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ある日のお茶会で……。
「ねぇ、マリアさん、貴女、ハルト様とは上手くいっているの?」
なにかとマウントをとりたがるエリザベスが話しかけてきた。
「ええ、最近はなにかと忙しいらしく、あまり会えていませんが、どうかしました?」
すると、エリザベスはうっすらと笑みを浮かべながら、
「あら、忙しいって……そうなのね……ごめんなさい、最近、ハルト様から言い寄られてしまって、私も悪いとは思ったんだけど、公爵家の方を粗末にするのも……と思って、お相手していたのだけれど、何か、私と結婚したいらしくて…。」
「あ、そうなのですね。」
「ええ、私もハルト様の事を好きになってしまったの、ですから、ハルト様から身を引いてくださらない?」
「そ、そんなことは…でも、ハルト様もエリザベスさんと結婚したいと?」
「ええ、必ず幸せにするから、マリアを、なんとか出来ないか?なんて言ってもいたわね。」
もう勝ち誇ったような笑みは隠す気もないようだった。
「わ、わかりました。身を引きます。」
なんて言って見たけど、心のなかは、小躍りしていた。だって、ハルト様は、公爵家の跡取りであることを良いことに、そこらじゅうの女の子に手を付け、中には、裏組織の娘もいたから、いまは命を狙われているなんて事も聞こえてきていて、なんとか私からも婚約破棄したかったところにエリザベスさんが奪ってくれた。
「どうか、ハルト様とお幸せに。」
「あら、ありがとう。」
マウントとりたいからって大変なものにてを出したエリザベスさん、本当にお幸せに♪
「ねぇ、マリアさん、貴女、ハルト様とは上手くいっているの?」
なにかとマウントをとりたがるエリザベスが話しかけてきた。
「ええ、最近はなにかと忙しいらしく、あまり会えていませんが、どうかしました?」
すると、エリザベスはうっすらと笑みを浮かべながら、
「あら、忙しいって……そうなのね……ごめんなさい、最近、ハルト様から言い寄られてしまって、私も悪いとは思ったんだけど、公爵家の方を粗末にするのも……と思って、お相手していたのだけれど、何か、私と結婚したいらしくて…。」
「あ、そうなのですね。」
「ええ、私もハルト様の事を好きになってしまったの、ですから、ハルト様から身を引いてくださらない?」
「そ、そんなことは…でも、ハルト様もエリザベスさんと結婚したいと?」
「ええ、必ず幸せにするから、マリアを、なんとか出来ないか?なんて言ってもいたわね。」
もう勝ち誇ったような笑みは隠す気もないようだった。
「わ、わかりました。身を引きます。」
なんて言って見たけど、心のなかは、小躍りしていた。だって、ハルト様は、公爵家の跡取りであることを良いことに、そこらじゅうの女の子に手を付け、中には、裏組織の娘もいたから、いまは命を狙われているなんて事も聞こえてきていて、なんとか私からも婚約破棄したかったところにエリザベスさんが奪ってくれた。
「どうか、ハルト様とお幸せに。」
「あら、ありがとう。」
マウントとりたいからって大変なものにてを出したエリザベスさん、本当にお幸せに♪
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