14 / 16
戦場でラスボスと対決した・一
しおりを挟む
人力車で向かった先の料亭は、あまりにもの禍々しいオーラを醸し出していた。
普段であったら、料亭で働く給仕さんたちが裏口から芸妓を案内してくれるはずなのに、そんな人たちすらいない。
「どうなってるのかしら……他の姉さんたちは?」
「うん……」
「ちょっと待ちな。先に俺が入って使用人のひとりでも捕まえてくるから」
私たちが人力車から降りようとするのを制止した孝雄は、一旦裏口に入ると、日頃裏方で作業をしている使用人の人たちと話し込みはじめた。
その背中を見て、私たちは不安なまま顔を見合わせる。
「今日って座敷にいらっしゃるのは政治家の皆さんのはずよね?」
「……まさかと思うけど」
「思うけど?」
「乱痴気騒ぎをしてるんじゃないでしょうね……」
まさかなあと思う。だってこれ、一応全年齢ゲームだし。まさかと思うけど、バッドエンドになった途端に年齢制限が解禁されたとか言わないだろうなあ。私がそんなことを思っていたものの、孝雄が顔をしかめたまま戻ってきた。
「……今日の政治家が、芸妓連中を侍らせて全然返さねえらしい」
「はあ……? だとしたら、姉さんたちは……」
「……聞いてる限りじゃなにもされちゃいねえみてえだが」
「ここの料亭の店主たちはどうなってるの!? こんなところで芸妓たちを酒責めにされてちゃ、今晩の座敷に響く人たちだっているでしょうが」
「貴族院の連中からは、たんまりと寄付金もらっているから、よその置屋に朝から土下座行脚に出ていると。でもそろそろ、この辺りの連中が一斉に怒り出しそうなんだが」
そんな横暴な。
そもそもなんちゃってとはいえど、今大正だぞ。江戸時代の悪代官じゃあるまいし。
私は人力車から降りると「わかりました」と立ち上がる。
それに驚いてしおんも着いてこようとしたものの「しおんはここにいて。危ないから」と手を挙げて制止した。
「で、でも……こんなところにときをさんだけを行かせるだなんて……!」
「孝雄、しおんとここで待ってて」
「ときをさん……!」
しおんは悲鳴を上げるものの、私はあの人については確信があるから、背筋を伸ばしてしおんに伝えた。
「この着物をくれた方、多分私には危害を加えないから。私ひとりのほうが、多分被害が少ないと思うから」
「で、ですけど……」
「大丈夫。あの人もどれだけ悪辣な御人であったとしても、所詮は人間だもの。魔王じゃないなら、まだなんとかなるわ。それでは言ってくるわね」
そう言って、私は料亭へと足を踏み入れた。
私が向かうと、料亭を世話している仲居が「芸妓さん、お待ちしておりました」と頭を下げてきた。気のせいか、ここにいる仲居さんたちはどの人も疲労困憊という様子だった。私は楽器を包んだ風呂敷をぎゅっと掴む。
「いえ、こちらこそお招きありがとうございます。……私たちの姉さんたちも先にこちらに呼ばれたのですが、帰ってこないのですが……」
「さあ、どうぞ!」
あからさまに下手くそな話題の切り替えに、こちらも閉口する。
相当まずいことが起こっているらしい。いったいどうしてくれようか。そんなことを思いながら、長い廊下を渡って辿り着いた先。
「堪忍してください! 堪忍してください!」
女性の衣を裂くような悲鳴が響き渡り、その次にビタンビタンと音が響いている。
そしてその声の聞こえる方向……ただでさえ物々しい気配がすると思っていた料亭の中でもっとも澱んだ空気を放っている場所だった……震源地はどう考えても、ここだ。
「それでは、どうぞごゆるりと」
そのまま仲居たちは回れ右して、私を座敷の前に置き去りにして帰ってしまった。
もしも、今回の茶番に使われた料亭がここでなかったら、仲居さんたちもここまで脅えたり誰かを生け贄として捧げなくてもよかっただろうに。
私はひとまず座敷の前に座り、手を突いた。
「お招きいただきありがとうございます。ときをと申します」
「入れ」
「はい、失礼します」
私はすっかりと相棒となった小鼓を盾に剣にしながら、襖を開いた。
そこを見て、私は呆気に取られた。
