ハルト様、そんな酷いことばかりしないで下さい!まるで悪魔のようなので、悪魔を追い出します!

仰木 あん

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「マリア、マリアはいないか?」

「はい、ハルト様お呼びですか?」

「マリア、またお前のバカ犬が私の屋敷で粗相をしたぞ!」

「す、すみません。」

「全く、こんな駄犬は早く処分してしまえ!」

「そ、そんな、この子は私の可愛い家族なのです。処分などできません!」

「ふん!それならば婚約破棄するぞ!」

「そ、それはあまりにも酷い仕打ち!」

「は、は、嫌だろう?ならばこんな犬はこうだ!」

ハルトは子犬を拾いあげると、窓から投げ捨てる!

「ハルト様!ここは二階ですよ!」

「はん!そんなに心配なら直ぐに拾いに行くんだな!」

マリアは子犬のそばに駆け寄ると、回復魔法で怪我を治癒させる。

ああ、ハルト様はなんであんなことを……もしかしたら、悪魔が取り憑いているのかも。

マリアは直ぐに自分の部屋へ行き、悪魔払いと言われて買った種を煎じて、ハルトにお茶と偽り飲ませた。

「ぐ、ぐぁ~~!」

ハルトはみるみる苦しみだし、のたうち回る!

「マ、マリア!な、何を飲ませた!」

ハルトの身体は紫の光を放ち、砕け散る!

「え、」

ハルトに与えたのは、悪魔払いの種ではなく、悪魔の実でした。

「間違えちゃった、えへ。」

こうして悪魔のような性格のハルトは身体まで悪魔になり、討伐されてしまいました。








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