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婚約破棄!?ハルト様、領地の為に尽力した私を捨てるとどうなっても知りませんよ!!
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ライオネル伯爵領、そこはモンスターが多く住む魔の森に隣接した領地であった。
その為に、領民は常に危険にさらされ、モンスターによって命を落とす者も少なくはなかった。
そんな事態を重く受け止めたライオネル伯爵は、平民出身ではあったが、魔法道具開発の天才であるロビン=ヴェール。彼の忘れ形見である娘、マリアを息子のハルトの婚約者に迎えていた。
マリアは、ロビンの研究を幼い頃から見ていただけでなく、父に負けない程の才能を見せていたが、男尊女卑の考えで満ちていたギネリン王国では女性が出世することが難しく、取り立てられることがなかったが、先見の明のあった、ライオネル伯爵に見初められ、次期伯爵のハルトの婚約者となっていた。
ライオネル伯爵はマリアに魔法道具の開発を無理強いすることは無く、良い関係を作っていたのだが、婿のハルトがマリアに、
「これからも君と末長く幸せに暮らすには、我が領土の安寧は領民にもとても重要なことなんだ。だから君の力を見せてくれないか?」
と言われ、マリアは伯爵婦人になったにも関わらず、毎日地味な研究に日々を費やしていた。
そんなある日のこと…………
マリアは駆け足でハルトの執務室に飛び込む。
「ハルト様!ご報告があります!遂に、遂に…対モンスター防壁が完成しました。これでこのライオネル領にモンスターが侵入することはもう二度とありません!」
マリアのそんな報せを聞いたハルトは、目を輝かせ、
「おお!よくやってくれたマリア。女でありながらそんな凄いことをやってのけるとは、亡くなった父上の悲願がかなって私も嬉しい。これでこの辺境の地も大いに賑わい、発展することは間違いないな。そして、このシステムを応用すれば……」
言葉の最後には何やら悪人の様な笑顔になるハルトだったが、マリアは研究の成果を報せる事ができた喜びに、そこに気付かず、話を続ける。
「はい、このシステムは画期的で、人だけを認識して、目に見えない防壁を通過出来ることに苦労したんです。ソレはですね……………」
マリアの力説は十分にも及び、ハルトがぐったりし始めると、最後にマリアはこの言葉で締めくくる。
「…………これで晴れて結婚式をあげられますね。」
そう、マリアはハルトと婚約したものの、領土の安寧を実現してからとか、ライオネル伯爵の死去等を理由に、結婚を、先延ばしにしていたのだ。
婚約から三年、それは異常な事ではあったが、マリアは人々の為と、屋敷からろくに出ることもなく、研究していたのだった。
ハルトはマリアの言葉に顔を歪め、不機嫌そうに、
「そうだな。これで結婚できると言うものだ。」
こうしてモンスター防壁を完成させたマリアと、父が死に、伯爵となったハルトとの結婚が行われるかと思われた矢先、ハルトがマリアを部屋へと呼びつける。
「マリア、君に話さねばならないことができたんだ。何から話そうか……そうだな、まずは君に会わせたい人がいる。おい!ソフィア、入りなさい。」
ハルトの呼び掛けに、部屋の奥の扉が開くと、そこにはリッチ男爵、令嬢のソフィアが入室してくる。
「はい、ハルト様。こんにちわ、マリアさん、私はソフィア=リッチと申します。よろしくお願いいたしますね。」
