翼を失った天使たちへ

蝶々

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Eternal

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私たちはあの日翼を失った
永遠ともいえる命は有限になった
あの光り輝く『白き砦』に追放されて
広大な空を飛ぶための翼を失った

地上へ降りた時思ったのだ
 地獄へ落とされたのだと
あの空を飛ぶことのできない自分は存在価値すら無いにも等しいのだと
確かにそう思った

けれど…時がたち今は思う
果たしてこの場所は地獄だろうか
飛ぶことはできず、年を重ねるのを感じ
満ち溢れるような力も生命力もない
失ったものは大きい
そんな中でも私は今確かに生きている
心安らかに、穏やかに。笑って。
日々の何気ない日常を宝物のように

ここは地獄ではない
けれど天国でもない
そんなどちらとも言えない地で私は今、充分に満ち足りているのだ
だとすれば、天国とも地獄とも言えないこの場所をなんと言えばいいだろう
ある友人がこう言った
「ああ…それはきっとこの場所が君にとって『安寧の地』になったからだよ」
確かにそうだと私は思った

元第5天使隊アスタナより
   
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