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2章 幼女な神様と2人旅
20.気になる話を聞いたんだが
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オレ達は門番に聞いた『安らぎ荘』と言う宿に向かっていた。
「なんか武器を持ってる人が多いな……」
オレはすれ違う人を見て思った事を口にする。
「服装がバラバラだから傭兵ではなさそうなのだ」
スヴィエートも同じように気になっていたのか、そんな事を言う。
スヴィエートの言う通り、武器を持ってるのは一般人ばかりだ。
何か理由があるのかは分からないが、少し気になる。
そんな事を考えていると、『安らぎ荘』の看板が見えてきた。
建物は石造りで頑丈そうだ。
入り口から中に入ると、十五歳くらいの少女が顔を出した。
「あっ、お客さんですか?」
「あぁ、2人と魔物が一匹いるんだが部屋は空いてるか?」
「わぁ!可愛いウルフさんですね!!」
少女は、スヴィエートの頭の上に乗っているナイトを見て、声を上げる。
「部屋は2人部屋と個室がありますけど、どっちにしますか?」
「2人部屋で頼む」
「2人部屋だと三千リルになります」
門番の言う通り安いなと思いながら、オレは三千リルを少女に渡した。
それと引き換えに部屋の鍵を貰う。
「食事はお部屋にお持ちしますね」
「分かった」
「それから私はレティシアって言います。分からないことがあったら何でも聞いてください!」
「聞きたいことがあるのだ」
レティシアの言葉を聞いてスヴィエートが口を挟んだ。
「何かな?」
レティシアはスヴィエートに対しては少し砕けた口調で話す。
本来は、これが素の喋り方なのだろう。
「外で武器を持っている人を多く見かけたのだ。何故か知ってるか?」
「それはね、つい最近、街に魔物が侵入した事があって、みんな警戒してるんだよ」
そう言ってレティシアは、その出来事について教えてくれた。
一週間ほど前に、キラーアントと言う魔物が、街の地下に巣穴を伸ばして、侵入してきたらしい。
どうやらここら一帯で、蟲の魔物が活発化していて油断できない状態が続いているとの事だった。
原因は分かっていないらしく、オレもスヴィエートも、神珠が関わっている可能性がありそうだと思い至る。
「教えてくれてありがとうなのだ」
「どういたしまして。他にも聞きたいことがあったら言ってね!」
レティシアはそう言うと、奥の方へ消えていった。
それから、オレ達は鍵に刻まれている番号の部屋に入った。
「明日、紹介屋で蟲の魔物の討伐依頼が出されていないか見に行くか?気になるだろ?」
オレは部屋に入るなり、そう提案する。
「うむ、そうするのだ。例え神珠でないとしても、魔物が活発化している原因は知りたいぞ。魔物は怖いがディランが居れば安心なのだ」
「じゃあ決まりだな」
その後、食事を食べたりしながら夜の時間を過ごす。
食事を終えると旅の疲れのせいか、程良い眠気を感じた。
旅の間は寝袋だった事もあり、なかなか熟睡できなかった。
だから、ベッドで眠れるのが少しありがたかった。
まだ寝ないと言うスヴィエートに、先に寝ることを伝えて横になると、想像以上に柔らかい感触が背中に伝わってきてびっくりする。
宿代が安かったため、寝心地の良いベッドは期待出来ないだろうと思っていたのだが、良い方に期待を裏切られた。
おかげで熟睡することができた。
「なんか武器を持ってる人が多いな……」
オレはすれ違う人を見て思った事を口にする。
「服装がバラバラだから傭兵ではなさそうなのだ」
スヴィエートも同じように気になっていたのか、そんな事を言う。
スヴィエートの言う通り、武器を持ってるのは一般人ばかりだ。
何か理由があるのかは分からないが、少し気になる。
そんな事を考えていると、『安らぎ荘』の看板が見えてきた。
建物は石造りで頑丈そうだ。
入り口から中に入ると、十五歳くらいの少女が顔を出した。
「あっ、お客さんですか?」
「あぁ、2人と魔物が一匹いるんだが部屋は空いてるか?」
「わぁ!可愛いウルフさんですね!!」
少女は、スヴィエートの頭の上に乗っているナイトを見て、声を上げる。
「部屋は2人部屋と個室がありますけど、どっちにしますか?」
「2人部屋で頼む」
「2人部屋だと三千リルになります」
門番の言う通り安いなと思いながら、オレは三千リルを少女に渡した。
それと引き換えに部屋の鍵を貰う。
「食事はお部屋にお持ちしますね」
「分かった」
「それから私はレティシアって言います。分からないことがあったら何でも聞いてください!」
「聞きたいことがあるのだ」
レティシアの言葉を聞いてスヴィエートが口を挟んだ。
「何かな?」
レティシアはスヴィエートに対しては少し砕けた口調で話す。
本来は、これが素の喋り方なのだろう。
「外で武器を持っている人を多く見かけたのだ。何故か知ってるか?」
「それはね、つい最近、街に魔物が侵入した事があって、みんな警戒してるんだよ」
そう言ってレティシアは、その出来事について教えてくれた。
一週間ほど前に、キラーアントと言う魔物が、街の地下に巣穴を伸ばして、侵入してきたらしい。
どうやらここら一帯で、蟲の魔物が活発化していて油断できない状態が続いているとの事だった。
原因は分かっていないらしく、オレもスヴィエートも、神珠が関わっている可能性がありそうだと思い至る。
「教えてくれてありがとうなのだ」
「どういたしまして。他にも聞きたいことがあったら言ってね!」
レティシアはそう言うと、奥の方へ消えていった。
それから、オレ達は鍵に刻まれている番号の部屋に入った。
「明日、紹介屋で蟲の魔物の討伐依頼が出されていないか見に行くか?気になるだろ?」
オレは部屋に入るなり、そう提案する。
「うむ、そうするのだ。例え神珠でないとしても、魔物が活発化している原因は知りたいぞ。魔物は怖いがディランが居れば安心なのだ」
「じゃあ決まりだな」
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おかげで熟睡することができた。
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