14 / 218
『母性本能』
しおりを挟む
「なぁなぁ、泉は早く子ども欲しい?」
「まぁ・・欲しいけど。」
リビングで律と夕食の支度をしていたら、最年少の夫2人が可愛い会話をしているのが耳に入った。
彼らはまだ10代。
夫だと自己紹介された時には、彼らの若さにとても驚いた。
「なんだか可愛い会話してるなぁ、あの二人。」
シチューを煮込みながら、律が愛おしそうに目を細める。
「楓君がさっき二人に、子どものこと報告してたから。」
「なるほど。・・・子どもは可愛いよな。俺は欲しいよ。繭さえ良ければだけど。」
にっこりと穏やかな笑みを浮かべる夫に、私は先日の熱い夜を思い出して赤面した。
10代の夫2人に、視線を戻す。
泉は18歳。IQ200の天才で、一度見たものは全て記憶してしまう瞬間記憶能力の持ち主。鎖骨まで伸ばした綺麗な黒髪。サイドを編み込むヘアスタイルがよく似合っている。
樹は一つ下の17歳。私の夫の中で、最年少の人物。
夫として見ることに少し罪悪感を覚えるほどの幼さを残した、人懐っこい少年。
コミニュケーション能力の塊で、夫たちにとても可愛がられている弟キャラだ。
泉と同様、瞬間記憶能力を持っているらしい。
私の夫は、遺伝子学的に優秀とされる人物ばかりだ。
それぞれ、秀でたものを持っている。
2人は歳が近いこともあって、とても仲が良かった。
「俺も子ども欲しいなぁ~!9人くらい!」
「お前、意味わかって言ってんのか?」
樹がはしゃいで言うと、泉が顔を赤くしながら反応する。
泉は、大人びて見えるけれど、とても純粋。
「え?わかってるよ。」
「わかってんなら、すげーわ。」
2人はとても可愛くて、幼い。
夫として受け入れられるかどうか戸惑っていたけれど、今夜は樹とベッドインする予定なのだ。
子どもが欲しい!と無邪気に笑う彼の顔を見て、私は深いため息を吐き出した。
「繭たん。今夜・・・俺の部屋に来てくれるんだよね・・?」
樹は、キッチンにいる私の側に嬉しそうに駆け寄ると、手を握る。
小さな子どもが母親にするような仕草で、手を絡めた。
(甘えっ子な樹君・・・可愛い・・・・)
「俺、楽しみにしてるから・・・♡」
恥じらうように赤く頬を染める彼に、私は思わずドキッとしてしまった。
17歳の夫。
彼は、10歳近く年下だ。
政府が選んだ男性なのだから、もちろん罪に問われる訳もないのだけれど、彼の幼い表情を見るたびに、ふと罪悪感が胸をよぎった。
♢♢♢
私の想像とは違い、ベッドでの彼は実に男らしく私をリードしてくれた。
彼も男なのだと、普段の可愛らしい表情とのギャップに、興奮してしまう。
それでも彼が、精一杯背伸びしているのがわかって、その健気さに思わず抱きしめたい気持ちになった。
「う~~、気持ちいっ・・・イッちゃいそぉ・・・う~・・・っ」
目を潤ませて快感に耐える樹は、母性本能をめちゃくちゃにくすぐってくる。
くすぐる、なんて可愛いレベルじゃない。
シーツをぎゅっと握って、必死に耐える姿は可愛くて、早く彼を絶頂に導いてあげたくなってしまう。
彼の上に乗って、腰を上下に激しく揺さぶる。
「うぅ~~~~っ、繭たん、もぉ・・ッ・・・俺、出ちゃうぅ・・・・ッ」
「ん・・あ・・・ッ・・・樹君・・・っ・・・出して・・・っ」
私たちは、同時に絶頂を迎えた。
「俺・・・もっと繭たんのこといっぱい知りたいし・・俺のことも知ってほしい。」
「うん。私も、樹君のこともっと知りたいよ。」
(樹君・・・可愛すぎる・・・・・)
ベッドインなんて考えられないと思っていたのに、私は年下の夫の可愛さにメロメロにされてしまった。
「まぁ・・欲しいけど。」