大量の芸妓たちが、酒を飲まされ続けている。酒を飲まされ、千鳥足のまま、なにかを取りに行く競争をしているのを、今日来た人々は楽しげに眺めていた。
「ほれ、走れ走れ。ちゃんと手に入れられたものは、早う帰ってもいいぞ」
下品。下劣。そんな言葉が頭に浮かんだ。
これだけ酒を飲まされ続けたら死んでしまう芸妓だっているだろうし、実際に大量の芸妓たちは端の邪魔にならないところで倒れている。私の知っている姉さんたちも、そこで赤ら顔でしゃがみ込んでいた。
「姉さんたち……!」
私が寄っていくと、姉さんたちは赤ら顔のまま顔を上げて、そのまましかめっ面をした。
「なにしに来たの。今は競争させているから、そっちに気を取られている間に逃げなさい」
「これなに? あの人たちなにをさせているの?」
「なんでも競馬ですって。馬がないから、代わりに芸妓にさせているの。一位になったら帰ってもいいとは言っているけれど……皆酔っ払ってまともに歩けないから、誰もあそこにある筒を取れないの」
なんちゅうことしているんだ。キャバクラでだって酒をしこたま飲ませた上で競争させるなんて体に悪過ぎるレクリエーションなんかしなかったぞ。
私が姉さんたちを立たせようとするものの、本当に相当飲まされたらしくて、皆とてもじゃないけれど立てない。それに。
座敷でとうとう走ることができずに滑って芸妓がこけた。
「あーあー……これじゃあ今回も一位が決まらず。折檻だな」
そう言ってスーツの若い男が立ち上がった。手に持っているのは……乗馬鞭。あんなもので叩かれたら、みみず腫れじゃ済まないし、最悪の場合傷物になった芸妓たちは……女郎屋送りだ。
とうとう私はそのスーツの前の人たちの前に出た。
「……大変申し訳ございません。私はまだ見習いの身なれど、ここにおられる芸妓の皆々様は、皆一流の方々ばかりでございます。このような戯れに興じるいわれは、どこにもございません」
こちらが通せんぼしている間に、鞭で打たれそうになった芸妓は逃げ出してしまった。それを見た途端に、かろうじて酔いの醒めて走れる芸妓たちが一斉に座敷を逃げ出していく。あとは裏で待機している孝雄たちが上手くやってくれるといいんだけれど。
まだ酒が回って逃げられない芸妓たちの髪を掴まれたりしないよう、彼女たちの盾になりながら睨みを利かせていたところで、「ふっ」と低い噴き出す声を耳にした。
……有名声優の声だ。その声だけで、この人は白か黒か討論が行われるというそれ。振り返った先には、真っ黒なスーツを着て、真っ黒な髪を脂で固めた美しい顔立ちの男性がいた。深い声に加えてその目力だけで、何人もの女性を骨抜きにしそうだし、実際に骨抜きにされた被害者も大勢いるだろう。
彼こそが、鬼龍院誠一。
どだい乙女ゲームの空気にふさわしくない乱痴気具合だというのに、彼がいるとわかった途端に頭のどこかで納得してしまう自分に嫌気が差す。
そもそも貴族院を集めて、こんなくだらない遊びに興じた悪趣味さはなんなのか。
「登紀子さん。ずいぶんと探しましたがお待ちしておりましたよ。その着物、大変によく似合っています。が、その羽織はこの場には似つかわしくはありませんな?」
そう言ってすっくと立ち上がり、こちらの着ていた長羽織に手をかけてくる……幸哉さんの贈り物は、あなたが触っていいものじゃない。
私が一歩後ずさりしたものの、彼はやんわりとした笑みを浮かべたままだった。
この乱痴気騒ぎを引き起こしておきながらなお、自分はなにも知らない。なんの罪も犯してないという態度なのが、お前ボンドでも食って心臓固めてるのかとでも思ってしまう。
「おや、ずいぶんと嫌われたものですね……あなたが手を取ってくださらなかったんじゃないですか。あなたを救う用意はできていたというのに。あなたのおかげで、ここでたくさんの女性が不幸になりました……あなたがただ、ここで手を取ってくれたらそれだけでよかったというのに」
なにを言っているんだ。この男は。
登紀子を手に入れるために柳田家を借金漬けにしたのも、彼女との好感度が足りずに吉原に売られ、芸妓として借金返済頑張っている中で、先輩芸妓たちが貴族院の連中のおもちゃにされたことも、全部登紀子のせいだって言うの?
