【何カ所か18禁]女神の伴侶戦記

かんじがしろ

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95火の国からの宣戦布告

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 鹿島等のキャンプに向かって突進してくるエミューの集団が、
土煙を上げて遠くに現れた。

 エミューの集団が現れると、
鹿島達のいる天幕と突進してくるエミューの集団の間に入るように、
エミュー銃撃隊と銃兵隊が整列戦闘態勢になり襲撃に備えた。

「あれらはゲルググ知事たちではないか?」
「あ!大変だ!」
とヒルルマ司令官は立ち上がって、鹿島達のエミューにまたがり、
大声で戦闘態勢にある指揮官に、迎撃を止めるよう呼んでいる。

 悲劇は危機一髪で避けられたようである。

 戦闘態勢にある銃兵隊を割るように、
ゲルググ知事の乗ったエミューは、鹿島達の天幕の前で止まり、
ゲルググ知事が天幕に駆け込んできた。

「閣下が火の国にいるとの連絡が来た時には、肝を冷やした。
無事でよかった。」
と言って、倒れ込んでしまった。

 ゲルググ知事はかなりの無鉄砲さも、持ち合わせているようである。

 ゲルググ知事の書生らしき男等が遅れて現れると、
トーマスとポールに介抱されているゲルググ知事を、
鹿島用の椅子に腰かけさせたが、ゲルググ知事は完全に失神状態である。

 食事後に、トーマスとポールは、
ヒルルマ司令官と反亜人協力国敵への対策会議中で、
サスケも鹿島達のエミューの一頭を選び、
ザツ村の人々に与えられた幌馬車の方へ行った。

 鹿島はタブレットパソコンを開き、ヤンの現在位置を確認すると、
矢張り陸地から遠く離れた海上である。

 二機の監視衛星からの映像には、
二本のマストに多くの帆が取り付けられていて、
全ての帆は風を受けて膨らんでいる。

「隊長、かなり大変だったようですが、無事に国境を越えたようですね。私も体調が戻り元気です。」
「体調が戻り?」
「三日間船酔いが続いていたのですが、今は何ともありません。」

 二人の会話中に、
ヤンのこれまでの経緯がタブレットパソコンの片側に、
監視衛星からであろう早巻きで映し出されている。

「海図の作成は、上手くいきそうですか?」
「コーA.Iからの注文が多くて、
今は星座による位置確認と気象図の勉強中です。
港に着いたら水深の調査もしなければなりません。
海の上では国際条約があるようで、それも巴殿と勉強中です。」

「頼む。今ディーゼルエンジン船の建造計画中です。
既に桟橋と造船所の建設は進行中らしいです。」
「聞いています。それに、私も巴殿と少年たちの中に入って、
教官殿達からの教えを受けています。
凄いです。雲の形から次の気象を予想するのです。」

 ヤンの声はかなり興奮状態のようである。

 タブレットパソコンの片側に映し出された映像に、
P-300拳銃による、射撃訓練の様子が映し出されている。

「今映像を見ているが、射撃訓練も順調に進んでいるようだね。」
「俺には、拳銃は必要ないと判断しまして、
俺の拳銃は訓練成績の結果、蘭丸にあげました。」

「いいんでないの。ヤンの判断を尊重します。」
「有難うございます。毎日毎日、勉強と訓練に明け暮れています。
休憩時間でさえ、巴殿と少年達からの、剣の指南を要求されています。」
と言っているその顔は、
満足労で充実した生活の様子である。

「ゲルググです。総督閣下、入ってもよろしいでしょうか?」
と、鹿島専用に設置されたゲルの外から声がした。
「どうぞ。」

 ルググ知事は入ってすぐに片膝ついて、
「先ほどは無様な姿をしてしまい、申し訳ありませんでした。」
「気にすることではない。
こちらこそ、心配させて申し訳ございませんでした。」

「突然火の国からの国境封鎖通告には驚かされたが、
まさか閣下たちが火の国に居るとは思ってなかったので、
肝が冷えました。」

「塩が欲しかったもので。」
「そういう事は、われらに命じてください。軽率過ぎます。」
「日出国と火の国の内情を知りたかった事が、
大きな要因なのでもあったのです。」
「われらの調査も信じてください。
今回の行動は、指導者とすれば無謀です。」
「次からは必ず事前に相談する。今回は大目に見てくれ。」

「心配させられたので貸しです。」
「借りた。安くしてくれ。」
と返すと、ゲルググ知事は笑い出した。
そして、火の国での出来事を話し出した。

「火の国の御前会議で、
火の国獅子団百人頭団長裂熊丸が獅子王に強く抗議して、
義理を通すと言って御前会議中に割腹自殺してしまい、
その後で、獅子団猛者頭五名が処刑されたとのことです。
それらの者たちは、中央銀行から借りた金を返せなかったら、
亜人協力国に身柄を移すと約束された者たちです。
間もなくその者たちの遺影なりが届くかもしれません。」

