【※R-18】私のイケメン夫たちが、毎晩寝かせてくれません。

aika

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『高齢出産』

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まゆ、話があるんだが・・少しいいか?」

お風呂に入ろうかとリビングを出たところで、一路いちろに声をかけられた。
久々に帰宅した夫の改まった態度に、緊張が走る。

(まさか離婚したいとかじゃないよね・・・・!?)

彼の弟、双葉ふたばにはすっかり嫌われてしまったようだ。

『離婚して欲しいと思ってる。』
何度も頭の中でリピートされる言葉に、どんよりと気が滅入る。

(離婚して欲しいなんて・・・夫の家族に言われるのは、さすがに傷つくなぁ・・・)

仕事で忙しく飛び回っている一路とは、未だ身体の関係を持っていない。
お互いをよりよく知ってから・・・という彼の提案は嬉しいが、離れている時間が多いので不安もある。



「代理出産、ですか・・・?双葉君が・・・?」

夫からの申し出は、想像もしていない内容だった。

「妊娠出産となると最低でも1、2ヶ月は休暇が必要だろう?その期間、仕事を休める目処が立たない。でも俺は・・君との子どもが早く欲しいんだ。」

私の夫の中で、一路は最年長だ。
妊娠出産は若ければ若い方がリスクが少ない。彼は年齢に不安を感じているようだった。

「スバルに聞いたら俺は高齢出産になるから、なるべく早く産んだ方が良いって言われてな。」

「そうなんですね。」

特殊な薬を服用しているとはいえ、子どもを持つタイムリミットはある。
男性妊娠は新しい技術で、まだまだ未知の分野なのだ。彼が不安に思うのも無理はない。

「その話を聞いて、双葉が・・・じゃあ自分が産むと・・申し出てくれたんだ。」

(え・・・?私と一路さんを離婚させたいって思ってる双葉君が・・・!?どういうこと・・・・?)

「もちろん、君が了承してくれたら・・・の話なんだが。」

(これ絶対裏があるよね・・・!?え・・・どうしよう・・・でも一路さんにそんなこと言ったらますます双葉君に嫌われそうだし・・・・)

「私は・・・大丈夫です。」

流されやすい性格を、呪いたい気持ちになる。

「まずは君と双葉に仲良くなってもらえたら・・・それから色々決めたいと思ってる。」

(双葉君と仲良く・・?!それが一番難しいんじゃ・・・?仲良くなれる気がしないんですけど・・・・?!)

いいかな?と私の顔を覗き込む一路の整った顔立ちに、胸がキュンとなった。
ええい、もうどうにでもなれ!という気持ちで、にっこりと頷く。

遠慮がちに手を伸ばして私を引き寄せた彼の顔が、ほんのり赤い。

「君に触れるのが久しぶりすぎて、なんだか緊張するな。」

照れながらふっと苦笑した彼は、私の額に優しいキスをくれた。





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