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妄想遊戯②
しおりを挟む彼はミノアの太腿の間に顔を埋め、遠慮なく彼女の秘部をペロリと舐めた。
「んん・・・っ・・・」
(あぁ・・・上手よ・・・いいわ・・・・)
声を出せない状況の彼女は、巧みな舌の動きに翻弄され快楽をやり過ごそうと瞳を閉じた。
下半身に絶え間なく与えられる淫らな快楽を、彼女は夢中で味わい尽くす。
次第に彼の舌はねっとりと、彼女の膣の奥深くへ差し込まれていき、彼女はぴくんと下半身を震わせた。
(あぁ・・そんな・・・そんなところまで・・・)
あまりの快感に、徐々に彼女の太腿が淫らに開いていく。
(もっと・・・もっと奥まで・・・)
彼の舌が到達できないさらに深い部分へ、もっと長いものを挿入してほしい。
彼女の腰がねだるように淫らに動き始める。
(もっと奥に欲しいの・・・・お願い・・・)
彼の舌が膣から抜かれ、快楽に満たされていた穴がガラ空きになってしまった。
ミノアはすっかり上がってしまった息を落ち着かせようとして、長く息を吐き出す。
無防備になっていた膣内に、ニュルリ、と細長いものが突然侵入してきて、彼女はハッと息を飲んだ。
「・・・ッ・!?」
息を飲んだミノアの様子に、斜め前方の客がこちらを見てバチッと目が合う。
目が合ってしまった殿方に、ニコリと微笑むと、彼はうっとりと彼女に見惚れているようだった。
(あぁ・・・こんなにされたら・・・私・・・)
長い指が差し込まれて、先ほどより奥に与えられる快感。
加えて彼が舌でクリトリスを刺激し始めたので、ミノアはいよいよ追い詰められてしまった。
(ああ・・・ダメよ・・・こんな場所で・・・イッてしまうわ・・・)
公共の場で淫らな行為に耽る。それはどうしてこんなにも興奮を煽るのだろう。
ミノアはキュンキュン震える下半身に、もう白旗をあげたい気持ちになっていた。
そんなミノアを知ってか知らずか、彼は抜き差しのスピードを早めると、クリトリスに舌を押し付けて左右にいやらしく動かす。
(あぁ・・・あぁ・・・っ、ダメよ・・・イッてしまうわ・・・・あぁ・・あああ!!!)
ビクン、ビクン、、、!!!と大きく下半身を震わせて、ミノアは大量の愛液で彼の顔を汚してしまった。
妄想はやめられない。
ミノアは実際には欲求不満のまま解消されていない肉体を抱えて、席を立つ。
「いつもありがとうございます。」
ミノアが会計を済ませて店を出ようとした瞬間、お気に入りの彼がショップカードを彼女の手に握らせた。
「またいらしてくださいね。」
彼の微笑みに、ミノアはご機嫌よう、と清純な笑みを返して店を出た。
彼が握らせたショップカードの裏を見る。
『今夜18時、マリーナで待つ。』
そこには、彼からのメッセージが記されていた。
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