15 / 32
4-3
しおりを挟む
目を閉じて香りを満喫する嵐山の仕草は堂に入っていた。
言動や服装から下品な印象を持っていたが、こうしているのを見ると辛うじて紳士に見えないこともない。
香りを堪能した嵐山はカップを持つとゆっくりと珈琲を啜る。
「……うん。コクが強くていいですな。酸味が抑えられてるのは何かと合わせる為ですか?」
「よくわかりましたね。姉ちゃんがケーキを好んで食べるので、それに合わせて用意していたんです。あと姉ちゃんは牛乳を入れるのが好きだったので」
牛乳を入れると苦味が弱くなるが酸味が目立ってしまう。
一度姉にお気に入りのブレンドを淹れた時、酸味について愚痴を言われて残されたことがあった。
ショックだった。
その経験を踏まえて、酸味を抑えつつケーキの味を何度も楽しめるよう苦味を強くしたブレンドを作り上げたのだ。
僕としては物足りなさがあったが、姉が残さなくなったのを見て隠れてガッツポーズを上げていたのを覚えている。
嵐山はコーヒーカップを机に置く。中身は空になっていた。
「いやぁ、堪能しました。お姉さんもこんな珈琲を用意してもらえるなんて、幸せ者でしたねぇ」
「ありがとうございます」
通に褒められるほど嬉しいものはない。
僕は感謝を込めて頭を下げた。
「いや本当に見事でした。手つきも慣れていたし。お姉さんにはよく珈琲を淹れてあげていたんですかね?」
「いえ、姉に用意するのはケーキを食べる時だけで、普段から自分の分を用意していたので。手慣れてるのはそのお陰かと」
「ほほー、なるほどなるほど……。ケーキを買いに行くのは特別な日だけだったんですか?」
「いえ、姉の気分次第ですかね。買いにいくのももっぱら僕一人で、たまに姉がついてくる時もあったんですけど」
「ははぁ。ではその時にケーキ屋の主人、田淵さんに惚れられてしまったという訳ですかね」
「そういうことになるんでしょうか。僕は全然気が付かなかったんですけど」
というよりもケーキ屋の店主が田淵という名前だったことすらうっすらとしか覚えていなかった。
「こういうことに気付くのは向き不向きがありますから」
山嵐がこちらを向いて言う。
向き不向きがあるというのなら、僕は不向きなのだろう。
興味があるなら知ろうという努力もするが、それ以外の関心がないことについては何も興味を持つことができない。
だから田淵と姉の距離感についても、この瞬間まで気づくことはなかった。
もっとも気付いたところでどうしようとかは思わない。
ただ傍観してことの成り行きを見ているだけだろう。
こういうところが不向きな理由なんだろうと自分で納得した。
「田淵さんと納屋で話した時、どう思いました?」
「どう、とは?」
曖昧な言い方に僕は首を傾げて見せた。
「端的に言うと、姉さんが亡くなった場所で行きつけのお店の店主が常軌を逸した行動を取っていた訳になるんですが、それに対して何か感じることはありましたかね?」
「姉ちゃんに関してはこれといって特には、ただ。怖いなと思いました」
「怖い?」
聞き返す嵐山に僕は頷く。
「だって、もう死んだ人間に対して劣情を抱く人間と密室に二人きりですよ。おまけにあの人は霊がどうとか言って明らかに正常じゃありませんでした。何をされるのかわからない、そんな恐怖を感じてましたね」
僕の横で、姉は霊として存在している訳なんだけども。ややこしくなるし言っても信じてもらえないだろうからそこは伏せておくことにした。
「なるほど……それは当然のことですな」
嵐山は腕を組んで何度も頷いていた。
「いやね、私たちも調書を取る時、同じことを思ったんですわ。田淵は明らかに錯乱していてマトモな思考を持ち合わせていない。まぁ奴からしたら想い人がある日突然死んでしまった訳ですから、心中察するものもありますがね。それでも仕事として話を聞かなければいけない私たちからすればいつ暴れられるか冷や汗をかいたもんです」
「そんなに危ない状態だったんですか?」
「えぇ……職業柄。色々な人間を見てきたもんですがかなり取り乱していましたね。それだけあなたの姉さんが死んでしまったことが堪えていたのでしょうな」
