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「それで何TBのハードディスクを買うんだ?
今度のバージョンアップ用だろ?」
「ゲーム本体とNPCのパッチを合わせると15TB位は欲しいな。」
「ビデオカードとか、グラフィックボードはどうするんだ?」
「俺のPCはゲーミングPCだから、そのままで行けるんじゃね?」
はぁ、同じ人種だから雑把で伝わるから楽だ(笑)
結局、30TBを買っちまった。
値段はそんなに変わらないし、余裕があった方が良いと店員に押し付けられた。
普段なら、断わるんだが店員から知らない情報を貰っちまったからな。
どんな情報かって?
NPCのパッチはVRに対応する為の物だが、購入者にはNPCの声を作るソフトが同梱されるらしいんだ。
今までは声優の声だったが、今度のバージョンアップからはオリジナルの声でプレー出来る予定だと。
この情報はネットで公表されていないから、知らなかったし金を積んでも欲しい情報だ。
大袈裟じゃない、何故ならザッキーもハードディスクを買ってたからな。
さて、メイド喫茶はいつも通りの展開になったのでスルーするぞ。
会社に戻って課長に報告。
うちが食い込めるかは試作品が出来ないと分からないと、話を有耶無耶に。
今日は定時で帰ろう、うんそうしよう。
仕事帰りに買おうと思っていたハードディスクも買ったし、真っ直ぐ帰るかな。
…そろそろマジで片付けしないと居場所が無くなりそうだしな。
「じゃ、お先に。」
俺は逃げる様に部屋から出ようとしたんだが。
「高城君、ご飯はいつ連れてってくれるの?」
「おぅ、有休明けな。」
この会話がまずかった。
「高城、有休取るのか?
有休までに溜まってる領収書の申請出せよ。」
「高城、見積もり今週中に頼むな。」
「リク、飯奢って。」
おいおい、帰さない気かよ。
最後のはいつもの事だから、スルー確定だが。
「今週中に片付けるから、今日は帰してくれ。
引っ越しの片付けしないとヤバイんだよ。」
俺は捨て台詞を吐いて、部屋を出た。
さあ、コンビニ寄って帰ろ。
澪にチャットして、いつもの弁当を買って。
〈おかえり〉
出迎えてくれる澪のこの声も、あと少しでお別れかな。
折角だから、オリジナルにしたいしな。
〈〈ピッ、ピッ、ピッ〉〉
「ただいま。」
やべーっ、感慨に耽っていたらセキュリティー解除するの忘れてたよ。
弁当食って片付けするかな。
「やっとどうにかなったな。
あとはコイツだけだな。
大体、木箱って何ゴミだよ。」
とりあえず縛っておくか。
冷蔵庫を開けてビールを出した。
テーブルに置くとスマホが着信を教えてる。
「ったく誰だよ。」
俺はスマホを手に取った。
今のスマホはすげーな。
持つと指紋で勝手に認証してくれるんだから。
こいつの前はドットをなぞって解除だったから、間違えるし忘れるしでメンドーだったな。
画面を上からスワイプしてお知らせ一覧を見る。
着信じゃねーし。
TSSOからのメールかよ。
メールを開くと毎度の〈アップグレードまであと4日ご予約受付中〉
…とっくにしたっつーの。
下からスワイプして新しい情報公開を探す。
「まじか!」
パソコンショップの店員よりも貴重な情報が公開されてるし。
〈アップグレード後はVR化に伴い、プライベートルーム機能を実装します。
NPCには最先端AIに加えて、ACを実装します。
ACによりルーム内ではNPCとのボイスチャットが可能になります。
NPCは話す事で学習し、性格を作り出しますので自分好みの性格にする事が可能です。〉
「おいおい、TSSOはどこに向かってんだ?
アクションゲームだろ?」
俺は嬉しいけどね。
いやー、1週間の有休を取っておいて正解だったな。
いや、1週間で足りるか?
ま、足りなきゃ病気にでもなるか(笑)
で、ビール片手に一通り読んだが声がオリジナルになるくだりが一切無い。
やっべ、騙されたかな…
それとも出し惜しみか?
今の声も気に入ってるからいいけどね。
それより気になる事が出てきたぞ。
VR化した後のNPCのカスタマイズはどうなるんだ?
平面から立体に変わるという事はだな、ペッタンコからボインボインに変わるって事だ。
今の仕様は若干の陰影で立体っぽく見せてるが、今度はチョー立体だ。
果たしてスマホのアプリは対応出来るのか?
