉じ込めた部位を、冒険者ギルドの専門機関に持ち帰りました。触りたくもありませんが。
「お預かりします。うわあ」
五〇センチはあろうイチモツを掴みながら、エルフさんは顔をしかめました。
「生命機能は停止しているようですので、調査いたしますね」
さっそく、エルフ総出で研究をはじめています。
「それにしても、ザラタンの破片を持ち帰るとは、勇気のある方ですね?」
「いえ。当然のことをしたまでですわ」
特に威張ることなく、わたくしは振る舞いました。
「あなたのやったことは、素晴らしいことですよ」
翌日、再度冒険者ギルドへ向かうと、弱点がわかったとの報告が。
「なんでも、【セレン】という科学物質が、ザラタンには効くそうです」
エルフさんが言うと、エビちゃんさんが手をポンと叩きました。
「セレン! そうか。セレンと言えば」
「なんですの、ちゃんさん?」
「シャンプーだ!」
それが今日、もっとも頼りになるスキルとして覚醒するとは!
世界は、わからないものですね。
「ルカン、もうその技しかないよ。やってみよう」
「ですわね!」
切り札は、思わぬところに転がっているものでしてよ!
「秘技、【殺人避妊具】ですわっ!」
わたくしは、キャンディケインを振り回しました。
先端が光り、スライム状の風船が召喚されます。目はありませんが、口をパクパクとしていました。呼吸で、こちらを認識しているのでしょうか?
「こんにちはスライムさん、さっそくですが、あの化け物のアレにかぶさっていただけますか?」
恐る恐る、わたくしはスライム風船に指示を送ります。
ドウっとスピードを上げて、スライム風船がザラタンの下腹部に直行しました。言葉は通じたようですわね。
風船の口に、サメの歯が生えてきました。
クモのシッポからニョキッと生えたセンシティブな部位に、食らいつきます。
「09w098qt0えglさ:fkぁsゔぁs,:!」
言葉が話せないのか、奇声を上げてザラタンがエビちゃんさんを放しました。
「捕まって!」
「すまん! 助かった!」
ステイサメさんに、ちゃんさんが手を伸ばします。
「ついでにご自慢のソレを、ちょん切ってさしあげますわ!」
いきり立つモノを、ブチッと噛みちぎってやります。
「ーいrt;y0@pけr,:ldf!」
またしても奇声を発しながら、ザラタンは逃げていきました。
こう見ると、少し哀れに見えますわね。
「では、スタコラサッサですわ!」
探索も大事ですが、とにかく帰らねば。今のままでは、ザラタンを倒すことは不可能です。なにか、弱点を見つけ出さないと。幸い、貴重なサンプルもいただけたことですし。
「オラトリア王国へ戻りましょう」
「いや。今から人間の街へ行く。冒険者ギルドで調査をしてもらうぞ」
ちゃんさんの城であるオラトリア王国では、調査は難しいだろうとのこと。武器や薬品の加工は得意なのですが、敵の弱点などを調査するのは苦手だそうです。シャッコー族はいい意味でも悪い意味でも、脳筋なのだそうで。
というわけで、人里といいますか、人間の街【ドゥカヴニー】へ。
受付の方は、大人の女性といった感じのエルフさんです
「こんにちは。旅の方。おやおや、シャッコー族のエビハラ様ではありませんか! 珍しいですね!」
エビちゃんさんの顔を見た途端、エルフさんがただならぬ表情になりました。
「世間話は後だ。事態は急を要する。急ぎギルドマスターを呼んでくれ」
「ああ、はい。今はわたしがそうです」
エルフさんがギルマスさんでしたか。それなら話が早い。
「お父上は?」
「母とハッスル中に、ぎっくり腰になって引退を」
まったく、殿方って……。
「皆さんは、どういったご要件で?」
「実は、こちらを調べていただきたく」
手に入れた触手の一部……というか【殺人避妊具】に閉じ込めた部位を、冒険者ギルドの専門機関に持ち帰りました。触りたくもありませんが。
「お預かりします。うわあ」
五〇センチはあろうイチモツを掴みながら、エルフさんは顔をしかめました。
「生命機能は停止しているようですので、調査いたしますね」
さっそく、エルフ総出で研究をはじめています。
「それにしても、ザラタンの破片を持ち帰るとは、勇気のある方ですね?」
「いえ。当然のことをしたまでですわ」
特に威張ることなく、わたくしは振る舞いました。
「あなたのやったことは、素晴らしいことですよ」
翌日、再度冒険者ギルドへ向かうと、弱点がわかったとの報告が。
「なんでも、【セレン】という科学物質が、ザラタンには効くそうです」
エルフさんが言うと、エビちゃんさんが手をポンと叩きました。
「セレン! そうか。セレンと言えば」
「なんですの、ちゃんさん?」
「シャンプーだ!」
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