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八花十一

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プロローグ

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「お、お願いだ、い、命だけは助けてくれないか?」

黄ばんだフードを被った男は恐怖に怯えながら声を絞り出す。

「黙れ!私の前でそそのような無様な態度は許さぬ。胸を張れ!その両足で立て!恥を晒すな下等な者よ!!」

一見普通に見える青年の口からは少し籠ってはいるものの空気が震えるほど重い言葉が放たれる。

「っく。」

しかしフードの男は立ち上がる素振りを見せない。

「分かった、それが貴様の決断だと受け取る。もう良い、あの世で罪を償え。」

青年は右腕で持っている剣を振り上げひと思いに斬り下ろす。

いとも容易く簡単に命が失われた瞬間だ。

しかし彼にとってその事実は息を吸うくらいの所作でしかない。

そんな事が当たり前に許されてはならない。

そう、神でもない限り。

I will lend you a GOD.
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