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第二章:現実という名の迷宮
014話『静かな監視、赤い契約』
夜の静寂。
さっきまでの戦闘が嘘みたいに、空気だけが静かに残っている。
敵の気配はない。赤い月だけが、頭上からじっと見ている。
「静かになったな」
「ええ。狼は出尽くしたみたい。……次は、あれ」
コユキの顎が示す先に、城があった。
黒い石の外壁が月光を鈍く吸い、窓という窓が闇を抱えている。
その上空では、コウモリの群れが輪を描く。攻撃の気配はない。ただ、見ているだけだ。
「全部まとめて来られたら終わるやつだな」
「来ないわ。監視ね」
尻尾がぴくりと動き、彼女の視線が群れをなぞる。
濃い気配だけが降りてくるのに、何も起きない——その“待ち”が不気味だった。
立ち止まる理由は、ない。
僕たちは足音を抑え、城門へ向かう。
重厚な扉は古びているのに、近づいた瞬間、風もないのに開いた。
錆びた音が短く響く。
「歓迎……か、それとも罠か」
「どっちも、かもしれないわね」
中から赤黒い空気が流れ出す。
扉の向こうは、ほの暗い石の通路。灯りはないのに、足元は見える。
行くしかない。
金属バットを握り直し、息を一度だけ深く入れて前へ。
その瞬間、奥の闇から視線が刺さった。吸い込まれるような、深い目。
足が半歩、下がる。
次の拍で気配は引いた。反応を“試した”、そんな感じだ。
通路を進む。敵は出ない。罠も踏まない。
整いすぎていて、逆に怖い。
やがて、広い謁見の間に出た。
高い天井を支える石柱、奥へまっすぐ伸びる赤黒い絨毯。
先に、玉座。
——いた。
白い肌。金の長い髪。銀の瞳。
退屈と余裕が同居した目で、こちらを見る。
「やっぱり——前に会った奴だ」
姿は違っても、あの影と同じ芯を感じる。
「ようこそ、人間」
芝居がかった柔らかな声。
女はゆっくり立ち上がり、時代を越えたような優雅さで一礼した。
「私はクラウディア=ノクティア・ブラッドヴェイン。——この世界における“始祖のヴァンパイア”よ」
名乗りは短く、誇り高い。
その笑みが深まった瞬間、世界が赤く反転した。
床下から、赤い“先端”が一斉に立ち上がる。
胸の奥に“穴”が走り、呼吸が潰れる。心臓が空打ちして、落ちる。
意識が縁まで滑って——
——身体は無傷だ。
「……あら、ごめんなさい。ちょっと、力の加減を間違えたわ」
彼女は悪びれもせず微笑んだ。
僕は胸に手を当てる。痛みはない。けれど、脳は確かに“死”を認識した。
視覚も聴覚も痛覚も、全部が本物として処理される。汗が滲み、呼吸が合わなくなる。
「目的は?」
僕の代わりに、コユキが一歩前へ出る。声は落ち着いていた。
彼女は玉座に戻り、脚を揃えて腰を下ろした。
「気に入ったの。あなたたち」
銀の瞳に、寂しさと好奇心が重なる。
次の言葉は、もっとまっすぐだった。
「人間。私の“眷属”にならない?」
……喉がからからに乾く。
声を押し出すのに、もう一呼吸いる。
「……眷属、って」
ようやく出た声は、自分でも情けないほど掠れていた。
「吸血して、従わせる……そういう意味で、合ってるか?」
「だいたいはね」
彼女は、まるで天気の話でもするような調子で笑った。
「でも、“従わせる”なんて言葉は好きじゃないわ。私は、残すの。
気に入ったものを、自分の時間の中に置いておく。それだけ」
(……やっぱり、ここで何を言うかだ。下手を打てば、命はない)
喉の奥に鉄の味が広がる。けれど、黙っているのはもっと危険だ。
「……僕を、飾りみたいに置くってことか」
「違うわ。隣に置くの。私の眷属になれば、もう“死”に怯えずに済む。老いも、朽ちも、すべて私が受け止めてあげる」
その声は、静かで優しい。けれど、心の奥を捕まえて離さない。