そんなの、責任転嫁じゃないか。
私が口を開こうとする、その前に。
「……なにをおっしゃってるんですか?」
私じゃない。私じゃなくて、あれだけ脅えていた登紀子本人がまろび出てきたのだ。
普段であったら、料亭で働く給仕さんたちが裏口から芸妓を案内してくれるはずなのに、そんな人たちすらいない。
「どうなってるのかしら……他の姉さんたちは?」
「うん……」
「ちょっと待ちな。先に俺が入って使用人のひとりでも捕まえてくるから」
私たちが人力車から降りようとするのを制止した孝雄は、一旦裏口に入ると、日頃裏方で作業をしている使用人の人たちと話し込みはじめた。
その背中を見て、私たちは不安なまま顔を見合わせる。
「今日って座敷にいらっしゃるのは政治家の皆さんのはずよね?」
「……まさかと思うけど」
「思うけど?」
「乱痴気騒ぎをしてるんじゃないでしょうね……」
まさかなあと思う。だってこれ、一応全年齢ゲームだし。まさかと思うけど、バッドエンドになった途端に年齢制限が解禁されたとか言わないだろうなあ。私がそんなことを思っていたものの、孝雄が顔をしかめたまま戻ってきた。
「……今日の政治家が、芸妓連中を侍らせて全然返さねえらしい」
「はあ……? だとしたら、姉さんたちは……」
「……聞いてる限りじゃなにもされちゃいねえみてえだが」
「ここの料亭の店主たちはどうなってるの!? こんなところで芸妓たちを酒責めにされてちゃ、今晩の座敷に響く人たちだっているでしょうが」
「貴族院の連中からは、たんまりと寄付金もらっているから、よその置屋に朝から土下座行脚に出ていると。でもそろそろ、この辺りの連中が一斉に怒り出しそうなんだが」
そんな横暴な。
そもそもなんちゃってとはいえど、今大正だぞ。江戸時代の悪代官じゃあるまいし。
私は人力車から降りると「わかりました」と立ち上がる。
それに驚いてしおんも着いてこようとしたものの「しおんはここにいて。危ないから」と手を挙げて制止した。
「で、でも……こんなところにときをさんだけを行かせるだなんて……!」
「孝雄、しおんとここで待ってて」
「ときをさん……!」
しおんは悲鳴を上げるものの、私はあの人については確信があるから、背筋を伸ばしてしおんに伝えた。
「この着物をくれた方、多分私には危害を加えないから。私ひとりのほうが、多分被害が少ないと思うから」
「で、ですけど……」
「大丈夫。あの人もどれだけ悪辣な御人であったとしても、所詮は人間だもの。魔王じゃないなら、まだなんとかなるわ。それでは言ってくるわね」
そう言って、私は料亭へと足を踏み入れた。
私が向かうと、料亭を世話している仲居が「芸妓さん、お待ちしておりました」と頭を下げてきた。気のせいか、ここにいる仲居さんたちはどの人も疲労困憊という様子だった。私は楽器を包んだ風呂敷をぎゅっと掴む。
「いえ、こちらこそお招きありがとうございます。……私たちの姉さんたちも先にこちらに呼ばれたのですが、帰ってこないのですが……」
「さあ、どうぞ!」
あからさまに下手くそな話題の切り替えに、こちらも閉口する。
相当まずいことが起こっているらしい。いったいどうしてくれようか。そんなことを思いながら、長い廊下を渡って辿り着いた先。
「堪忍してください! 堪忍してください!」
女性の衣を裂くような悲鳴が響き渡り、その次にビタンビタンと音が響いている。
そしてその声の聞こえる方向……ただでさえ物々しい気配がすると思っていた料亭の中でもっとも澱んだ空気を放っている場所だった……震源地はどう考えても、ここだ。
「それでは、どうぞごゆるりと」
そのまま仲居たちは回れ右して、私を座敷の前に置き去りにして帰ってしまった。
