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初夜
しおりを挟む「俺・・・こういうこと初めてで・・・・」
想像以上に緊張しているたっちゃんが耳まで真っ赤にしてそう言うものだから、私は彼をとって食べちゃいたいくらいに欲情してしまった。
なんて可愛いの・・・・っ!!!!!
放っておいても女が群がってくるに違いないこれほどのイケメンが、まだ童貞を捨てていなかったという奇跡。
私は神様に平伏したいほどの感謝を覚えながら、上に乗っている彼の美しい顔をジロジロと見回した。
とりあえず勢いで私をベッドに押し倒した彼はハァハァと苦しそうに呼吸をしながら、私を見下ろしていた。
「私も初めてだから・・・優しくしてね・・・?」
この台詞!!!一度言ってみたいと夢見ていた台詞だった。
あぁ、ようやく報われる日が来たのね・・・・!
「もちろん・・・約束する。」
彼はゆっくりと私の唇に、自分の唇を重ねた。
たっちゃん・・・すごく良いにおいがする・・・!
私は中学生男子のような感想を抱きながら、彼の唇を受け入れる。
彼は私の下着を外すのに苦戦して、いかにも童貞らしい可愛らしさを見せてくれたので緊張がほぐれていった。
キスがどんどん深くなっていって、舌がいやらしく絡み合う。
「好きだよ、M・・・・」
胸を揉む仕草が徐々に男の荒々しさを募らせていって、彼が興奮しているのだとわかる。
興奮するイケメンの顔・・・・!たまらない・・・・!!
クチュクチュと秘部を指でほぐすように触れる彼の手つきが少しずつ慣れてきて、気持ち良くなってきた。
彼の勃起した性器が太腿に当たる。
これをあそこに挿れるのって・・・どんな感覚なんだろう?
「もう・・・挿れていいか・・?」
彼がもう耐えられないと言うような切羽詰まった顔でそう言ったので、私はたまらなくトキメキながら、コクリとゆっくり頷いた。
たっちゃんが立ち膝で自分のペニスにコンドームをゆっくりと被せていく。
それを見た私は鼻血が吹き出しそうなほど興奮してしまった。
優等生で潔癖症気味の彼が、あんなにアレを大きく立ち上がらせて、それを私の中にぶち込みたくて我慢できない・・・!!という今の状態に、もう昇天してしまったような気持ちになる。
あぁ・・・なんていやらしい絵面なんだろう・・・
たっちゃんのアレ・・・すごく大きい・・・
あんなに睫毛が長くて綺麗な顔立ちの彼も、股間にあんな凶暴でグロい欲望を持っているのかと思うと、キュンとした。
「挿れるよ・・・M・・」
彼が私の秘部を指で確かめるように触って、先端をあてがう。
ぬるん、と彼の先端が入り込んできて、グググ、と内側が広げられる感覚に私は息を飲んだ。
え・・なにこれ・・・い・・・痛い・・・・?!
秘部がぱつん、とはち切れたような痛みが走る。
「痛いか・・・?M、大丈夫・・・?」
一番奥まで入り込んだところで、王子系イケメンがドアップで迫ってきて、私はドキドキしてもうどうでも良い気持ちになった。
トキメキは痛みさえ忘れさせてくれる・・・・!
「大丈夫。もっとして・・・」
彼は愛おしそうに私の頭を撫でるとゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
イケメンが腰をふる姿・・・エロイ・・・エロすぎる・・・・!!!
上半身裸というだけでも刺激が強いのに、彼は真っ裸で私の股間にアレを抜き差ししている。
「ん・・・ぅっ・・たっちゃん・・・っ」
「M・・・好き・・・好きだよ・・・っ・・・」
彼は苦しそうに眉間にシワを寄せながら、何度も私の名前を呼んだ。
タンタン、と打ち付けられる腰の動きが、徐々に早くなる。
「ん・・・・ぅ・・・M・・・M・・・・」
彼のペニスが私の中で、ひとまわり大きく硬く膨らんだのがわかった。
「気持ちイイよ・・Mの中・・・っ」
ハァハァと息が上がって、声が余裕の無いものに変わっていく。
イケメンが私の中でアレを大きくしながら、気持ち良くなってる・・・・!!!ヤバすぎる・・・!!
私は貧相な語彙力で叫ぶと、彼がイク瞬間の顔をこの目に焼き付けようと凝縮した。
瞬きせずに、一瞬だって見逃したくない気持ちで彼を見つめる。
「もう・・・イク・・・・M・・・好きだよ・・・M・・・あッ・・・イク・・・・ッ!!!」
ビクビク!!と彼が私の中で激しく震えて、絶頂を迎えた。
私はあまりの興奮に、放心状態。
目に焼き付けた彼のイク瞬間の顔を、頭の中で何度も何度もリピートしていた。
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