死の幻視の直後に“永遠”を囁かれたら、それがどれほど危険な誘惑か、理屈では分かっていても抗えない。
「……悪くない話に聞こえるな」
「でしょ?」
彼女の笑みが少し深くなる。
「人間は皆、終わりを恐れる。終わらない側からすれば、それは愛おしい欠点なのよ」
「でも——」
僕は、唇を噛んだ。
「それをもらったら、もう“僕”じゃなくなる気がする」
彼女の眉が、わずかに動いた。
「僕は、怖いよ。死ぬのも怖いし、失うのも怖い。でも……自分の意思を手放すのは、もっと怖い」
短い沈黙。
赤い月の光が、彼女の瞳を細く照らす。
彼女は、ほんの一瞬、何かを考えるように目を伏せた。
次に顔を上げたとき、口元にはまたあの余裕の笑みが戻っている。
「断るのね」
「……ああ」
「ふふ、それも面白い」
笑みが、わずかに深くなる。
けれど、その目には怒りも失望もなかった。
「なら、少し話をしましょう。退屈しのぎに」
声の調子は柔らかく、それでいて底が見えない。
“処刑”の緊張から“対話”の静けさへ、場の温度がゆっくりと変わっていく。
僕は、まだ膝の震えを完全には止められなかった。
けれど——話はできる。
深呼吸を一つ。
喉を湿らせるように言葉を選ぶ。
「そもそも、どうして僕を“眷属”に?」
さっきの“死”の余韻が、胸の奥で鈍く残っている。
それでも、ここからは仕事で覚えたやり方だ。相手の意図を拾う。条件を探る。
「あなたのあり方が面白かったの。怯えても、逃げずに言葉を返す。その反応は、とても貴重なのよ」
「貴重?」
「命じれば従う者は多いわ。けれど、問えば“返ってこない”。あなたは違う。ちゃんと話す。ちゃんと返す。……それが、久しぶりだったの」
言葉を選ぶみたいに、銀の瞳がわずかに陰る。
彼女は長い間、ここで“存在”していたのだろう。命じれば動く者はいても、会話はない。
孤独と退屈。その重さが少しだけ見えた。
「……なら、眷属じゃなくて、僕は“対等”で話したい。友達にならないか」
謁見の間に、言葉が落ちる。
彼女の瞳が、驚きと戸惑い、そして微かな喜びで揺れた。
「……ともだち?」
繰り返して、彼女はふっと笑う。
一瞬だけ、年齢のない少女の顔になる。
「思ってもみなかった申し出だわ」
彼女の顔を見て僕の胸の奥が、少し温かくなる。
——さっき“死”を見せられたばかりなのに、と思う自分もいる。
それでも、悪くない。
「友達の契約を交わしましょう。血で契約を結ぶやり方よ」
彼女が立ち上がり、手を差し出す。
“血の契約”。言葉の響きに躊躇はある。
ただ、差し出された手を止めて「それって……どういうものなんだ?」と聞くのは、野暮に思えた。
手を取る。
彼女が、ほんの少し目を瞬かせる。恥ずかしそうに手を離し、頬がわずかに赤い。
「……ごめんなさいね。説明が先だったわ」
口調は柔らかい。
「血の契約は簡単に言えば“誓い”。お互いに血を交え、条件を決めて結ぶ。破れば強制力が働くけれど、縛りつけるためじゃない。対等な同盟のためのもの」
「条件は?」
「たとえば、毎日少しだけでも“声を聞かせて”。そんなささやかなものでも成立するわ」
「互いに危害を加えない。必要なときは助け合う。定期的に連絡する——これでも?」
恐る恐る尋ね、コユキに目だけで意見を求める。
彼女は険しい表情のまま、短く頷いた。
「異論はないわ」
彼女は、嬉しそうに笑った。
「ええ。それでいい。互いに危害を加えず、助け合う。……それと、友達」
彼女が指先を空へ走らせると、赤い光が床に紋を描く。
古い意匠の線が重なり、文様は一度だけ呼吸をしたみたいに淡く脈打つ。
コユキが横でほんの少しだけ眉をひそめた。
何かに気づいた気配はある。けれど、今は言葉にしない。
「お互い危害を加えず……か。ふふっ、いいわね」
彼女は嬉しそうに笑った。
その姿に、俺は更に疑問を抱く。
(強い側にとって“危害を加えない”が、そんなに嬉しいのか……?)