ソフィアとハルトの顔を見比べながら、戸惑うマリア……ハルトはこの時、マリアを汚いものでも視るような視線で見ていた。
マリアは、
「あの……このかたは…」
と、出ない言葉を絞り出すようにハルトにたずねる。
そんなマリアにハルトは、
「ああ、お前が防壁システムを開発している間に出来た私の新しい婚約者だ!」
そうサラッと言う。
マリアは突然の発言に理解が追い付かず、
「え、ハルト様?婚約者は私のはずでしたよね?え?婚約者?あの……私との結婚は…………。」
マリアが困惑していると、ハルトはさも当たり前かのように、
「ん、ああ、それか?当然破棄だな。今まで御苦労。あっそうだ、これは手切れ金だ。遠慮せず持っていくと良い。」
そう言って、ハルトは金貨十枚程入った袋をマリアの足元に投げて寄越す。
袋のなかで金属音が響く。
マリアはその瞳に涙を溜めながら、
「そ、そんな、……酷すぎる。わ、私は……ハルト様と結婚するために寝る間も惜しんで研究をして……そしてやっと完成させたのに……私はハルト様と末長くいられると………」
込み上げる感情に言葉に詰まるマリア………。
ソフィアはそんなマリアを見て、クスクスと笑っている。
そしてハルトは面倒臭そうに、
「まったく、お前は魔法道具の開発は天才的でも、こんなことも理解できないのか?よく考えろ。平民のお前と伯爵となった私とは不釣り合い何だよ!さっさと金を拾って、何処へとでも行け!この平民が!!」
ハルトの言葉にマリアは、
「ハ、ハルト様、私とは結婚出来ないと……平民の私とは……そうですか。分かりました。ハルト様のお考えはよく理解できました。私に出て行けと……そう言うんですね……。」
マリアの表情は悲しみから怒りへと変化していく……
「ん?だからそう言っているだろう!用済みの平民は早く私の屋敷から出て行ってくれないか?目障りなんだよ。」
ハルトはため息をつくと、疲れたように言う。
マリアはハルトを睨みながら、
「ハルト様、本当に私との婚約を破棄して、ソフィアさんと結婚するのですね?そのお考えは、改めて頂けないのですね?」
何度も喰い下がるマリアにハルトは怒気がこもった口調で、
「マリア!くどいぞ!防壁は完成したんだ!用済みのお前なぞ早く出ていけ!」
マリアはその言葉を聞くと、足元の金貨を拾うとこもなく、静かに部屋を出ようとする。
ハルトはそんなマリアの背中にほくそ笑みながら、
「あ、そうだ。後な、早く私の領地から出ていった方が身のためだぞ!」
そんな言葉に、マリアは扉の前で、ハルトに向き直り一礼すると、
「わかりましたハルト様。私はこれで失礼致します。私にこんな仕打ちをしたことを、後悔しませんように。」
そう言い残し、扉を閉めた。
ハルトはその言葉の意味が解らず、
「はぁ?後悔?するわけがなかろう?最後に訳のわからないことを言って…ま、あいつなりの負け惜しみだろう。気にすることもないな。さっ、邪魔ものはいなくなった。ソフィア、こっちへおいで…」
マリアは簡単に荷物をまとめると、ハルトの屋敷から出る。
すると、領民の男から石が投げつけられる!
石はマリアのすぐ側を通り過ぎ、地面へと転がる。
「あ、惜しい!あとちょっとだったのに」
「何だ下手くそだな。こうやってやるんだよ」
別の男の投げた石はマリアの頬をかすめる!
すると、ワッと歓声が上り、
「さぁ、投げろ!当たれば一回銅貨一枚だぞ!」
そう言って次々とマリア目掛けて石が投げつけられる!!