 鹿島の中に裂熊丸の屈託のない顔が浮かんだ。
これは完全に宣戦布告されたのである。

 鹿島はゲルの外に出て、
「トーマス元帥を呼べ!」
と傍の衛士兵に命じた。

 トーマス元帥とポール参謀にヒルルマ司令官がゲルに入ってきた。

「ゲルググ知事殿、火の国の御前会議での出来事を、
詳しくみんなに伝えてくれ。更に補足することがあれば、それも頼む。」
 
 ゲルググ知事からの報告がなされた中に、
一部の獅子団グループが、逃亡したとの報告もなされた。

それらの情報の一部は、既にヒルルマ司令官も掴んでいた様子である。
一部の領主においても、獅子王に反感を表すものがいるようでもある。

 鹿島のゲルが作戦室になってしまった。
鹿島のゲルに机やら地図の束が持ち込まれて、
侵攻作戦計画案が始まった。

 次々とヒルルマ司令官配下の、
P-300拳銃を装備している将校が呼ばれて、
入れ替わり立ち代わりながら指令を受けていく。

 ゲルの外もそれにつれて、騒がしくなりだした。

 トーマス元帥が何度も檄を飛ばしているのは、
火の国を徹底的につぶすと決断しているようである。

 侵攻作戦計画案がまとまったのは、夜中二時であった。

 朝起きると、
鹿島のゲル周りにあったテントはなくなっているのに気づくと、
傍にいた衛士兵の指揮官らしき男が片膝を地につけて、

「元帥様より伝言がございます。
『作戦を実行するので、作戦室は出発します。』との伝言です。」

「何時、旅立ちしたのだ。」
「朝開ける前です。ヒルルマ司令官と兵を従えて行かれました。
我らは、閣下様とゲルググ知事様を州都までお送りします。
一部の者はザツ村幌馬車隊を、神降臨街まで護衛して行きます。」

 すべての手配はポールであろう。
あれは出来る男だと鹿島はにやけた。

 食事処天幕に行くと、
既にゲルググ知事は居て、立ち上がり鹿島を迎えてくれた。

「皆が戦場に向かったのに気が引けますが、ご馳走にお邪魔しています。」
「俺達は戦士ではないので、民のための統治に努めましょう。」

「機会を与えていただいた、テテサ教皇様には感謝しています。
総督閣下の慈愛には命をかけて尽くします。」
と、片膝を地面につけられるのは重たいと鹿島は感じていた。

「どうもこの大陸では、平等の精神は浸透しにくい様ですね。」
「それは無理です。
尊敬相手に対しては、礼を尽くすのが人也の証明です。」
「分かった。好意だとは理解している。」

 食事が運ばれてきて、二人では多いくらいの量である。

「ザツ村の婦人たちの手伝いで、大目になってしまいました。
頑張って応えて下さい。」
と、ヒルルマ司令官夫人は笑いながら、次々と皿を差し出す。
鹿島とゲルググ知事は目を丸くし合った。

 ゲルググ知事はどうしても、
鹿島を自宅に招きたいとの申し込みを受けることにして、
出発にあたり、残されているエミューにまたがり、
ザツ村村長の幌馬車に向かった。

「まだ大変な旅を続けるが、頑張ってください。」
と言って、
革袋から金貨を取り出すと、ザツ村村長は地面におでこをつけて、

「既に全家族金貨一枚ずついただいています。
これ以上は心の負担が多くなりますので、ご勘弁ください。
持ちなれない金を持つと、不幸になりそうです。」
と謝りだした。

 鹿島の善意は、かなりの恐怖を与えたようである。

「分かった。何かあったら無理しないで、修道女か護衛に相談してくれ。」
「有難う御座います。御恩は子孫代々でお返しします。」
と、涙ぐみ、
幌馬車から降りてきた娘と婦人が両足を折って、
神に祈る様に互いの指を絡ませて手を合わせている。

