凶悪ハニィ

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【本編】

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 白いものがゆらゆらしてる。
 ふやけたきし麺みたいなのが、ゆらゆらゆらゆら波打っている。
 きし麺がゆらゆら近付いてくる。
 きし麺に包まれて、俺もゆらゆら。
 きし麺はすべすべしてて、時々ごつごつしてて、時々くすぐったいけど、総じて言えば気持ちいい感触だ。
 きし麺に包まれた俺は、ミイラ男みたいな格好になりながらもゆらゆらゆらゆら。
 ゆらゆらふらふらフラダンス。
 あったかくてすべすべしてて、時々ごつごつしてるけど気持ち良い。
 時々くすぐったくて笑ってしまう。
 俺ときし麺のゆらゆらコラボダンスに、音楽まで流れてきた。
 ちゅんちゅん鳥が鳴いている。
 ゆらゆらふらふらフラダンスにちゅんちゅんぺちゃくちゃ鳥の声。
 ゆらゆらふらふらちゅんちゅんぺちゃくちゃ。
 ゆらゆらふらふらちゅんちゅんちゅっちゅ。

 ん?

 ちゅんちゅんちゅっちゅ……これは鳥じゃない。
 ゆらゆらさわさわかさかさちゅっちゅ。
 きし麺の感触は心地好いけど、ちゅっちゅは鳥じゃない。
 ちゅんちゅんちゅっちゅというよりはちゅっちゅちゅっちゅ……何だろう。
「……」
 ゆらゆら揺れる動きに合わせて、ふわふわ思考が持ち上がる。
 うっすら瞼を持ち上げて――思考が氷結、

「ぎゃあああああッ!」

 次いで喉から絶叫が迸った。
「な、な、なにやってっだ、くろ、どけ!」
「やってっだて、いなかっぺみたいだな」
 足の爪先から光の速さで這い上がる悪寒。
 髪の毛が逆立って、鳥肌大盤振る舞いの毛穴は全開、全身にどっと汗が噴き出す。
 呑気そうに呟く池田の頭を押しのけ押しのけ、ずり下げられたタンクトップの肩を押し上げ押し上げ、寝込みを襲われた女子高生みたいにベッドをじりじり後退さる。
 すべすべごつごつ気持ちよかったきし麺の正体が池田だと分かると、途端に眩暈がした。
 ちゅんちゅんちゅっちゅの鳥の声は、池田に吸い付かれていた音だ。
 池田の鼻先が埋まっていた首筋から鎖骨にかけてを庇うように手をやれば、唾液でぬるりと手が滑り「ひ!」とまた悲鳴が漏れた。
 頭から血の気が引いていく。
「な、な、なに、何を……」
 魔王か?
 違う、普通だ。
 わなわながくがく怯える小動物のような俺に、池田はちらりと視線を投げ、それから一つ大欠伸をした。
 じわりと目尻に涙が浮かんでいる。
 脱色しすぎの髪が、差し込む朝の光にきらきらと輝いている。
「何って、予行演習?」
「……」
 悪びれる様子もなくさらりと答えた池田に絶句。
「どうも涼ちゃん童貞っぽいから、明々後日……や、もう明後日か。までにちょっとくらい人肌に慣れといた方が良いかなーって」
 何これ。
 何この展開。
 何でもう明々後日、いや明後日には俺が相手することになってんの?
 俺は確か……そう、考えておくと言ったはずだ。
 考えておくというからには、考えた結果やっぱりお断りという展開だって大いに有るはずだ。
 ていうか、そのつもりだった。
 取り敢えず三日の猶予を確保し、その間に何かしらの対策を立てようと……そう思っていたのに、何で。
 何で池田の中では既に決定事項みたいになってんの?
 口をはくはく酸欠金魚の俺に向かって、にっこり笑いかけるその神経の図太さはどこからくるの?
 さらりと童貞ぽいとか酷いこと言って、いや童貞だけど、けどそんな心無い台詞でうら若き少年が傷付かないとでも思ってんの?
 いや十六歳で童貞って別に普通だろ。
 半年前までは中学生だぞ。
 義務教育だぞ。
 童貞で何が悪い。
 違う。
 童貞談義は今はどうでも良い。
 じりじりと池田と距離を取り、危うくベッドから転げ落ちかけ、それでも這い蹲るようにして逃げる。
 が、うまくいかない。
 やばい、びっくりし過ぎて腰が抜けてる。
 脂汗の洪水、呼吸困難を起こしながらも逃げ腰の体勢を崩さない俺を、池田は暫く呆気に取られたように観察し……そしてどこかはにかむように苦く笑んだ。
「ちょっと首舐めただけでそんな反応されたら、明後日超楽しみになんだけど」
 煽ってんの誘ってんの?
 ちらりと唇まで舐めて見せる仕草に、すうと肝が冷えた。
 駄目だこいつ、話が全く通じない。
 このまま対峙していたら、明後日を待たずに手篭めにされそうな勢いだ。
 兄貴たすけて。
 アンタの友達超無茶苦茶だよ。
「……朝飯用意してきます」
 兎に角話題を変えないとと出てきたのが、人間の三大欲求の一つ、飯の話だった。
 朝飯、という単語に連動して、呑気にも胃がぐうと鳴った。
 考えてもみれば、昨日の朝から何も食っていない。
 そりゃ腹も減るはずだ。
 示し合わせたように鳴った腹に池田がうけて吹き出した。
 それにどこかほっとしながら、そろそろとベッドから足を下ろした。
 うっかり転んだりしたら目も当てられないと思っての行動だったが、案外しゃんと立つことが出来た。
 となれば、後の行動は早い。
 一目散に駆け出して池田の部屋から飛び出す。
 ばたんと音を立ててドアを閉めれば、膝から力が抜けてへなへなその場にへたり込みそうになった。
「……やばい」
 やばいぞ。
 マジでやばい。
 あの男、俺で性欲処理する気満々だ。
 マジで俺使って抜く気だ。
 生まれてきてから十六年、まだ女の子も相手にしたことないのに、怪我人のダッチワイフ代わりになるなんて切な過ぎる。
 貞操の危機?
 そんな生易しいもんじゃない。
 アイデンティティ崩壊の危機だ。
「……逃げないと」
 何とかして逃げないと。
 俺は我が身が可愛い。
 ぶっちゃけ怪我人の池田と自分とどちらが大事かと問われれば、自分だと即答できる。
 俺の所為で怪我をした池田を捨てて逃げるのは卑怯だ、分かってる、けど俺は自分が可愛い。
 大丈夫、池田には俺が居ない隙に部屋に呼びつけるような相手がいるんだから、うっかり一ヵ月後に孤独死とかはない。
 契約違反だと慰謝料吹っかけられたって構わない。
 自分の貞操の方が大事だ。
 逃げよう。
 とりあえず朝飯用意して、客間のシーツ洗濯して、さも夕飯の買い物に行って来ますみたいな顔をして失踪しよう。
 どうせ大した荷物を持ってきたわけでもない、財布の中に大金が入っているわけでもない。
 残していって惜しいものなんか一つも無い。
 そうしよう。
「……寒ッ」
 意を決して踏み込んだリビングはやっぱり寒かった。
 ソファにかけておいたブランケットをマントみたいに身体に巻きつける。
 池田のベッドはあったかかったな、とふと思ったが、出来ることならもう二度と入りたくないとも思った。
 冷蔵庫を開けてみれば、昨日突っ込んだ買い物袋がそのままになっていた。
 改めて中身を確認、この極寒の部屋で冷え冷え素麺を食う気にはなれない。
 きゅうりやトマトはサラダに回すことにして、素麺は味噌汁に投入決定。
 ハムは卵と一緒にフライパンに放り込めばいい。
 これで昨日の買い物はあらかた片付く。
 素麺の茹で加減を見ているところで、漸く池田が部屋から出てきた。
 一人のベッドでのんびり二度寝でもしていたのか、欠伸連発だ。
「玖朗、すぐ食う? 卵焼いても良い?」
「食うー」
 台所から声をかければ、トイレの方向から間延びした返事が聞こえてきた。
 そんなささやかなやり取りに、内心ほっとした。
 大丈夫、普通に振舞える。
 不信感を抱かせることなく、俺はこの部屋を出られる。
 池田、悪いが俺はアンタに貞操を捧げる気は微塵も無い。
 初体験は女の子が良い。
 だから、飯を作ってやるのもこれが最後だ。