マリアは領民から逃れるべく、急いでライオネル領の外れまで来ると、
「そうですか……領民の方々も私にこんな仕打ちを為さるのですね…では、私は私の力で復讐させて頂きます!!」
そう言って、マリアはライオネル伯爵領から立ち去るのだった。
~~ ~ ~ 半年後 ~~~~
「もうあれから半年か……。なんとかギネリン王国を抜けて帝国でお店を持てた。これもお父様の遺産と、知識のお陰ね。帝国は能力主義みたいだし、王国とは違うわね。」
店の開店準備を進めながらマリアがそう呟いていると、マリアのもとに新聞が届く。
「へ~、そう♪やっぱり持ちこたえられなかったか♪」
マリアが新聞を悪魔のような笑みで読み進める……
そこには、
『王国のライオネル伯爵領がモンスターによって滅ぼされ、廃墟と化す』
とあった。
半年前、ライオネル伯爵領を出る際、マリアはモンスターと人の設定を逆に書きかえ、人が領土から出るのを防ぎ、魔物が自由に出入り出きるようにしていた…。
その結果、ライオネル領はモンスターに蹂躙される事となる。
王国から救出部隊は出されたが、人が領土に入ることは出来ず、王国軍はなにもすることは出来なかったという。
その後、マリアは店を大きくして幸せな結婚をするのだが、それは別のお話。
その為に、領民は常に危険にさらされ、モンスターによって命を落とす者も少なくはなかった。
そんな事態を重く受け止めたライオネル伯爵は、平民出身ではあったが、魔法道具開発の天才であるロビン=ヴェール。彼の忘れ形見である娘、マリアを息子のハルトの婚約者に迎えていた。
マリアは、ロビンの研究を幼い頃から見ていただけでなく、父に負けない程の才能を見せていたが、男尊女卑の考えで満ちていたギネリン王国では女性が出世することが難しく、取り立てられることがなかったが、先見の明のあった、ライオネル伯爵に見初められ、次期伯爵のハルトの婚約者となっていた。
ライオネル伯爵はマリアに魔法道具の開発を無理強いすることは無く、良い関係を作っていたのだが、婿のハルトがマリアに、
「これからも君と末長く幸せに暮らすには、我が領土の安寧は領民にもとても重要なことなんだ。だから君の力を見せてくれないか?」
と言われ、マリアは伯爵婦人になったにも関わらず、毎日地味な研究に日々を費やしていた。
そんなある日のこと…………
マリアは駆け足でハルトの執務室に飛び込む。
「ハルト様!ご報告があります!遂に、遂に…対モンスター防壁が完成しました。これでこのライオネル領にモンスターが侵入することはもう二度とありません!」
マリアのそんな報せを聞いたハルトは、目を輝かせ、
「おお!よくやってくれたマリア。女でありながらそんな凄いことをやってのけるとは、亡くなった父上の悲願がかなって私も嬉しい。これでこの辺境の地も大いに賑わい、発展することは間違いないな。そして、このシステムを応用すれば……」
言葉の最後には何やら悪人の様な笑顔になるハルトだったが、マリアは研究の成果を報せる事ができた喜びに、そこに気付かず、話を続ける。
「はい、このシステムは画期的で、人だけを認識して、目に見えない防壁を通過出来ることに苦労したんです。ソレはですね……………」
マリアの力説は十分にも及び、ハルトがぐったりし始めると、最後にマリアはこの言葉で締めくくる。
「…………これで晴れて結婚式をあげられますね。」
そう、マリアはハルトと婚約したものの、領土の安寧を実現してからとか、ライオネル伯爵の死去等を理由に、結婚を、先延ばしにしていたのだ。
婚約から三年、それは異常な事ではあったが、マリアは人々の為と、屋敷からろくに出ることもなく、研究していたのだった。
ハルトはマリアの言葉に顔を歪め、不機嫌そうに、
「そうだな。これで結婚できると言うものだ。」
こうしてモンスター防壁を完成させたマリアと、父が死に、伯爵となったハルトとの結婚が行われるかと思われた矢先、ハルトがマリアを部屋へと呼びつける。
「マリア、君に話さねばならないことができたんだ。何から話そうか……そうだな、まずは君に会わせたい人がいる。おい!ソフィア、入りなさい。」
ハルトの呼び掛けに、部屋の奥の扉が開くと、そこにはリッチ男爵、令嬢のソフィアが入室してくる。
「はい、ハルト様。こんにちわ、マリアさん、私はソフィア=リッチと申します。よろしくお願いいたしますね。」
ソフィアとハルトの顔を見比べながら、戸惑うマリア……ハルトはこの時、マリアを汚いものでも視るような視線で見ていた。
マリアは、
「あの……このかたは…」
と、出ない言葉を絞り出すようにハルトにたずねる。