…いや、無理だろう。
タブレットも怪しいな。
パソコンのみとなると、仕事に行く以外は引き篭もり確定って事だな。
それはやばいぞ、一応彼女(リアルのな)も欲しいし…
…まぁ、新しい情報公開まで様子見だな。
今度のバージョンアップ用だろ?」
「ゲーム本体とNPCのパッチを合わせると15TB位は欲しいな。」
「ビデオカードとか、グラフィックボードはどうするんだ?」
「俺のPCはゲーミングPCだから、そのままで行けるんじゃね?」
はぁ、同じ人種だから雑把で伝わるから楽だ(笑)
結局、30TBを買っちまった。
値段はそんなに変わらないし、余裕があった方が良いと店員に押し付けられた。
普段なら、断わるんだが店員から知らない情報を貰っちまったからな。
どんな情報かって?
NPCのパッチはVRに対応する為の物だが、購入者にはNPCの声を作るソフトが同梱されるらしいんだ。
今までは声優の声だったが、今度のバージョンアップからはオリジナルの声でプレー出来る予定だと。
この情報はネットで公表されていないから、知らなかったし金を積んでも欲しい情報だ。
大袈裟じゃない、何故ならザッキーもハードディスクを買ってたからな。
さて、メイド喫茶はいつも通りの展開になったのでスルーするぞ。
会社に戻って課長に報告。
うちが食い込めるかは試作品が出来ないと分からないと、話を有耶無耶に。
今日は定時で帰ろう、うんそうしよう。
仕事帰りに買おうと思っていたハードディスクも買ったし、真っ直ぐ帰るかな。
…そろそろマジで片付けしないと居場所が無くなりそうだしな。
「じゃ、お先に。」
俺は逃げる様に部屋から出ようとしたんだが。
「高城君、ご飯はいつ連れてってくれるの?」
「おぅ、有休明けな。」
この会話がまずかった。
「高城、有休取るのか?
有休までに溜まってる領収書の申請出せよ。」
「高城、見積もり今週中に頼むな。」
「リク、飯奢って。」
おいおい、帰さない気かよ。
最後のはいつもの事だから、スルー確定だが。
「今週中に片付けるから、今日は帰してくれ。
引っ越しの片付けしないとヤバイんだよ。」
俺は捨て台詞を吐いて、部屋を出た。
さあ、コンビニ寄って帰ろ。
澪にチャットして、いつもの弁当を買って。
〈おかえり〉
出迎えてくれる澪のこの声も、あと少しでお別れかな。
折角だから、オリジナルにしたいしな。
〈〈ピッ、ピッ、ピッ〉〉
「ただいま。」
やべーっ、感慨に耽っていたらセキュリティー解除するの忘れてたよ。
弁当食って片付けするかな。
「やっとどうにかなったな。
あとはコイツだけだな。
大体、木箱って何ゴミだよ。」
とりあえず縛っておくか。
冷蔵庫を開けてビールを出した。
テーブルに置くとスマホが着信を教えてる。
「ったく誰だよ。」
俺はスマホを手に取った。
今のスマホはすげーな。
持つと指紋で勝手に認証してくれるんだから。
こいつの前はドットをなぞって解除だったから、間違えるし忘れるしでメンドーだったな。
画面を上からスワイプしてお知らせ一覧を見る。
着信じゃねーし。
TSSOからのメールかよ。
メールを開くと毎度の〈アップグレードまであと4日ご予約受付中〉
…とっくにしたっつーの。
下からスワイプして新しい情報公開を探す。
「まじか!」
パソコンショップの店員よりも貴重な情報が公開されてるし。
〈アップグレード後はVR化に伴い、プライベートルーム機能を実装します。
NPCには最先端AIに加えて、ACを実装します。
ACによりルーム内ではNPCとのボイスチャットが可能になります。
NPCは話す事で学習し、性格を作り出しますので自分好みの性格にする事が可能です。〉
「おいおい、TSSOはどこに向かってんだ?
アクションゲームだろ?」
俺は嬉しいけどね。
いやー、1週間の有休を取っておいて正解だったな。
いや、1週間で足りるか?
ま、足りなきゃ病気にでもなるか(笑)
で、ビール片手に一通り読んだが声がオリジナルになるくだりが一切無い。
やっべ、騙されたかな…
それとも出し惜しみか?
今の声も気に入ってるからいいけどね。
それより気になる事が出てきたぞ。
VR化した後のNPCのカスタマイズはどうなるんだ?
平面から立体に変わるという事はだな、ペッタンコからボインボインに変わるって事だ。
今の仕様は若干の陰影で立体っぽく見せてるが、今度はチョー立体だ。
果たしてスマホのアプリは対応出来るのか?
…いや、無理だろう。
タブレットも怪しいな。
パソコンのみとなると、仕事に行く以外は引き篭もり確定って事だな。
それはやばいぞ、一応彼女(リアルのな)も欲しいし…
…まぁ、新しい情報公開まで様子見だな。
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