「あったか素麺味噌汁風味って、斬新だな」
 食卓に着いた池田は、メニューを見るなり目を丸くさせた。
 最初こそ質素だなんだと失礼なことを言っていた池田も、大分俺の作る質素な食事に慣れてきたらしい。
 文句を言うこともなくフォークやスプーンを受け取り、刺したり掬ったりしながら上手に食っている。
 フォークで刺して、それを唇が受け止めて、歯で咀嚼して舌で味わう。
 そんな当たり前の動作に、何となく目を奪われた。
 時折歯の隙間から見える舌が、今は食い物を味わっている舌が、つい数分前までは首を這っていたということが不思議だった。
 傾けた碗に合わせて、尖った喉仏が上下している。
 ふやけた素麺がつるんと唇の隙間から吸い込まれていく。
 跳ねた汁を拭うように、舌が唇を這う。
「涼二」
 ふと声をかけられて、肩が弾んだ。
 ぼんやりと眺めていたのがばれたのかと内心焦って、慌てて視線を手元に落とした。
「何?」
 それから、さも今気付きましたよという演技でもってそろそろまた目を上げると、池田はフォークで目玉焼きの黄身を崩していた。
 ちなみに、俺は固焼き派で池田は半熟派だ。
 目玉焼き。
 肉も俺はウェルダン派で池田はミディアム派。
 お陰で肉を焼くときは気を使う。
 フライパンの前で汗を拭き拭き中身と睨めっこだ。
 まあ、それも今日までと思えば良い思い出……というほどでもないが、今となってはどうということはない。
 いっそ料理の腕が上がって万々歳だ。
「今日、予定は?」
「え、」
 何気なく訊ねられた言葉に、一瞬返答に詰まった。
 まさか素直に「失踪の予定です」なんて言うわけにもいかない。
 そんな愚は冒さない。
「別に……何ってものはないけど」
 不自然にならないように、と思いながらも言葉がまごついてしまう。
 ちらちらと池田の顔色を窺いながら目玉焼きを解体していると、何度目かの盗み見で目が合った。
 灰色の目が俺の目でかちりと焦点をあわせ、それからゆるりと弧を描く。
「じゃ、デートするか」
「へ?」
 思わぬ言葉にぱちくり瞬きをすると、池田は今度ははっきりとした笑みをその顔に浮かべ、同じ言葉を繰り返した。
 デート、と。





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