胸の中に疑問が残る。が、ここで詰める時間ではない。
僕にとっても悪い条件じゃない。まずは“つなぐ”。
「始めましょう」
彼女は銀の小さな短剣を取り出し、指先を浅く切った。
赤い一滴が、紋の中心に落ちる。
「次は、あなた」
唾を飲み込み、短剣を受け取る。
自分の指に小さな傷を作り、滲んだ血を——落とす。
赤い文様がふわりと浮き上がり、僕と彼女をやわらかく包む。
光は強くない。けれど、確かだ。
新しい線が、見えない場所で結ばれる。
「これで——契約完了ね」
彼女の声は満足げで、どこか安堵が混じっていた。
さっきまでの戦闘が嘘みたいに、空気だけが静かに残っている。
敵の気配はない。赤い月だけが、頭上からじっと見ている。
「静かになったな」
「ええ。狼は出尽くしたみたい。……次は、あれ」
コユキの顎が示す先に、城があった。
黒い石の外壁が月光を鈍く吸い、窓という窓が闇を抱えている。
その上空では、コウモリの群れが輪を描く。攻撃の気配はない。ただ、見ているだけだ。
「全部まとめて来られたら終わるやつだな」
「来ないわ。監視ね」
尻尾がぴくりと動き、彼女の視線が群れをなぞる。
濃い気配だけが降りてくるのに、何も起きない——その“待ち”が不気味だった。
立ち止まる理由は、ない。
僕たちは足音を抑え、城門へ向かう。
重厚な扉は古びているのに、近づいた瞬間、風もないのに開いた。
錆びた音が短く響く。
「歓迎……か、それとも罠か」
「どっちも、かもしれないわね」
中から赤黒い空気が流れ出す。
扉の向こうは、ほの暗い石の通路。灯りはないのに、足元は見える。
行くしかない。
金属バットを握り直し、息を一度だけ深く入れて前へ。
その瞬間、奥の闇から視線が刺さった。吸い込まれるような、深い目。
足が半歩、下がる。
次の拍で気配は引いた。反応を“試した”、そんな感じだ。
通路を進む。敵は出ない。罠も踏まない。
整いすぎていて、逆に怖い。
やがて、広い謁見の間に出た。
高い天井を支える石柱、奥へまっすぐ伸びる赤黒い絨毯。
先に、玉座。
——いた。
白い肌。金の長い髪。銀の瞳。
退屈と余裕が同居した目で、こちらを見る。
「やっぱり——前に会った奴だ」
姿は違っても、あの影と同じ芯を感じる。
「ようこそ、人間」
芝居がかった柔らかな声。
女はゆっくり立ち上がり、時代を越えたような優雅さで一礼した。
「私はクラウディア=ノクティア・ブラッドヴェイン。——この世界における“始祖のヴァンパイア”よ」
名乗りは短く、誇り高い。
その笑みが深まった瞬間、世界が赤く反転した。
床下から、赤い“先端”が一斉に立ち上がる。
胸の奥に“穴”が走り、呼吸が潰れる。心臓が空打ちして、落ちる。
意識が縁まで滑って——
——身体は無傷だ。
「……あら、ごめんなさい。ちょっと、力の加減を間違えたわ」
彼女は悪びれもせず微笑んだ。
僕は胸に手を当てる。痛みはない。けれど、脳は確かに“死”を認識した。
視覚も聴覚も痛覚も、全部が本物として処理される。汗が滲み、呼吸が合わなくなる。
「目的は?」
僕の代わりに、コユキが一歩前へ出る。声は落ち着いていた。
彼女は玉座に戻り、脚を揃えて腰を下ろした。
「気に入ったの。あなたたち」
銀の瞳に、寂しさと好奇心が重なる。
次の言葉は、もっとまっすぐだった。
「人間。私の“眷属”にならない?」
……喉がからからに乾く。
声を押し出すのに、もう一呼吸いる。
「……眷属、って」
ようやく出た声は、自分でも情けないほど掠れていた。
「吸血して、従わせる……そういう意味で、合ってるか?」
「だいたいはね」
彼女は、まるで天気の話でもするような調子で笑った。
「でも、“従わせる”なんて言葉は好きじゃないわ。私は、残すの。
気に入ったものを、自分の時間の中に置いておく。それだけ」
(……やっぱり、ここで何を言うかだ。下手を打てば、命はない)
喉の奥に鉄の味が広がる。けれど、黙っているのはもっと危険だ。
「……僕を、飾りみたいに置くってことか」
「違うわ。隣に置くの。私の眷属になれば、もう“死”に怯えずに済む。老いも、朽ちも、すべて私が受け止めてあげる」
その声は、静かで優しい。けれど、心の奥を捕まえて離さない。
死の幻視の直後に“永遠”を囁かれたら、それがどれほど危険な誘惑か、理屈では分かっていても抗えない。
「……悪くない話に聞こえるな」
「でしょ?」
彼女の笑みが少し深くなる。