「元気で!」
と鹿島はその場を逃げて、双子の修道女が居る幌馬車に向かった。

 双子の修道女は、
其々二台の幌馬車運行操作席の隣に座り、鹿島に手を振っている。

 鹿島は、ヨーヨーと思われる修道女に、
「ヨーヨー、これを持っていけ!」
と、革袋を投げて渡すと、
「あたしはトートーです。」
と怒った。

 鹿島は素知らぬ顔でその場から退散して、ゲルググ知事の横に戻った。

 二股道で幌馬車隊と別れて、鹿島達は神守街に向かうことにした。

 豪華な宿屋で三回宿泊しながらようやく神守街に着いた。
神守街街中商店には多くの品物が並べられていて、
活発な掛け声も聞かれる。

 鹿島は亜人協力国中央銀行の看板を目にして、
懐が空っぽになっていることに気付いた様子で、
ゲルググ知事に用事の言葉をかけて銀行に向かった。

 受付に向かって預金の引き出し用書類をもらうと、
サイン欄に銀河連合文字でサインして受付嬢に書類を提出すると、
受付嬢は鹿島のサインに怪訝な顔をしながら、
スキャナーを使って鹿島のサインを確認し終わると、
鹿島の顔をじっと見て再度サインに目をやり、
スキャナーの表示に固まった様子で見入っている。

「どうかされましたか?」
と、鹿島はしびれを切らして訊ねた。

「お名前を確認してもよろしいですか?」
「はい。シン.カジマです。」
「シン.カジマ様ですか?神降臨街の守り人で、総督閣下様ですか?」
「そうです。」

 受付嬢は真っ蒼になり、カウンター越しにその場に平伏した。
「ご無礼お許し下さい。」

「お嬢さんは別に無礼なことなど、何もしていませんが?」
「陛下を立たせたまま、私は椅子に座って対応してしまいました。」
「それは当然でしょう。何も間違っていないと思いますが?」

 奥の方から責任者らしき男も平伏しだした。

 後から入ってきたゲルググ知事は騒ぎに気づき、
「やはり騒ぎになりましたか。」
と、言って鹿島の横に立ち、

「皆には時代が変わったと通知しただろう。
相手がだれであれ平等に業務をこなしてほしい。」

それでも二人は頭を上げない。
「突然現れてすみませんでした。業務を続けていただけませんか。」

 隣の男は半身だけ起きて、隣の娘の腕を持ち上げている。
娘も観念したようで、膝をついたまま鹿島に顔を向けた。

「お嬢さん、大口預金者には、
革袋が付録としてもらえると聞いていたのですが可能でしょうか?」
「はい!はい!はい!はい!可能です。」
「お願いします。」

 娘は起き上がり、
机上の書類を掴み、奥席の隣で既にひざを折っている男のそばに行き、その男から百貨幣の金貨と革袋を、お盆に乗せて受け取り持ってきた。

「お、お、待たせしました。閣下様。」
と、手を震わせて、鹿島の前のカウンターに置いた。

「全員規律」とゲルググ知事は声がけした。
皆は驚いて全員が立ち上がった。

「何度も言わせるな。通達を理解してもらわないと神守街皆の恥だ!
正常な業務を続けてほしい。」
と、ゲルググ知事は昔の王様の威厳を現した。

「ゲルググ知事殿の言葉を理解してほしい。肩書きに平伏することは、逆立場になったときに差別が生まれて、個人の尊厳が失われる。
個人の尊厳とは互いに平等でもある。」

 鹿島はカッコ良く決めて、金貨と革袋を受け取り、
銀行から出てエミューに飛び乗った。

「閣下。彼らを許してほしい。中々肩書の柵を取り外すのは、
身分制度が染み込みすぎていて、理解してもらうのには時間を要します。」
「仕方のないことです。
少しずつ理解してもらい、正しい個人の尊厳を浸透させましょう。」

 王宮ではなくて、ゲルググ知事個人邸に行くと、
多くの子供たちと三人の貴婦人に迎えられた。

 七人の子供たちは全てゲルググ知事の子供達であるらしい。

 鹿島は食事夜会の最中に、
三人の妻たちの関係を聞きたくて、質問してしまった。

 ゲルググ知事は平等に愛することが大事で、
ほかの妻の愚痴を言わない事に決めているようである。

 この大陸では養う力があれば、
力の分だけ保護者を増やす義務もあるとも言われた。

 食事会では普通の大家族団らんのそのもので、
夫人たちも互いに相談し合っているのが聞き取れた。
 
 翌朝、鹿島用荷物箱から、すべての装備品をバッグに詰め直すと、
ゲルググ知事から与えられた軍用エミューにバッグを縛り付けた後に、鱗甲冑を着こんでレーザー銃を背中にしょった。

 鹿島は、ゲルググ知事から護衛を手配するとの申し込みを断り、
商会から届いた塩代金を受け取り、ゲルググ知事邸を後にした。

 ゲルググ知事は、神守街門までの見送りながらも、
しつこく護衛を進めたが、
鹿島にはガイア様の加護があるので不要と強く念を押した。

 紫惑星大陸を鹿島待望の一人旅である。
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