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第七章 次のコラボはバーチャルからの刺客!?
第44話 まさかの案件成立
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「それもいいね。ナイスアイデアじゃん、カイカイ。じゃあさ、挟まれながら動画撮ろっ」
というわけで、オレは二人にサンドイッチされて、動画を撮ることに。
ソファベッドに寝そべって、左右から挟まれる。
「これ、炎上してしまわないか?」
「大丈夫大丈夫。カイカイの姿は隠すから」
オレの全身は例のベニマル先生のアバターに変換し、撮影が始まった。
二人も、顔はアバターのものに替えるという。
「どう、ギャルサンド」
「最高すぎる」
オレの心が夢希から遠ざかることは、決してない。それでも、モミジはフツーに魅力的な女性なんだよなあ。
自然と顔が緩んでしまう。さすがに、オレもオトコというわけだ。
「すごい。こんなに鼻の下を伸ばしたカイカイ、初めて見た」
「オッキしてんじゃない?」
ちょっとまってくれ。
今、それを確かめられたらヤバい。
放送できなくなる。
「女の子の顔、ここまで間近に感じたのは初めてだ。オレ、口が臭くないか?」
「ダイジョーブだって。気にしすぎだからカイカイは」
「でもよお、オレは周りからキモがられてるんだぜ?」
「どうってことないっしょ。アンタをキモいっていっているやつには、言わせておこうよ」
かなり強めな語気で、モミジは言い放つ。
過去になにかあったんだろうか?
「それにしても、どうにか、この天国のような世界を、リスナーにも体験できないだろうか?」
冷静になろうと、オレは話題を変えた。
「どうにか、この天国のような世界を、リスナーにも体験できないだろうか?」
「あ、それいいね。じゃあさ、ASMRわかる?」
それは知っている。耳で心地よくなるという快感音声だ。安眠から、少しアダルトなものまである。
「あたしも学生だからさ、際どいことはできないんだよね。でも、こうやってリスナーをサンドイッチにして、交互に語りかけ合うって、できそうじゃん?」
「いいね」
夢希も、その気になっている。
「ムゥもASMR、やってくれる?」
「やろう。つっても、これは案件扱い?」
勝手に決めて大丈夫なのか、夢希は周りに意見を求めた。
「どうなんだろ? ママ!」
モミジは、ベニマル先生と星梨さんとで話し合いを始める。
「台本などは、こちらで作りましょうか?」
「助かります。プロの方の力をお借りできるのは、たいへんありがたく。機材は、こちらでご用意いたします」
「ではさっそく、録音をしましょうか? 表紙のアバターは、ワタシが描いたイラストでOKでしょうか?」
「はい。権利はそちらにございますので、商品はベニマル先生名義になります。私たちには出演料という形でお願いできれば」
「ありがとうございます」
話はまとまったらしい。後日、再度ベニマル先生のお家にお呼ばれすることになった。
「カップルからカノジョ寝取っちゃったー。やだー」
えへへ、とモミジははにかむ。
「モミジに、恋人はいないのか?」
「いたらねー。いいんだけどねー。カップルYouTuber同士でコラボってのもいいじゃん。またアバター作ってさー」
なんだか、声が本心でないような感じであった。
「実はあたしが専門学校的な高校に通うようになったのって、中学で不登校になったからなんよ。男子生徒がらみで」
というわけで、オレは二人にサンドイッチされて、動画を撮ることに。
ソファベッドに寝そべって、左右から挟まれる。
「これ、炎上してしまわないか?」
「大丈夫大丈夫。カイカイの姿は隠すから」
オレの全身は例のベニマル先生のアバターに変換し、撮影が始まった。
二人も、顔はアバターのものに替えるという。
「どう、ギャルサンド」
「最高すぎる」
オレの心が夢希から遠ざかることは、決してない。それでも、モミジはフツーに魅力的な女性なんだよなあ。
自然と顔が緩んでしまう。さすがに、オレもオトコというわけだ。
「すごい。こんなに鼻の下を伸ばしたカイカイ、初めて見た」
「オッキしてんじゃない?」
ちょっとまってくれ。
今、それを確かめられたらヤバい。
放送できなくなる。
「女の子の顔、ここまで間近に感じたのは初めてだ。オレ、口が臭くないか?」
「ダイジョーブだって。気にしすぎだからカイカイは」
「でもよお、オレは周りからキモがられてるんだぜ?」
「どうってことないっしょ。アンタをキモいっていっているやつには、言わせておこうよ」
かなり強めな語気で、モミジは言い放つ。
過去になにかあったんだろうか?
「それにしても、どうにか、この天国のような世界を、リスナーにも体験できないだろうか?」
冷静になろうと、オレは話題を変えた。
「どうにか、この天国のような世界を、リスナーにも体験できないだろうか?」
「あ、それいいね。じゃあさ、ASMRわかる?」
それは知っている。耳で心地よくなるという快感音声だ。安眠から、少しアダルトなものまである。
「あたしも学生だからさ、際どいことはできないんだよね。でも、こうやってリスナーをサンドイッチにして、交互に語りかけ合うって、できそうじゃん?」
「いいね」
夢希も、その気になっている。
「ムゥもASMR、やってくれる?」
「やろう。つっても、これは案件扱い?」
勝手に決めて大丈夫なのか、夢希は周りに意見を求めた。
「どうなんだろ? ママ!」
モミジは、ベニマル先生と星梨さんとで話し合いを始める。
「台本などは、こちらで作りましょうか?」
「助かります。プロの方の力をお借りできるのは、たいへんありがたく。機材は、こちらでご用意いたします」
「ではさっそく、録音をしましょうか? 表紙のアバターは、ワタシが描いたイラストでOKでしょうか?」
「はい。権利はそちらにございますので、商品はベニマル先生名義になります。私たちには出演料という形でお願いできれば」
「ありがとうございます」
話はまとまったらしい。後日、再度ベニマル先生のお家にお呼ばれすることになった。
「カップルからカノジョ寝取っちゃったー。やだー」
えへへ、とモミジははにかむ。
「モミジに、恋人はいないのか?」
「いたらねー。いいんだけどねー。カップルYouTuber同士でコラボってのもいいじゃん。またアバター作ってさー」
なんだか、声が本心でないような感じであった。
「実はあたしが専門学校的な高校に通うようになったのって、中学で不登校になったからなんよ。男子生徒がらみで」
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