もしも、今回の茶番に使われた料亭がここでなかったら、仲居さんたちもここまで脅えたり誰かを生け贄として捧げなくてもよかっただろうに。
私はひとまず座敷の前に座り、手を突いた。
「お招きいただきありがとうございます。ときをと申します」
「入れ」
「はい、失礼します」
私はすっかりと相棒となった小鼓を盾に剣にしながら、襖を開いた。
そこを見て、私は呆気に取られた。
大量の芸妓たちが、酒を飲まされ続けている。酒を飲まされ、千鳥足のまま、なにかを取りに行く競争をしているのを、今日来た人々は楽しげに眺めていた。
「ほれ、走れ走れ。ちゃんと手に入れられたものは、早う帰ってもいいぞ」
下品。下劣。そんな言葉が頭に浮かんだ。
これだけ酒を飲まされ続けたら死んでしまう芸妓だっているだろうし、実際に大量の芸妓たちは端の邪魔にならないところで倒れている。私の知っている姉さんたちも、そこで赤ら顔でしゃがみ込んでいた。
「姉さんたち……!」
私が寄っていくと、姉さんたちは赤ら顔のまま顔を上げて、そのまましかめっ面をした。
「なにしに来たの。今は競争させているから、そっちに気を取られている間に逃げなさい」
「これなに? あの人たちなにをさせているの?」
「なんでも競馬ですって。馬がないから、代わりに芸妓にさせているの。一位になったら帰ってもいいとは言っているけれど……皆酔っ払ってまともに歩けないから、誰もあそこにある筒を取れないの」
なんちゅうことしているんだ。キャバクラでだって酒をしこたま飲ませた上で競争させるなんて体に悪過ぎるレクリエーションなんかしなかったぞ。
私が姉さんたちを立たせようとするものの、本当に相当飲まされたらしくて、皆とてもじゃないけれど立てない。それに。
座敷でとうとう走ることができずに滑って芸妓がこけた。
「あーあー……これじゃあ今回も一位が決まらず。折檻だな」
そう言ってスーツの若い男が立ち上がった。手に持っているのは……乗馬鞭。あんなもので叩かれたら、みみず腫れじゃ済まないし、最悪の場合傷物になった芸妓たちは……女郎屋送りだ。
とうとう私はそのスーツの前の人たちの前に出た。
「……大変申し訳ございません。私はまだ見習いの身なれど、ここにおられる芸妓の皆々様は、皆一流の方々ばかりでございます。このような戯れに興じるいわれは、どこにもございません」
こちらが通せんぼしている間に、鞭で打たれそうになった芸妓は逃げ出してしまった。それを見た途端に、かろうじて酔いの醒めて走れる芸妓たちが一斉に座敷を逃げ出していく。あとは裏で待機している孝雄たちが上手くやってくれるといいんだけれど。
まだ酒が回って逃げられない芸妓たちの髪を掴まれたりしないよう、彼女たちの盾になりながら睨みを利かせていたところで、「ふっ」と低い噴き出す声を耳にした。
……有名声優の声だ。その声だけで、この人は白か黒か討論が行われるというそれ。振り返った先には、真っ黒なスーツを着て、真っ黒な髪を脂で固めた美しい顔立ちの男性がいた。深い声に加えてその目力だけで、何人もの女性を骨抜きにしそうだし、実際に骨抜きにされた被害者も大勢いるだろう。
彼こそが、鬼龍院誠一。
どだい乙女ゲームの空気にふさわしくない乱痴気具合だというのに、彼がいるとわかった途端に頭のどこかで納得してしまう自分に嫌気が差す。
そもそも貴族院を集めて、こんなくだらない遊びに興じた悪趣味さはなんなのか。
「登紀子さん。ずいぶんと探しましたがお待ちしておりましたよ。その着物、大変によく似合っています。が、その羽織はこの場には似つかわしくはありませんな?」
そう言ってすっくと立ち上がり、こちらの着ていた長羽織に手をかけてくる……幸哉さんの贈り物は、あなたが触っていいものじゃない。
私が一歩後ずさりしたものの、彼はやんわりとした笑みを浮かべたままだった。
