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第2話 お城は想像以上に広大でした。
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勢いに任せて出てきちゃったけど、これからどうしよう。
それにしても大きい城だな。出口どこだろ。とりあえず窓から外見る限り一階じゃなさそうだし、階段探さないとかな。それとも案内してくれそうな人を探すか…。
よしっ。とりあえず扉を片っ端から開けてって誰かいれば聞こう!そうしよう。
まずはあそこから。とりあえずノックはしておいた方が無難だよね。
コンコンコン
「失礼しまーす。」
って誰もいないか。それにしてもすごく豪華な内装。アラビアっぽい感じかな。白と青を基調としていて、ワンポイントに金が入っている。そんな部屋に長い石の机。上にはフルーツの盛り合わせがあるってことは、食事をするところかな。それにシャンデリアも豪華だ。よし、次。
コンコンコン
「失礼しまーす。」
あ、今度は衣装部屋って感じ?ドレスがいっぱい。どれもかわいいけど、私は着たいって思わないんだよね。そもそもスカートが苦手…
え、誰これ。私?え、待って、これ本当に鏡だよね?なんだろ、自分で言うのもあれだけど、良い感じにかっこよくなってる。神様が反映してくれたのかな?でも確かに聖女には見えないかもな。茶髪でショートボブだし、服も白のビッグトレーナーに黒のスキニーパンツ。下手したら男に間違われそう。ま、それはそれでいいか。
よし、次。
コンコンコン
「失礼しまーす。」
今度は本がいっぱい!それにどれも歴史を感じる。図書室か。って家に図書室って…あ、こっち世界のの文字とか読めるのかな?さっきは普通に会話出来てたけど…
この辺の本でいいかな。【秘伝 最上級魔法指南書】って書いてある。
見たことない文字だけど、理解できる。不思議。でもよかった。
にしても、なんか秘伝って気になるな。どんなこと書いてあるんだろ。
「君、誰?」
「え?」
急に後ろから話しかけられてびっくりしたー。それに中性的な声で振り返るまで男の人ってわからなかったよ。
「誰?ここ、俺の結界張ってあったはずなんだけど。」
にしても、めちゃくちゃかっこかわいい。というか、癒し系。でも裏が読めないタイプかな。深い紫色の髪の毛と瞳で、目が合えば一瞬で引き込まれてしまいそう。いやーこれは異世界補正かかってるわ。いや、さっきの衛兵さんたちも普通にかっこ良かったけどさ。いやいや、冷静になれ。平常心で。
「結界本当にありました?張るの忘れてません?」
the知らんぷり。
「そんなことない。だってずっと破られてないから。それに、さっき結界が反応したから。それで様子を見に来たら君がいた。君が何かしらしたとしか考えられない。」
「そういわれても、結界とか特に何も感じなかったな。私鈍感だから?」
これじゃさすがにごまかせないか。でも結界なんて本当わからなかったし…
「そうか。ま、どうでもいいや。」
え、どうでもいいの?マイペースな人で良かった、のか?
「ここさ、決められた人しか本当は入れないんだよね。部外者が入ろうとすると結界が反応して、その人の意識が失くなるようになってるんだ。」
「え…」
怖い怖い。なんでそんな場所が普通の部屋とならんであるんだ。もっと誰も来なそうな所にするべきでは。
「でも、君が無事そうで良かった。」
え、急に心配してくれるの!?ドキッとしちゃったよ。同じような年代の人から心配されるって経験ないし、そういう免疫ないから。ああ、顔が熱い。ってさっきから感情があっちこっちに移動しすぎてるよ…本当心臓に悪い。
「心配して頂いてありがとうございます。それに勝手に入ってすみませんでした。実は私この辺詳しくなくて…」
「見たらわかる。迷子になったの?」
迷子って。でも迷子みたいなものか。
「ま、そんな感じですかね。実は玄関を探してて。」
「こんな所に玄関はないよ。」
「ですよね。」
「案内するよ。」
「え、いいんですか?」
「うん。俺のこと信用できるなら。」
「それはどういう…」
「こっち。」
「あ、はい。」
俺のこと信用できるならってどういうこと?牢屋にでも連れていかれるの。ま、でもとりあえず付いていって危なそうなら逃げればいいか。
それにしても本当に広いな。普段ここに住んでても迷いそう。
「君、名前は?」
「サトです。あなたは?」
「シオンでいい。」
「はい。で、早速なんですけど質問しても良いですか?」
「何?」
「この世界のこと教えて頂ければと。」
「具体的には何を知りたいの?」
具体的にって言われると何だろう。
「戦争はしてないですよね?」
「国は平和だよ。戦争ももうしてないし。ただ、度々魔物がでるから、それを騎士団とか国がギルドに依頼して冒険者が討伐するくらいかな。」
「冒険者か。」
「冒険者になりたいの?」
「え、まだ決めてないですけど、生活費とか稼がないとだから、何かしらはしないとなと思ってます。でも、冒険者になって世界を旅するのも楽しそうですね。」
「冒険者は、一人ならどこに旅をしようが自由だけど、ギルドに入るならある程度拠点は決まってくると思うよ。」
ん?どういうこと?
