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第二十九話 血の結婚披露パレード
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大聖堂を出たローラ達は、そのまま王宮を出て、城下町をパレードする。屋根のないオープンな馬車の客車に乗ると、アルフレッドは、耳になにかを入れた。
「え?アル?どうしたの?」
「ん?ああ、これから始まるパレードには、これは必要なものだからな。さ、ローラもこのブレスレットをすんるだ。」
「え?これは?」
戸惑いながらローラが尋ねる
「そのブレスレットは君の身を守るものだ。魔法と、物理両方を防いでくれるけど、まあ、完全耐性では無いからあまり油断するなよ。」
「は、はい。」
ただ、国民に二人が結婚式したことを公表するためのパレードだと考えていたローラからすると、突然ブレスレットを渡され、耐性が完全ではないとか、油断するなよとか、頭の中で話を整理するのに困ってしまう。
「あ、あの、これは、パレードは危険なのですね。」
やっとの思いで、ローラは言葉を絞り出した。
「そうだな。ローラ、君を結婚してすぐに、こんな危険なことの伴をさせるのは、心苦しいが、これは絶好のチャンスなんだ、すまないが一緒に来てくれるね?」
「え、うん、アルが側に居てくれるならわかったわ。でも、何で?」
「ああ、私は学園の改革だけに収まらず、国の政策にも手を出しているんだ。」
「ええ、アルが交通網の整理や、国土の拡大、農業や、鉱石の発掘まで、色々な事を進めているのよね。」
「そうだ、今までそれらで利益を得ていたもの達は、私の事をどう思うかな?」
「疎ましく思うんじゃない?……え?じゃあ、このパレードは暗殺の………。」
「そうだな、絶好の機会だ。」
「だ、だからカールさんは、大変な日とか、楽しめるように頑張るとか、それであんな目をしていたんだ……。」
「ん、カールがどうかしたのか?まぁ、奴の働きも重要だな。さっ楽しいパレードの始まりだ!」
「た、楽しいって、殺されるかも知れないんですよ!」
「ふ、私が命を狙った奴をそのままにする、そんな奴だと思ってるのか?」
アルフレッドは悪魔のような恐ろしい顔で笑う。
「え?それじゃあ………。」
パレードが始まると、ローラとアルフレッドは、多くの国民に拍手や、音楽で迎えられ、それに応えるように、アルフレッドは、指先から光の魔法を放つ!
その魔法は、空中で花火のように美しく散り、国民は空に目をやる、
「うわ~、綺麗!」
と言う声があたりからこだまするが、ローラはその魔法の散った先で、人が倒れるのを発見する。
「え!アル、人に…。」
光が当たり、倒れる刹那、カールがその人物を抱え、どこかに消える!
「ああ、そうだ、ローラここは私を殺そうとする者共の墓場になるのさ!」
「で、でもそんなこと気付かれたら、」
「大丈夫だ。血の匂いはこのむせ返るようなはなの匂いで、そして、国民の目は今、空を見ている。誰も自分の周りなんか気にしてないのさ!」
こうして、ローラとアルフレッドの結婚パレードは、国民への結婚披露とともに、血の粛清が行われる事となった。
「え?アル?どうしたの?」
「ん?ああ、これから始まるパレードには、これは必要なものだからな。さ、ローラもこのブレスレットをすんるだ。」
「え?これは?」
戸惑いながらローラが尋ねる
「そのブレスレットは君の身を守るものだ。魔法と、物理両方を防いでくれるけど、まあ、完全耐性では無いからあまり油断するなよ。」
「は、はい。」
ただ、国民に二人が結婚式したことを公表するためのパレードだと考えていたローラからすると、突然ブレスレットを渡され、耐性が完全ではないとか、油断するなよとか、頭の中で話を整理するのに困ってしまう。
「あ、あの、これは、パレードは危険なのですね。」
やっとの思いで、ローラは言葉を絞り出した。
「そうだな。ローラ、君を結婚してすぐに、こんな危険なことの伴をさせるのは、心苦しいが、これは絶好のチャンスなんだ、すまないが一緒に来てくれるね?」
「え、うん、アルが側に居てくれるならわかったわ。でも、何で?」
「ああ、私は学園の改革だけに収まらず、国の政策にも手を出しているんだ。」
「ええ、アルが交通網の整理や、国土の拡大、農業や、鉱石の発掘まで、色々な事を進めているのよね。」
「そうだ、今までそれらで利益を得ていたもの達は、私の事をどう思うかな?」
「疎ましく思うんじゃない?……え?じゃあ、このパレードは暗殺の………。」
「そうだな、絶好の機会だ。」
「だ、だからカールさんは、大変な日とか、楽しめるように頑張るとか、それであんな目をしていたんだ……。」
「ん、カールがどうかしたのか?まぁ、奴の働きも重要だな。さっ楽しいパレードの始まりだ!」
「た、楽しいって、殺されるかも知れないんですよ!」
「ふ、私が命を狙った奴をそのままにする、そんな奴だと思ってるのか?」
アルフレッドは悪魔のような恐ろしい顔で笑う。
「え?それじゃあ………。」
パレードが始まると、ローラとアルフレッドは、多くの国民に拍手や、音楽で迎えられ、それに応えるように、アルフレッドは、指先から光の魔法を放つ!
その魔法は、空中で花火のように美しく散り、国民は空に目をやる、
「うわ~、綺麗!」
と言う声があたりからこだまするが、ローラはその魔法の散った先で、人が倒れるのを発見する。
「え!アル、人に…。」
光が当たり、倒れる刹那、カールがその人物を抱え、どこかに消える!
「ああ、そうだ、ローラここは私を殺そうとする者共の墓場になるのさ!」
「で、でもそんなこと気付かれたら、」
「大丈夫だ。血の匂いはこのむせ返るようなはなの匂いで、そして、国民の目は今、空を見ている。誰も自分の周りなんか気にしてないのさ!」
こうして、ローラとアルフレッドの結婚パレードは、国民への結婚披露とともに、血の粛清が行われる事となった。
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