この乱痴気騒ぎを引き起こしておきながらなお、自分はなにも知らない。なんの罪も犯してないという態度なのが、お前ボンドでも食って心臓固めてるのかとでも思ってしまう。
「おや、ずいぶんと嫌われたものですね……あなたが手を取ってくださらなかったんじゃないですか。あなたを救う用意はできていたというのに。あなたのおかげで、ここでたくさんの女性が不幸になりました……あなたがただ、ここで手を取ってくれたらそれだけでよかったというのに」
なにを言っているんだ。この男は。
登紀子を手に入れるために柳田家を借金漬けにしたのも、彼女との好感度が足りずに吉原に売られ、芸妓として借金返済頑張っている中で、先輩芸妓たちが貴族院の連中のおもちゃにされたことも、全部登紀子のせいだって言うの?
そんなの、責任転嫁じゃないか。
私が口を開こうとする、その前に。
「……なにをおっしゃってるんですか?」
私じゃない。私じゃなくて、あれだけ脅えていた登紀子本人がまろび出てきたのだ。
0
あなたにおすすめの小説
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
物置部屋に追いやられた伯爵令嬢ですが、公爵様に見初められて人生逆転しました〜妹の引き立て役だったのに、今では社交界の花と呼ばれています〜
丸顔ちゃん。
恋愛
伯爵家の令嬢セレナは、実母の死後、継母と義妹に虐げられて育った。
与えられた部屋は使用人以下の物置、食事は残飯、服はボロ。
専属侍女も与えられず、家の運営や帳簿管理まで押し付けられ、
失敗すれば鞭打ち――それが彼女の日常だった。
そんなある日、世間体のためだけに同行させられた夜会で、
セレナは公爵家の跡取りレオンと出会う。
「あなたの瞳は、こんな場所に閉じ込めていいものではない」
彼はセレナの知性と静かな強さに一瞬で心を奪われ、
彼女の境遇を知ると激怒し、家族の前で堂々と求婚する。
嫁ぎ先の公爵家で、セレナは初めて“人として扱われ”、
広い部屋、美味しい食事、優しい侍女たちに囲まれ、
独学で身につけた知識を活かして家の運営でも大活躍。
栄養と愛情を取り戻したセレナは、
誰もが振り返るほどの美しさを開花させ、
社交界で注目される存在となる。
一方、セレナを失った伯爵家は、
彼女の能力なしでは立ち行かず、
ゆっくりと没落していくのだった――。
虐げられた令嬢が、公爵の愛と自分の才能で幸せを掴む逆転物語。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
とっていただく責任などありません
まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、
団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。
この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!?
ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。
責任を取らなければとセルフイスから、
追いかけられる羽目に。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
<完結>溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
本編完結済み。
続きのお話を、掲載中です。
続きのお話も、完結しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる