【完結・R18】ご主人様と奴隷ちゃん

ハリエニシダ・レン

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おせち(実食)

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自分で言うだけあって、メグが作ったおせちは美味かった。

今まで僕が食ってきたおせちは何だったんだ。

と、ちょっと不機嫌になったらメグが不安そうに眉を下げた。

「お口に合いませんでしたか?」

「いや、そんなことはない」

即座に否定しておく。
与える必要のない不安や罰を与えるようでは主人として二流だ。

「来年は、もっと凝ったの食わせろ」

「…えっ…?えっ…??……………はいっ!」

メグは戸惑った後で、物凄く嬉しそうに笑った。

こいつ分かってるのか?来年は…もう今年の末か…は、もっと準備で忙しくなるってことなんだぞ?

相変わらずとんでもなくマゾな奴隷の頭を、とりあえず撫でておいた。
僕の奴隷がマゾなのはいいことだ。

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