「着いた。」
「え、あ、外だ。」
「ここまっすぐ行ったら門だから」
庭も広いな。門まで続く一本道の側面は芝生が生い茂ってる。それに石畳の道の真ん中には噴水もある。
「冒険者になるなら、グランドギルド本部にいくといいよ。」
「グランドギルド本部?」
「そ。じゃね。サト。また気が向いたらおいで。」
「はい。案内してくれてありがとうございました。」
普通にやさしくていい人だったな。さて、これからどうしよう。冒険者も気になるし、とりあえず観光しながらグランドギルド本部を目指そうかな。
それにしても大きい城だな。出口どこだろ。とりあえず窓から外見る限り一階じゃなさそうだし、階段探さないとかな。それとも案内してくれそうな人を探すか…。
よしっ。とりあえず扉を片っ端から開けてって誰かいれば聞こう!そうしよう。
まずはあそこから。とりあえずノックはしておいた方が無難だよね。
コンコンコン
「失礼しまーす。」
って誰もいないか。それにしてもすごく豪華な内装。アラビアっぽい感じかな。白と青を基調としていて、ワンポイントに金が入っている。そんな部屋に長い石の机。上にはフルーツの盛り合わせがあるってことは、食事をするところかな。それにシャンデリアも豪華だ。よし、次。
コンコンコン
「失礼しまーす。」
あ、今度は衣装部屋って感じ?ドレスがいっぱい。どれもかわいいけど、私は着たいって思わないんだよね。そもそもスカートが苦手…
え、誰これ。私?え、待って、これ本当に鏡だよね?なんだろ、自分で言うのもあれだけど、良い感じにかっこよくなってる。神様が反映してくれたのかな?でも確かに聖女には見えないかもな。茶髪でショートボブだし、服も白のビッグトレーナーに黒のスキニーパンツ。下手したら男に間違われそう。ま、それはそれでいいか。
よし、次。
コンコンコン
「失礼しまーす。」
今度は本がいっぱい!それにどれも歴史を感じる。図書室か。って家に図書室って…あ、こっち世界のの文字とか読めるのかな?さっきは普通に会話出来てたけど…
この辺の本でいいかな。【秘伝 最上級魔法指南書】って書いてある。
見たことない文字だけど、理解できる。不思議。でもよかった。
にしても、なんか秘伝って気になるな。どんなこと書いてあるんだろ。
「君、誰?」
「え?」
急に後ろから話しかけられてびっくりしたー。それに中性的な声で振り返るまで男の人ってわからなかったよ。
「誰?ここ、俺の結界張ってあったはずなんだけど。」
にしても、めちゃくちゃかっこかわいい。というか、癒し系。でも裏が読めないタイプかな。深い紫色の髪の毛と瞳で、目が合えば一瞬で引き込まれてしまいそう。いやーこれは異世界補正かかってるわ。いや、さっきの衛兵さんたちも普通にかっこ良かったけどさ。いやいや、冷静になれ。平常心で。
「結界本当にありました?張るの忘れてません?」
the知らんぷり。
「そんなことない。だってずっと破られてないから。それに、さっき結界が反応したから。それで様子を見に来たら君がいた。君が何かしらしたとしか考えられない。」
「そういわれても、結界とか特に何も感じなかったな。私鈍感だから?」
これじゃさすがにごまかせないか。でも結界なんて本当わからなかったし…
「そうか。ま、どうでもいいや。」
え、どうでもいいの?マイペースな人で良かった、のか?
「ここさ、決められた人しか本当は入れないんだよね。部外者が入ろうとすると結界が反応して、その人の意識が失くなるようになってるんだ。」
「え…」
怖い怖い。なんでそんな場所が普通の部屋とならんであるんだ。もっと誰も来なそうな所にするべきでは。
「でも、君が無事そうで良かった。」
え、急に心配してくれるの!?ドキッとしちゃったよ。同じような年代の人から心配されるって経験ないし、そういう免疫ないから。ああ、顔が熱い。ってさっきから感情があっちこっちに移動しすぎてるよ…本当心臓に悪い。
「心配して頂いてありがとうございます。それに勝手に入ってすみませんでした。実は私この辺詳しくなくて…」
「見たらわかる。迷子になったの?」
迷子って。でも迷子みたいなものか。
「ま、そんな感じですかね。実は玄関を探してて。」
「こんな所に玄関はないよ。」
「ですよね。」
「案内するよ。」
「え、いいんですか?」
「うん。俺のこと信用できるなら。」
「それはどういう…」
「こっち。」
「あ、はい。」
俺のこと信用できるならってどういうこと?牢屋にでも連れていかれるの。ま、でもとりあえず付いていって危なそうなら逃げればいいか。
それにしても本当に広いな。普段ここに住んでても迷いそう。
「君、名前は?」
「サトです。あなたは?」
「シオンでいい。」
「はい。で、早速なんですけど質問しても良いですか?」
「何?」
「この世界のこと教えて頂ければと。」
「具体的には何を知りたいの?」
具体的にって言われると何だろう。
「戦争はしてないですよね?」
「国は平和だよ。戦争ももうしてないし。ただ、度々魔物がでるから、それを騎士団とか国がギルドに依頼して冒険者が討伐するくらいかな。」
「冒険者か。」
「冒険者になりたいの?」
「え、まだ決めてないですけど、生活費とか稼がないとだから、何かしらはしないとなと思ってます。でも、冒険者になって世界を旅するのも楽しそうですね。」
「冒険者は、一人ならどこに旅をしようが自由だけど、ギルドに入るならある程度拠点は決まってくると思うよ。」
ん?どういうこと?
「着いた。」
「え、あ、外だ。」
「ここまっすぐ行ったら門だから」
庭も広いな。門まで続く一本道の側面は芝生が生い茂ってる。それに石畳の道の真ん中には噴水もある。
「冒険者になるなら、グランドギルド本部にいくといいよ。」
「グランドギルド本部?」
「そ。じゃね。サト。また気が向いたらおいで。」
「はい。案内してくれてありがとうございました。」
普通にやさしくていい人だったな。さて、これからどうしよう。冒険者も気になるし、とりあえず観光しながらグランドギルド本部を目指そうかな。
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