ダメな方の異世界召喚された俺は、それでも風呂と伴侶を愛してる

おりく

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3章 天使と仔猫と風呂と俺、マスコットを添えて

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「あんたみたいな『男が足を開きたくなる男』がそれじゃ駄目だ。もどっちもイケると少し匂わせるだけで良いと思う。むしろセクシーだと喜ばれるだろう。」

「お前さんもそう思うか?」

メルヴィンが遠慮がちに聞いてきた。

「何がだ?」

「お前さんも、オレに……その、足を、開きたいと思うか?」

立派な体躯を竦ませて、恐る恐る聞かなくても良いのにな。
そんなに怯えなくても大丈夫だ。

ジェイデンを見れば、穏やかに微笑んでいる。
やはりあの時聞いてきたのは、あなたの兄の事で間違いないんだな。

やってることは目も当てられないが、弟思いのこの男も真っ直ぐでなんて可愛いんだ。

「悪いがそうは思わない。あんたが、俺になら足を開いても良いと言ってくれる方が嬉しい。ついでにこれから用意する服を着てくれないか。」

悶えるメルヴィンと、「だから言ったでしょう?」と追い打ちをかけるジェイデンを横目に、国宝級の雄っぱいを強調した服と小物を作る。
サイズは………メルヴィンのサイズで!なんて念じたらいけるだろうか?

フェイトとラースみたいなノリのアレナド兄弟を微笑ましく思いながら服を完成させる。
二人のやり取りを見ていたら俺もイタズラしたくなったので、少しだけ仕掛けたが許してくれるだろうか。
そう思いながら服を渡す。

「メルヴィン、是非とも今から着替えてきてほしい。身につけてくれると嬉しい。」

さり気なく念押ししておく。

「じゃあ仮眠室で着替えてくる」と言って執務室の奥の扉に消えて行ったメルヴィンを見送ったジェイデンが口を開く。

「どんなイタズラを仕掛けたんだい?」

惚けて「なんの事だ?」と返すがバレてるから意味が無い。

「ふふっ、悪い顔してたよ。」

「ジェイデンも悪い顔してるぞ。まあ、大した事じゃないから安心してくれ。メルヴィンが出てきたら分かるし、気になるならあなたにも贈ろう。その内シオン!とかいう叫びが聞こえるかもしれないがな。」

しかし、予想に反して扉の奥は静かなままだ。
アレを見て固まってるのか?

暫く待っていると、ようやく扉が開いて羞恥に震えるメルヴィンが出てきた。
見えない所のイタズラなんだから、そこまで恥ずかしがることないのに。

上衣はシンプルなノースリーブのシャツ。
但しボタンではなく、胸元が広く空いている右と左の前見頃を交差させたタイプだ。
メルヴィンのふわふわ雄っぱいと、がっしりしているが引き締まった腰のコントラストが強調されて実に良い。

しかし、こっちに来てから雄っぱい雄っぱい連呼している気がする。
ラースとアレナド兄弟の胸筋だから不可抗力だと思いたい。

下衣はジェイデンとお揃いで、ぴったりフィットの黒のレザーパンツだ。
足元はパンプスを止めて、キレイ目なグラディエーターサンダルにした。
理由は単純だ。
絶対メルヴィンに似合うし、格好良いに決まってるからだ。
左の上腕には華奢だが幅の広いアームレットだ。
これには幻影魔法が付与してある。

他にもやりようがあると思うが、素人の俺はこれが限界だ。
しかし強靭な二の腕にアームレットってやたらエロく見えるな。

こうしているとメルヴィンは本当にエロ格好良い大人の男だ。
本気で見違えるくらい魅力的だ。

「別人みたいになって戻ってきたね。すごくセクシーだよ。良く似合っているのに、どうしてそんなに恥ずかしそうにしているのかな?」

ダメだ、ニヤけてしまうし、無邪気に突っ込むジェイデンも最高だ。

「ジェイデン!お前もオレと同じめにあってみろ!絶対こうなるからな!!」

心なしか内股に見えるメルヴィンが吼える。

「って事は身に着けてくれたんだ?嬉しいよ。絶対、そっちも似合ってるから心配しなくて良いぞ。」

「おまっ、お前さんそんな顔して趣味悪いぞ!オレにこんなモン穿かせて楽しいか!?」

2種類用意してあった内の、身に着けていない方を俺に投げつけて来たのでキャッチしながら答える。
そんな事を言いながらも、ちゃんと言われた通りにするなんて律義な男だ。
それに素直で凄く可愛い。
俺もその素直さに応えよう。

「楽しい。それに滾る。」

言葉を失って撃沈した彼を目の当たりにしたジェイデンが、「メルヴィンをこんなふうにするなんて何をしたんだい?」と聞いてきたので、投げつけられたモノを渡してやった。

「デザインは違うが、どちらも似たようなモノだ。」

手の中の布を見てジェイデンがフリーズする。
せっかくなので、じわじわ赤面する彼にも同じモノを作ろう。

作りたてのTバックの紐パンをテーブルに広げて説明する。

「一応、ちゃんとした理由はあるんだ。」

「ウソつけ!ホントかよ!」

「二人ともぴったりしたズボン穿いてるだろ?普通のパンツだと縫い目なんかが浮き上がるから格好悪い。お互いに見てみると良い。」

すると立ち上がって交互に尻を確認しあって「マジかよ」「嘘じゃなかった」と驚きながらも納得している。
まあ、この国の普通のパンツを俺は知らないんだけどな!

「それで、コレじゃない理由もあるんだろう?」

さすがジェイデン、よくお分かりで。
まだ赤みの引かない顔の彼らに、布面積が小さい2種類の紐パンの解説をする。

「こっちのメルヴィンが穿いているデザインは今言ったことにプラスして、紐でを刺激することによって感度開発できると聞いた事があるんだ。」

ああ、顔の赤みが濃くなった。
パール付きにしなかっただけ褒めてもらいたいくらいなのに。
二人ともいい大人だが可愛いったらない。

「メルヴィンが穿いてないこっちは、見ればわかると思うが、穿いている状態で繋がれる物だ。」

だって後ろの大事な部分に布が無いからな。

「ホント、お前さん何なんだ……。」

「生贄が居ないと、こんなことになるなんて……。」

「酷いな。俺はさっきメルヴィンに、抱かれたくはないが、俺に抱かれたいと言われたら嬉しいと伝えたぞ。その相手に下着を贈る事のどこがおかしいんだ。ちなみにこっちの2枚はジェイデンのだから。」
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