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社会人一年目
仕事
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働き始めたら、案の定藤堂は忙しくなった。
藤堂はよく「俺なんか」って自分を卑下するけれど、その実かなりできる奴だと俺は思っている。
だから多分、会社でも期待されているんだろう。そんな風に想像して、ちょっと藤堂のことを誇らしく思いつつも、一緒に居られる時間が減るのは残念だった。
でも俺にも、そんなことを言っている余裕はなかった。
立ち上げた会社は、貯金もあるしのんびりやろうと思っていたのに、思いの他忙しくなったのだ。
在学中に紹介してもらったOBから、声をかけられたり手伝いに引っ張り出されることも多く、4月中は一度も藤堂と休みが重ならなかった。
それでも一緒に住んでいればチラリと顔を見ることくらいはできて、同棲を強引に押し切ってよかったと心底思った。
そうでなければ、◯INEに一日返信がないだけで俺はきっと藤堂の家まで押しかけて問いつめていただろう。
なんとか押し殺せているけれど、俺の藤堂への執着は、年々酷くなっているから。
藤堂はよく「俺なんか」って自分を卑下するけれど、その実かなりできる奴だと俺は思っている。
だから多分、会社でも期待されているんだろう。そんな風に想像して、ちょっと藤堂のことを誇らしく思いつつも、一緒に居られる時間が減るのは残念だった。
でも俺にも、そんなことを言っている余裕はなかった。
立ち上げた会社は、貯金もあるしのんびりやろうと思っていたのに、思いの他忙しくなったのだ。
在学中に紹介してもらったOBから、声をかけられたり手伝いに引っ張り出されることも多く、4月中は一度も藤堂と休みが重ならなかった。
それでも一緒に住んでいればチラリと顔を見ることくらいはできて、同棲を強引に押し切ってよかったと心底思った。
そうでなければ、◯INEに一日返信がないだけで俺はきっと藤堂の家まで押しかけて問いつめていただろう。
なんとか押し殺せているけれど、俺の藤堂への執着は、年々酷くなっているから。
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