ビッチですが、愛されています。

aika

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欲情

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「あ・・・っ・・・カイル・・さん・・・っ」


静まりかえった夜の事務所に響いたミノアの声には、戸惑いと女の悦びが入り混じっていた。


「ミノア・・・もう我慢ならない・・・俺は・・・」


あぁ、我慢なんて必要ないわ。
早くその猛々しい男の欲望を、私の奥深くまでぶち込んで頂戴・・・!


「君のことが・・・好きでたまらない・・・っ」


男の逞しい腕に抱きしめられる感覚は、何度味わっても良いものだ。
ミノアは思い通りの展開に満足しながら、彼の腕の心地よさに酔いしれる。


新しい男は久々だわ。
カイルはどんな顔で私の身体を貫いて、どんな風に快楽に溺れるのかしら。
あぁ・・・



大人しく抱きしめられているミノアの顔は、すでにアヘ顔に変化しつつあった。
今はまだカイルにこの顔を見られることは避けなければ。

カイルが腕を解いて、ミノアを見つめる。
咄嗟に彼女は恥じらいの表情を浮かべ、急展開に戸惑う女の顔を演出した。


「カイルさん・・・こんな・・・場所で・・・」


「もう抑えられないんだ・・・君を、抱きたい・・・」


いつも店長が座って新聞を読んでいるソファーは、事務所の一番奥にある。
ふかふか、とは言い難い代物だけれど、男女の情事におけるベッド代わりとしてはちょうど良い。

ミノアは用意された寝室のベッドの上で愛し合うよりも、古びた納谷の隅やカビくさい倉庫の一角などで交わる行為が好きだった。

男女がお互いの衝動を抑える術を持たず、こんな場所で・・?というようなシチュエーションで身体を重ねる。
理性がまるで働かず、本能の赴くままに繰り広げられる交わりが理想的だ。


ミノアをソファーに押し倒し、息を荒げて雄の本能を剥き出しにするカイルの顔。
硬く反りたった膨らみが、ミノアの太腿に触れる。


「いけないわ・・・こんな場所で・・・」


否定の言葉を吐けば吐くほど、本能は燃え上がる。

透き通るような白肌に、上気した頬が映える。

カイルはゴクリ、と喉を鳴らした。

肩で息をしながら爆発寸前の欲情をなんとか押さえつけ、彼女に合意を求めるカイルの視線。
ミノアは覚悟を決めたようにそっと瞳を閉じた。

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