そんなマリアにハルトは、
「ああ、お前が防壁システムを開発している間に出来た私の新しい婚約者だ!」
そうサラッと言う。
マリアは突然の発言に理解が追い付かず、
「え、ハルト様?婚約者は私のはずでしたよね?え?婚約者?あの……私との結婚は…………。」
マリアが困惑していると、ハルトはさも当たり前かのように、
「ん、ああ、それか?当然破棄だな。今まで御苦労。あっそうだ、これは手切れ金だ。遠慮せず持っていくと良い。」
そう言って、ハルトは金貨十枚程入った袋をマリアの足元に投げて寄越す。
袋のなかで金属音が響く。
マリアはその瞳に涙を溜めながら、
「そ、そんな、……酷すぎる。わ、私は……ハルト様と結婚するために寝る間も惜しんで研究をして……そしてやっと完成させたのに……私はハルト様と末長くいられると………」
込み上げる感情に言葉に詰まるマリア………。
ソフィアはそんなマリアを見て、クスクスと笑っている。
そしてハルトは面倒臭そうに、
「まったく、お前は魔法道具の開発は天才的でも、こんなことも理解できないのか?よく考えろ。平民のお前と伯爵となった私とは不釣り合い何だよ!さっさと金を拾って、何処へとでも行け!この平民が!!」
ハルトの言葉にマリアは、
「ハ、ハルト様、私とは結婚出来ないと……平民の私とは……そうですか。分かりました。ハルト様のお考えはよく理解できました。私に出て行けと……そう言うんですね……。」
マリアの表情は悲しみから怒りへと変化していく……
「ん?だからそう言っているだろう!用済みの平民は早く私の屋敷から出て行ってくれないか?目障りなんだよ。」
ハルトはため息をつくと、疲れたように言う。
マリアはハルトを睨みながら、
「ハルト様、本当に私との婚約を破棄して、ソフィアさんと結婚するのですね?そのお考えは、改めて頂けないのですね?」
何度も喰い下がるマリアにハルトは怒気がこもった口調で、
「マリア!くどいぞ!防壁は完成したんだ!用済みのお前なぞ早く出ていけ!」
マリアはその言葉を聞くと、足元の金貨を拾うとこもなく、静かに部屋を出ようとする。
ハルトはそんなマリアの背中にほくそ笑みながら、
「あ、そうだ。後な、早く私の領地から出ていった方が身のためだぞ!」
そんな言葉に、マリアは扉の前で、ハルトに向き直り一礼すると、
「わかりましたハルト様。私はこれで失礼致します。私にこんな仕打ちをしたことを、後悔しませんように。」
そう言い残し、扉を閉めた。
ハルトはその言葉の意味が解らず、
「はぁ?後悔?するわけがなかろう?最後に訳のわからないことを言って…ま、あいつなりの負け惜しみだろう。気にすることもないな。さっ、邪魔ものはいなくなった。ソフィア、こっちへおいで…」
マリアは簡単に荷物をまとめると、ハルトの屋敷から出る。
すると、領民の男から石が投げつけられる!
石はマリアのすぐ側を通り過ぎ、地面へと転がる。
「あ、惜しい!あとちょっとだったのに」
「何だ下手くそだな。こうやってやるんだよ」
別の男の投げた石はマリアの頬をかすめる!
すると、ワッと歓声が上り、
「さぁ、投げろ!当たれば一回銅貨一枚だぞ!」
そう言って次々とマリア目掛けて石が投げつけられる!!
マリアは領民から逃れるべく、急いでライオネル領の外れまで来ると、
「そうですか……領民の方々も私にこんな仕打ちを為さるのですね…では、私は私の力で復讐させて頂きます!!」
そう言って、マリアはライオネル伯爵領から立ち去るのだった。
~~ ~ ~ 半年後 ~~~~
「もうあれから半年か……。なんとかギネリン王国を抜けて帝国でお店を持てた。これもお父様の遺産と、知識のお陰ね。帝国は能力主義みたいだし、王国とは違うわね。」
店の開店準備を進めながらマリアがそう呟いていると、マリアのもとに新聞が届く。
「へ~、そう♪やっぱり持ちこたえられなかったか♪」
マリアが新聞を悪魔のような笑みで読み進める……
そこには、
『王国のライオネル伯爵領がモンスターによって滅ぼされ、廃墟と化す』
とあった。
半年前、ライオネル伯爵領を出る際、マリアはモンスターと人の設定を逆に書きかえ、人が領土から出るのを防ぎ、魔物が自由に出入り出きるようにしていた…。
その結果、ライオネル領はモンスターに蹂躙される事となる。
王国から救出部隊は出されたが、人が領土に入ることは出来ず、王国軍はなにもすることは出来なかったという。
その後、マリアは店を大きくして幸せな結婚をするのだが、それは別のお話。
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