リビングで律と夕食の支度をしていたら、最年少の夫2人が可愛い会話をしているのが耳に入った。
彼らはまだ10代。
夫だと自己紹介された時には、彼らの若さにとても驚いた。
「なんだか可愛い会話してるなぁ、あの二人。」
シチューを煮込みながら、律が愛おしそうに目を細める。
「楓君がさっき二人に、子どものこと報告してたから。」
「なるほど。・・・子どもは可愛いよな。俺は欲しいよ。繭さえ良ければだけど。」
にっこりと穏やかな笑みを浮かべる夫に、私は先日の熱い夜を思い出して赤面した。
10代の夫2人に、視線を戻す。
泉は18歳。IQ200の天才で、一度見たものは全て記憶してしまう瞬間記憶能力の持ち主。鎖骨まで伸ばした綺麗な黒髪。サイドを編み込むヘアスタイルがよく似合っている。
樹は一つ下の17歳。私の夫の中で、最年少の人物。
夫として見ることに少し罪悪感を覚えるほどの幼さを残した、人懐っこい少年。
コミニュケーション能力の塊で、夫たちにとても可愛がられている弟キャラだ。
泉と同様、瞬間記憶能力を持っているらしい。
私の夫は、遺伝子学的に優秀とされる人物ばかりだ。
それぞれ、秀でたものを持っている。
2人は歳が近いこともあって、とても仲が良かった。
「俺も子ども欲しいなぁ~!9人くらい!」
「お前、意味わかって言ってんのか?」
樹がはしゃいで言うと、泉が顔を赤くしながら反応する。
泉は、大人びて見えるけれど、とても純粋。
「え?わかってるよ。」
「わかってんなら、すげーわ。」
2人はとても可愛くて、幼い。
夫として受け入れられるかどうか戸惑っていたけれど、今夜は樹とベッドインする予定なのだ。
子どもが欲しい!と無邪気に笑う彼の顔を見て、私は深いため息を吐き出した。
「繭たん。今夜・・・俺の部屋に来てくれるんだよね・・?」
樹は、キッチンにいる私の側に嬉しそうに駆け寄ると、手を握る。
小さな子どもが母親にするような仕草で、手を絡めた。
(甘えっ子な樹君・・・可愛い・・・・)
「俺、楽しみにしてるから・・・♡」
恥じらうように赤く頬を染める彼に、私は思わずドキッとしてしまった。
17歳の夫。
彼は、10歳近く年下だ。
政府が選んだ男性なのだから、もちろん罪に問われる訳もないのだけれど、彼の幼い表情を見るたびに、ふと罪悪感が胸をよぎった。
♢♢♢
私の想像とは違い、ベッドでの彼は実に男らしく私をリードしてくれた。
彼も男なのだと、普段の可愛らしい表情とのギャップに、興奮してしまう。
それでも彼が、精一杯背伸びしているのがわかって、その健気さに思わず抱きしめたい気持ちになった。
「う~~、気持ちいっ・・・イッちゃいそぉ・・・う~・・・っ」
目を潤ませて快感に耐える樹は、母性本能をめちゃくちゃにくすぐってくる。
くすぐる、なんて可愛いレベルじゃない。
シーツをぎゅっと握って、必死に耐える姿は可愛くて、早く彼を絶頂に導いてあげたくなってしまう。
彼の上に乗って、腰を上下に激しく揺さぶる。
「うぅ~~~~っ、繭たん、もぉ・・ッ・・・俺、出ちゃうぅ・・・・ッ」
「ん・・あ・・・ッ・・・樹君・・・っ・・・出して・・・っ」
私たちは、同時に絶頂を迎えた。
「俺・・・もっと繭たんのこといっぱい知りたいし・・俺のことも知ってほしい。」
「うん。私も、樹君のこともっと知りたいよ。」
(樹君・・・可愛すぎる・・・・・)
ベッドインなんて考えられないと思っていたのに、私は年下の夫の可愛さにメロメロにされてしまった。
3
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる