【完結・R18】ご主人様と奴隷ちゃん

家事

女の「家事ができる」なんてどうせ機械任せのアレだろうと思っていたが、意外にもメグはちゃんと居心地のよい空間を整えられる奴だった。

あと、飯が美味い。
美味い飯が自動で出てくるのは、想像以上に良いものだった。
いちいち何を食べるか考えなくていいし、注文も受け取りも必要ない。空き容器を片付ける必要さえない。

嫌いな食材を弾かなくていいというのもかなり大きい。
僕は結構偏食だから。

青椒肉絲の肉だけ食べたい、なんてのもメグに言えばすぐだった。ピーマンの代わりにセロリを使ったやつも、なかなかいけた。


これが胃袋をつかまれたってやつなのかもしれないが、別に問題はない。
どうせこいつは僕の奴隷だ。死ぬまで僕の為に飯を作るのは、既に確定事項なんだから。