僕から見ても田淵の狼狽っぷりは凄いものだった。
一人の人間の死がこんなにも人を豹変させるなんて思ってもみなかったから、純粋に驚いていたぐらいだ。
「しかし、あなたは立派だ」
「え?」
急に話を振られて僕は上ずった声を返してしまう。
「肉親が死んだというのにこうやってしっかりとした生活を続けていらっしゃる。珈琲も丁寧に仕上げられていて、所作にもムラがなかった。唯一の肉親が死んでしまったら、大なり小なり心の疲れが生活に現れるものですが、あなたには全くそれがない。強い心をお持ちだ」
「いつもやっていることですから」
そう。いつもやっていることだからもう体に染みついているのだ。
姉がいようがいまいが、日常の家事はいつも僕がやっていた。学校にいっていた時だって時間の隙間を見つけて現状を維持する為に頑張っていた。
もはや、癖に近いものになった家事は息をするのと同じくらいのことだった。
「そうですか」
言いながら嵐山は立ち上がる。
「お話はいいんですか?」
「これだけで十分ですよ。元々調書を仕上げる為の形式的なものでしたから」
嵐山がボイスレコーダーのスイッチを押すと点灯していた小さなランプが消える。
いつの間にスイッチを入れていたのだろうか。
嵐山たちは玄関に向かい、靴を履くとこちらに頭を下げる。
「それじゃあ私たちはこれで、珈琲ご馳走様でした。とても美味しかったですよ」
「いえ……」
「さっきのお嬢さんにもよろしくと伝えておいてください、それでは」
嵐山たちが出て行くと、家の中が驚くほど静かに感じる。
それからすぐに、遠くから鈴の音が聞こえた。
腰に目をやると鈴がない。そこで自分は寝間着のままだったことを思い出した。
二階に上がって自分の部屋に入ると机の上で鈴がころころと転がっていた。
「もう誰もいないから使っていいよ」
そういって机の上に適当なペンと紙を乗せてあげると、ペンが浮き上がり紙の上で踊る。
『さっき、琉姫ちゃんに何を言おうとしていたの?』
「さっき……って、あぁ」
リビングで琉姫と話していたのを思い出す。
そういえば、フードの不審者に対して僕が話そうとしていた。
最後まで言い切る前に嵐山たちが家に来て、結局言わないままでいたから、姉は続く言葉が気になっていたのだろう。
「確認しとくけど、フードの男はわかってるよな? 姉ちゃんを殺した可能性がある不審者だ」
『――わかってる。ずっと探してるのがその人だよね』
「うん。僕はそいつの正体は琉姫姉ちゃんじゃないかと思っている。つまり、姉ちゃんを殺したのは琉姫姉ちゃんということだよ」
ペンは倒れたまま動かなかった。
時折立ち上がろうと持ち上がるが、すぐに机に倒れ込む。
数回そういう動きを繰り返してから、再びペンは立ち上がった。
『――信じられないよ』
「それは僕も一緒だよ。姉ちゃんを殺すような理由が思いつかないからね。でも、僕はそうなんじゃないかと思ってる。そう考えるとしっくりくるんだ」
姉が家から消えたタイミング。
そして不審者が見つかったタイミング。
この二つは面白いくらいに一致している。
それに琉姫の態度だっておかしかった。
フードの男を庇うような言動も目立っていたし、なにより警察がやってきたタイミングで逃げるように家から出て行ってしまった。
「とにかく、琉姫姉ちゃんに話を聞いてみないと」
なんにしても、琉姫本人から色々聞きだす必要があった。万が一フードの男本人じゃなかったとしても、琉姫は何かを知っている。そうでないと行動の説明がつかない。
「……姉ちゃん、嫌なのはわかってるんだけど……いいよね」
ペンは動かなかった。そのかわりに鈴が二回鳴いた。
言動や服装から下品な印象を持っていたが、こうしているのを見ると辛うじて紳士に見えないこともない。
香りを堪能した嵐山はカップを持つとゆっくりと珈琲を啜る。
「……うん。コクが強くていいですな。酸味が抑えられてるのは何かと合わせる為ですか?」
