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『油断しないで』
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「え?まだヤってないの?」
まるでデジャブだ。
愛おしそうにお腹を撫でていた夫は、手をピタリと止め信じられないという表情で私を見た。
「そうです・・・まだなんです・・・」
「凌って焦らして楽しむタイプ?そんなふうには見えなかったけど、Sなんだ?」
夫の愛は、初めての子をお腹に宿している。
夫婦水入らずの穏やかな時間だというのに、私たちはまるで恋バナで盛り上がる女子会のようなテンションだ。
最近結婚した新しい夫、凌とは未だ身体の関係を持っていない。
他の夫たちとの関係がうまくいっているか、愛はいつも気にかけてくれるのだ。
「そうなのかなぁ・・?同じベッドで寝てても何もしてくれなくて・・」
「煌大に遠慮してる・・とかではないよね、あいつら和解してたし。」
「煌大君は気にしてるみたいだけどね。私が凌の部屋で寝た次の日は、必ず探り入れてくるからなんかキュンとする。」
「え!マジで?うわ~あいつほんっとキモいね。」
容赦無く言い捨てる愛の毒舌は、いっそ気持ちが良い。
潔くどんな時も凛としている愛は、最高にかっこいい自慢の夫だ。
「我慢して我慢して・・・最高に気持ちイイHがしたい・・・!とか?」
「愛ちゃんやめて・・想像したらドキドキしてきちゃった・・・」
生々しすぎる愛の発言に、妄想が広がっていく。
初めて私からプロポーズすると決めた夫の凌は、どこか影のあるミステリアスな男性で掴みどころがない。
彼と一緒にいると、私は未だに片思いしているような、甘酸っぱい気持ちになるのだ。
「あのハスキーボイスで甘く囁かれたら、繭・・・濡れちゃうんじゃない?」
「あ・・愛ちゃん・・・っ・・?!」
彼の指が私の太ももを滑り、スカートの中へ侵入してきた。
つわりが落ち着いた彼は、最近ふとした瞬間に突然私の身体に触れてくる。
「繭さぁ、俺は妬かないって安心してない?」
「え・・・?っ・・あ・・・」
下着の上から溝をなぞる彼の指先が、ゆっくりと敏感な部分を行ったり来たり意地悪に動く。
「俺が妊娠中だからって、油断しないでよね。」
「愛ちゃん・・っ・・・そこ・・だめ・・ぇ・・」
「繭のこと一番気持ちよくしてあげられるのは俺でしょ?」
彼の指は下着を器用に避けて、奥へ奥へと入り込んでくる。
擦られるとたまらない快感に身悶えてしまうスポットを指先で弄びながら、彼は試すように私を見た。
「ねぇ、俺だよね?」
イキたい?と彼が挑発する。
「お願い・・・っ・・・」
「他の男で興奮してこんなに濡らしたくせに、俺におねだりするわけ?繭って本当にやらしいよね。」
意地悪に微笑む彼は、最高に美しい。
珍しく嫉妬心をむき出しにした夫に、私は朝まで何度も絶頂を味あわされることになった。
まるでデジャブだ。
愛おしそうにお腹を撫でていた夫は、手をピタリと止め信じられないという表情で私を見た。
「そうです・・・まだなんです・・・」
「凌って焦らして楽しむタイプ?そんなふうには見えなかったけど、Sなんだ?」
夫の愛は、初めての子をお腹に宿している。
夫婦水入らずの穏やかな時間だというのに、私たちはまるで恋バナで盛り上がる女子会のようなテンションだ。
最近結婚した新しい夫、凌とは未だ身体の関係を持っていない。
他の夫たちとの関係がうまくいっているか、愛はいつも気にかけてくれるのだ。
「そうなのかなぁ・・?同じベッドで寝てても何もしてくれなくて・・」
「煌大に遠慮してる・・とかではないよね、あいつら和解してたし。」
「煌大君は気にしてるみたいだけどね。私が凌の部屋で寝た次の日は、必ず探り入れてくるからなんかキュンとする。」
「え!マジで?うわ~あいつほんっとキモいね。」
容赦無く言い捨てる愛の毒舌は、いっそ気持ちが良い。
潔くどんな時も凛としている愛は、最高にかっこいい自慢の夫だ。
「我慢して我慢して・・・最高に気持ちイイHがしたい・・・!とか?」
「愛ちゃんやめて・・想像したらドキドキしてきちゃった・・・」
生々しすぎる愛の発言に、妄想が広がっていく。
初めて私からプロポーズすると決めた夫の凌は、どこか影のあるミステリアスな男性で掴みどころがない。
彼と一緒にいると、私は未だに片思いしているような、甘酸っぱい気持ちになるのだ。
「あのハスキーボイスで甘く囁かれたら、繭・・・濡れちゃうんじゃない?」
「あ・・愛ちゃん・・・っ・・?!」
彼の指が私の太ももを滑り、スカートの中へ侵入してきた。
つわりが落ち着いた彼は、最近ふとした瞬間に突然私の身体に触れてくる。
「繭さぁ、俺は妬かないって安心してない?」
「え・・・?っ・・あ・・・」
下着の上から溝をなぞる彼の指先が、ゆっくりと敏感な部分を行ったり来たり意地悪に動く。
「俺が妊娠中だからって、油断しないでよね。」
「愛ちゃん・・っ・・・そこ・・だめ・・ぇ・・」
「繭のこと一番気持ちよくしてあげられるのは俺でしょ?」
彼の指は下着を器用に避けて、奥へ奥へと入り込んでくる。
擦られるとたまらない快感に身悶えてしまうスポットを指先で弄びながら、彼は試すように私を見た。
「ねぇ、俺だよね?」
イキたい?と彼が挑発する。
「お願い・・・っ・・・」
「他の男で興奮してこんなに濡らしたくせに、俺におねだりするわけ?繭って本当にやらしいよね。」
意地悪に微笑む彼は、最高に美しい。
珍しく嫉妬心をむき出しにした夫に、私は朝まで何度も絶頂を味あわされることになった。
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