「人間は皆、終わりを恐れる。終わらない側からすれば、それは愛おしい欠点なのよ」
「でも——」
僕は、唇を噛んだ。
「それをもらったら、もう“僕”じゃなくなる気がする」
彼女の眉が、わずかに動いた。
「僕は、怖いよ。死ぬのも怖いし、失うのも怖い。でも……自分の意思を手放すのは、もっと怖い」
短い沈黙。
赤い月の光が、彼女の瞳を細く照らす。
彼女は、ほんの一瞬、何かを考えるように目を伏せた。
次に顔を上げたとき、口元にはまたあの余裕の笑みが戻っている。
「断るのね」
「……ああ」
「ふふ、それも面白い」
笑みが、わずかに深くなる。
けれど、その目には怒りも失望もなかった。
「なら、少し話をしましょう。退屈しのぎに」
声の調子は柔らかく、それでいて底が見えない。
“処刑”の緊張から“対話”の静けさへ、場の温度がゆっくりと変わっていく。
僕は、まだ膝の震えを完全には止められなかった。
けれど——話はできる。
深呼吸を一つ。
喉を湿らせるように言葉を選ぶ。
「そもそも、どうして僕を“眷属”に?」
さっきの“死”の余韻が、胸の奥で鈍く残っている。
それでも、ここからは仕事で覚えたやり方だ。相手の意図を拾う。条件を探る。
「あなたのあり方が面白かったの。怯えても、逃げずに言葉を返す。その反応は、とても貴重なのよ」
「貴重?」
「命じれば従う者は多いわ。けれど、問えば“返ってこない”。あなたは違う。ちゃんと話す。ちゃんと返す。……それが、久しぶりだったの」
言葉を選ぶみたいに、銀の瞳がわずかに陰る。
彼女は長い間、ここで“存在”していたのだろう。命じれば動く者はいても、会話はない。
孤独と退屈。その重さが少しだけ見えた。
「……なら、眷属じゃなくて、僕は“対等”で話したい。友達にならないか」
謁見の間に、言葉が落ちる。
彼女の瞳が、驚きと戸惑い、そして微かな喜びで揺れた。
「……ともだち?」
繰り返して、彼女はふっと笑う。
一瞬だけ、年齢のない少女の顔になる。
「思ってもみなかった申し出だわ」
彼女の顔を見て僕の胸の奥が、少し温かくなる。
——さっき“死”を見せられたばかりなのに、と思う自分もいる。
それでも、悪くない。
「友達の契約を交わしましょう。血で契約を結ぶやり方よ」
彼女が立ち上がり、手を差し出す。
“血の契約”。言葉の響きに躊躇はある。
ただ、差し出された手を止めて「それって……どういうものなんだ?」と聞くのは、野暮に思えた。
手を取る。
彼女が、ほんの少し目を瞬かせる。恥ずかしそうに手を離し、頬がわずかに赤い。
「……ごめんなさいね。説明が先だったわ」
口調は柔らかい。
「血の契約は簡単に言えば“誓い”。お互いに血を交え、条件を決めて結ぶ。破れば強制力が働くけれど、縛りつけるためじゃない。対等な同盟のためのもの」
「条件は?」
「たとえば、毎日少しだけでも“声を聞かせて”。そんなささやかなものでも成立するわ」
「互いに危害を加えない。必要なときは助け合う。定期的に連絡する——これでも?」
恐る恐る尋ね、コユキに目だけで意見を求める。
彼女は険しい表情のまま、短く頷いた。
「異論はないわ」
彼女は、嬉しそうに笑った。
「ええ。それでいい。互いに危害を加えず、助け合う。……それと、友達」
彼女が指先を空へ走らせると、赤い光が床に紋を描く。
古い意匠の線が重なり、文様は一度だけ呼吸をしたみたいに淡く脈打つ。
コユキが横でほんの少しだけ眉をひそめた。
何かに気づいた気配はある。けれど、今は言葉にしない。
「お互い危害を加えず……か。ふふっ、いいわね」
彼女は嬉しそうに笑った。
その姿に、俺は更に疑問を抱く。
(強い側にとって“危害を加えない”が、そんなに嬉しいのか……?)
胸の中に疑問が残る。が、ここで詰める時間ではない。
僕にとっても悪い条件じゃない。まずは“つなぐ”。
「始めましょう」
彼女は銀の小さな短剣を取り出し、指先を浅く切った。
赤い一滴が、紋の中心に落ちる。
「次は、あなた」
唾を飲み込み、短剣を受け取る。
自分の指に小さな傷を作り、滲んだ血を——落とす。
赤い文様がふわりと浮き上がり、僕と彼女をやわらかく包む。
光は強くない。けれど、確かだ。
新しい線が、見えない場所で結ばれる。
「これで——契約完了ね」
彼女の声は満足げで、どこか安堵が混じっていた。
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