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最高の夫
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(くっ・・・敗北・・・・!!)
夫の一哉は、ベッドでも最高だった。
不倫相手の男性たちが夢中になるのもわかる。
(イケメンデザイナー、その上あっちもすごいなんて、反則でしょ・・・!!)
浮気したら別れる、と決めていたはずなのに。
甘ったるい声で「愛してる」と」囁かれただけで、その気になってしまった。
「麻由、おはよ。朝ごはん出来てるよ。」
料理も出来る。
この男に惚れない人間がいるのなら、見てみたい。
「今夜は仕事で少し遅くなるから、麻由は先に寝ててね。」
(今夜?!え、不倫?!誰と?!)
夫に不倫されていると言うのに、期待に胸を膨らませている私はどう考えても異常だろう。
自覚はあるが高鳴る胸を抑えられず、前のめりになる。
「大変だろうけど、お仕事頑張ってね!」
思わず夫に熱いエールを送ってしまった。
♢♢♢
「珍しいね。事務所に何か用?」
夫の職場近くの路上で不倫現場を押さえようと意気込んでいたら、長身のイケメンが近づいてきた。
「先輩・・・こんばんは。夫がお世話になっております。」
まずい人に見つかった。
大学時代の先輩、神埼 一路は事務所の共同経営者であり、元モデルの肩書を持つオーラのあるイケメンだ。
丸メガネ、サラサラのマッシュルームヘア。ずば抜けたルックスの持ち主で、どこにいてもよく目立つ。
(一哉の今夜の相手って・・・まさか神崎先輩?!?!!?!?)
夫と先輩のいやらしい絡み合いが脳内を埋め尽くし、思わず甘いため息が漏れた。
「一哉を待ってるの?」
「いえ、ただ近くを通りかかっただけで・・!!」
苦しい言い訳に、彼はへぇと微笑んだ。
「俺は帰るところだけど、乗って行く?たまには一哉抜きで、食事でもどう?」
彼は、一哉の不倫相手ではなさそうだ。
少し残念な気持ちになりながらも、先輩を味方につけようと思いつく。
「ぜひ!喜んで!!」
「じゃあ行こうか。」
完璧な身のこなしでエスコートしてくれる彼の手を取り、車へと乗り込んだ。
夫の一哉は、ベッドでも最高だった。
不倫相手の男性たちが夢中になるのもわかる。
(イケメンデザイナー、その上あっちもすごいなんて、反則でしょ・・・!!)
浮気したら別れる、と決めていたはずなのに。
甘ったるい声で「愛してる」と」囁かれただけで、その気になってしまった。
「麻由、おはよ。朝ごはん出来てるよ。」
料理も出来る。
この男に惚れない人間がいるのなら、見てみたい。
「今夜は仕事で少し遅くなるから、麻由は先に寝ててね。」
(今夜?!え、不倫?!誰と?!)
夫に不倫されていると言うのに、期待に胸を膨らませている私はどう考えても異常だろう。
自覚はあるが高鳴る胸を抑えられず、前のめりになる。
「大変だろうけど、お仕事頑張ってね!」
思わず夫に熱いエールを送ってしまった。
♢♢♢
「珍しいね。事務所に何か用?」
夫の職場近くの路上で不倫現場を押さえようと意気込んでいたら、長身のイケメンが近づいてきた。
「先輩・・・こんばんは。夫がお世話になっております。」
まずい人に見つかった。
大学時代の先輩、神埼 一路は事務所の共同経営者であり、元モデルの肩書を持つオーラのあるイケメンだ。
丸メガネ、サラサラのマッシュルームヘア。ずば抜けたルックスの持ち主で、どこにいてもよく目立つ。
(一哉の今夜の相手って・・・まさか神崎先輩?!?!!?!?)
夫と先輩のいやらしい絡み合いが脳内を埋め尽くし、思わず甘いため息が漏れた。
「一哉を待ってるの?」
「いえ、ただ近くを通りかかっただけで・・!!」
苦しい言い訳に、彼はへぇと微笑んだ。
「俺は帰るところだけど、乗って行く?たまには一哉抜きで、食事でもどう?」
彼は、一哉の不倫相手ではなさそうだ。
少し残念な気持ちになりながらも、先輩を味方につけようと思いつく。
「ぜひ!喜んで!!」
「じゃあ行こうか。」
完璧な身のこなしでエスコートしてくれる彼の手を取り、車へと乗り込んだ。
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