「よくわかりましたね。姉ちゃんがケーキを好んで食べるので、それに合わせて用意していたんです。あと姉ちゃんは牛乳を入れるのが好きだったので」
牛乳を入れると苦味が弱くなるが酸味が目立ってしまう。
一度姉にお気に入りのブレンドを淹れた時、酸味について愚痴を言われて残されたことがあった。
ショックだった。
その経験を踏まえて、酸味を抑えつつケーキの味を何度も楽しめるよう苦味を強くしたブレンドを作り上げたのだ。
僕としては物足りなさがあったが、姉が残さなくなったのを見て隠れてガッツポーズを上げていたのを覚えている。
嵐山はコーヒーカップを机に置く。中身は空になっていた。
「いやぁ、堪能しました。お姉さんもこんな珈琲を用意してもらえるなんて、幸せ者でしたねぇ」
「ありがとうございます」
通に褒められるほど嬉しいものはない。
僕は感謝を込めて頭を下げた。
「いや本当に見事でした。手つきも慣れていたし。お姉さんにはよく珈琲を淹れてあげていたんですかね?」
「いえ、姉に用意するのはケーキを食べる時だけで、普段から自分の分を用意していたので。手慣れてるのはそのお陰かと」
「ほほー、なるほどなるほど……。ケーキを買いに行くのは特別な日だけだったんですか?」
「いえ、姉の気分次第ですかね。買いにいくのももっぱら僕一人で、たまに姉がついてくる時もあったんですけど」
「ははぁ。ではその時にケーキ屋の主人、田淵さんに惚れられてしまったという訳ですかね」
「そういうことになるんでしょうか。僕は全然気が付かなかったんですけど」
というよりもケーキ屋の店主が田淵という名前だったことすらうっすらとしか覚えていなかった。
「こういうことに気付くのは向き不向きがありますから」
山嵐がこちらを向いて言う。
向き不向きがあるというのなら、僕は不向きなのだろう。
興味があるなら知ろうという努力もするが、それ以外の関心がないことについては何も興味を持つことができない。
だから田淵と姉の距離感についても、この瞬間まで気づくことはなかった。
もっとも気付いたところでどうしようとかは思わない。
ただ傍観してことの成り行きを見ているだけだろう。
こういうところが不向きな理由なんだろうと自分で納得した。
「田淵さんと納屋で話した時、どう思いました?」
「どう、とは?」
曖昧な言い方に僕は首を傾げて見せた。
「端的に言うと、姉さんが亡くなった場所で行きつけのお店の店主が常軌を逸した行動を取っていた訳になるんですが、それに対して何か感じることはありましたかね?」
「姉ちゃんに関してはこれといって特には、ただ。怖いなと思いました」
「怖い?」
聞き返す嵐山に僕は頷く。
「だって、もう死んだ人間に対して劣情を抱く人間と密室に二人きりですよ。おまけにあの人は霊がどうとか言って明らかに正常じゃありませんでした。何をされるのかわからない、そんな恐怖を感じてましたね」
僕の横で、姉は霊として存在している訳なんだけども。ややこしくなるし言っても信じてもらえないだろうからそこは伏せておくことにした。
「なるほど……それは当然のことですな」
嵐山は腕を組んで何度も頷いていた。
「いやね、私たちも調書を取る時、同じことを思ったんですわ。田淵は明らかに錯乱していてマトモな思考を持ち合わせていない。まぁ奴からしたら想い人がある日突然死んでしまった訳ですから、心中察するものもありますがね。それでも仕事として話を聞かなければいけない私たちからすればいつ暴れられるか冷や汗をかいたもんです」
「そんなに危ない状態だったんですか?」
「えぇ……職業柄。色々な人間を見てきたもんですがかなり取り乱していましたね。それだけあなたの姉さんが死んでしまったことが堪えていたのでしょうな」
僕から見ても田淵の狼狽っぷりは凄いものだった。
一人の人間の死がこんなにも人を豹変させるなんて思ってもみなかったから、純粋に驚いていたぐらいだ。
「しかし、あなたは立派だ」
「え?」
急に話を振られて僕は上ずった声を返してしまう。
「肉親が死んだというのにこうやってしっかりとした生活を続けていらっしゃる。珈琲も丁寧に仕上げられていて、所作にもムラがなかった。唯一の肉親が死んでしまったら、大なり小なり心の疲れが生活に現れるものですが、あなたには全くそれがない。強い心をお持ちだ」
「いつもやっていることですから」
そう。いつもやっていることだからもう体に染みついているのだ。
姉がいようがいまいが、日常の家事はいつも僕がやっていた。学校にいっていた時だって時間の隙間を見つけて現状を維持する為に頑張っていた。
もはや、癖に近いものになった家事は息をするのと同じくらいのことだった。
「そうですか」
言いながら嵐山は立ち上がる。
「お話はいいんですか?」
「これだけで十分ですよ。元々調書を仕上げる為の形式的なものでしたから」
嵐山がボイスレコーダーのスイッチを押すと点灯していた小さなランプが消える。
いつの間にスイッチを入れていたのだろうか。
嵐山たちは玄関に向かい、靴を履くとこちらに頭を下げる。
「それじゃあ私たちはこれで、珈琲ご馳走様でした。とても美味しかったですよ」
「いえ……」
「さっきのお嬢さんにもよろしくと伝えておいてください、それでは」
嵐山たちが出て行くと、家の中が驚くほど静かに感じる。
それからすぐに、遠くから鈴の音が聞こえた。
腰に目をやると鈴がない。そこで自分は寝間着のままだったことを思い出した。
二階に上がって自分の部屋に入ると机の上で鈴がころころと転がっていた。
「もう誰もいないから使っていいよ」
そういって机の上に適当なペンと紙を乗せてあげると、ペンが浮き上がり紙の上で踊る。
『さっき、琉姫ちゃんに何を言おうとしていたの?』
「さっき……って、あぁ」
リビングで琉姫と話していたのを思い出す。
そういえば、フードの不審者に対して僕が話そうとしていた。
最後まで言い切る前に嵐山たちが家に来て、結局言わないままでいたから、姉は続く言葉が気になっていたのだろう。
「確認しとくけど、フードの男はわかってるよな? 姉ちゃんを殺した可能性がある不審者だ」
『――わかってる。ずっと探してるのがその人だよね』
「うん。僕はそいつの正体は琉姫姉ちゃんじゃないかと思っている。つまり、姉ちゃんを殺したのは琉姫姉ちゃんということだよ」
ペンは倒れたまま動かなかった。
時折立ち上がろうと持ち上がるが、すぐに机に倒れ込む。
数回そういう動きを繰り返してから、再びペンは立ち上がった。
『――信じられないよ』
「それは僕も一緒だよ。姉ちゃんを殺すような理由が思いつかないからね。でも、僕はそうなんじゃないかと思ってる。そう考えるとしっくりくるんだ」
姉が家から消えたタイミング。
そして不審者が見つかったタイミング。
この二つは面白いくらいに一致している。
それに琉姫の態度だっておかしかった。
フードの男を庇うような言動も目立っていたし、なにより警察がやってきたタイミングで逃げるように家から出て行ってしまった。
「とにかく、琉姫姉ちゃんに話を聞いてみないと」
なんにしても、琉姫本人から色々聞きだす必要があった。万が一フードの男本人じゃなかったとしても、琉姫は何かを知っている。そうでないと行動の説明がつかない。
「……姉ちゃん、嫌なのはわかってるんだけど……いいよね」
ペンは動かなかった。そのかわりに鈴が二回鳴いた。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~
ぐうのすけ
ファンタジー
赤目達也(アカメタツヤ)は少女を育てる為に冒険者を辞めた。
そして時が流れ少女が高校の寮に住む事になり冒険者に復帰した。
30代になった達也は更なる力を手に入れておりバズり散らかす。
カクヨムで先行投稿中
タイトル名が少し違います。
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
https://kakuyomu.jp/works/16818093076031328255
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる