12 / 23
世界樹の麓の街
しおりを挟む
プロセルピナから辻馬車で揺られて一刻と少し。
遺跡の上につくられた学園遺跡都市から一転、森に囲まれた区画に出る。リアはそれを「わあ」と息を呑んで見守っていた。
それに一緒に同乗していた商人らしき人がホケホケと笑う。
「お嬢ちゃんはアウローラは初めてかい?」
「はい、私プロセルピナからほとんど出たことがありませんから」
「そうかいそうかい。あそこは大量に薬草が採れるし、それを使ってつくるお茶もケーキも絶品でね。なんといっても静かな場所だよ。魔法使いたちが大勢住んでいるから、魔物の被害も少ないしね」
「そうだったんですね……」
思えばリアは今まで何度も死んでやり直したときも、プロセルピナから離れたことがなかったため、こうして遠くまで来たのは初めてだった。
商人が教えてくれたように、アウローラは太い樹に守られてできた街である。太い樹は世界樹とも呼ばれていて、その根元には稀少価値の高い薬草やきのこが採れる。一時期は乱獲騒ぎが起こったらしいが、見かねた騎士団が在中の魔法使いたちを派遣したことで、乱獲騒ぎも沈静化しているとのこと。
薬草と聞くと苦いものや青臭いものばかりが挙げられがちだが、中には花の匂いで優しい味のものも多く含まれ、花の蜜や糖蜜の代わりになる薬草もあるため、それらは特産品として酒に漬け込まれて売られ、その酒で香りを移してつくったケーキは顔が溶けるほど美味いと評判であった。
目的地に降りると、リアは辺りを見回した。プロセルピナではアパートメントがあちこちに建てられ、大学に部屋を借りて住んでいる発掘師や学者以外はもっぱらそこで押し合いへし合い住んでいるのが通例であったが、アウローラは小さな家がぽつぽつと並び、そこに住むのが一般的なようだ。
どことなくキノコに似た可愛い家が建ち並ぶ中、目的の場所を探しはじめた。
リアだってわざわざアウローラに来たのは観光目的ではない。結界師の元で鍛錬を積み、騎士団に戻るためにやってきたのだ。
やがて、目的の家が見えてきた。赤い笠のキノコのような愛らしい一軒家だった。
「こんにちは、騎士団から紹介を受けて来ました、リアです」
「あら、お上がりなさいな」
「失礼します」
中に入ると、そこはリアの記憶の中ではあまり見たことのない光景だった。
ウッドテイストの家具に囲まれ、生活感溢れる家の中で大量の薬草を吊した家。薬草からは甘い匂いがし、思わずリアが見上げると、声の主はくつくつと笑った。
「もうしばらく乾燥させたら一番いい匂いがするから、そのときにケーキを仕込もうと思うのよ。ようこそリアさん。私が結界師のカルメーラです」
ころころと笑っているのは、黒いローブを羽織ったおっとりとした年齢不詳の女性だった。ウォームグレイの髪は一瞥だけなら彼女を年老いて見せるが、彼女のきらきらと輝く金色の瞳も、血色のいい白い肌も彼女の年齢をさっぱりとわからなくしていた。
リアは呆気に取られながら、頭を下げた。カルメーラはにこにこと笑っている。
「学校を中退してまで騎士団の門を叩いて、ここまでやってくるなんて珍しいものね。そんなに結界魔法がお好き?」
「お好きと言いますか……もっと人を守れるようになりたいんです」
そこにはリアの嘘は含まれていない。
リアの習った障壁《バリア》では、キラーの猛攻を防ぐことはできない。なによりも魔動具を使って遺跡を丸ごと封印が今まで成功したことがないため、それならいっそ結界魔法を極めて、遺跡ごと封印したほうがいいだろうと判断してのことだった。
それにカルメーラは「そうねえ」と言いながら彼女を呼んだ。
「いらっしゃい。ちょっとそこを歩こうと思うの」
「歩くんですか? あの、修行……」
「今日はさすがに時間が足りないから、明日からきちんとやりましょう。まず私の最大魔法を見せたほうが早いと思うから」
それにリアは目をパチパチさせながら、家を出て行くカルメーラについていった。
おっとりとした口調だし、小柄な彼女ではあるが、外を歩くときの背筋はピンとしているし、まだ子供で発展途上なリアとは言えど、カルメーラの存外に速い足で、小走りにならないと彼女に置いて行かれそうになる。
「あのう……」
「アウローラは森の中につくられた街でしょう? でも魔物は滅多に入らないわね。たしかに小さな獣は現れるんだけれど、薬草畑を荒らすほどは来ないのよ。私が森全体に結界を張っているから」
思わずリアは言葉を失った。
(たったひとりで、森全土に結界を……!?)
たしかに街ひとつを覆うほどの結界は王都などには張られているが、それはプロセルピナで発掘した魔動具を利用して張られたものであり、人ひとりが結界を張って維持している例をリアはほとんど知らない。魔法は呪文を唱えたら誰だって使えるものではなく、中には魔力を流し続けて維持しないと意味がないものだってあるのだから。
やがて、リアはカルメーラに連れられて大きな坂に到着した。
「ここからアウローラを見渡せるかと思います」
「わあ……」
アウローラの街並みはきのこを模しているせいか、森に完全に溶け込んでしまい、街の人々が歩き回っていなかったら森と一体化し過ぎてわかりにくい。
だが、よくよく目を凝らすと街に薄い皮膜が張られていることに気付く。もっとも、魔法を習い、魔力の流れを追うように教えられてなかったら気付かないだろう。
「街ひとつ、本当に結界に覆われてたんですね」
「ええ。魔力は世界樹にも手伝ってもらっているけれど、結界の維持は私が意識的に行わなければ続けられませんから。最終的には、あなたにはこれだけの結界を張れるようになってもらいますが……いけますか?」
「やります! やらせてください!」
思わずリアは叫んだ。その魔法は願ったり叶ったりだ。
(これだけの結界が張れるようになったら、絶対にプロセルピナは助かる!)
今まではずっとキラーに蹂躙されるだけだったのに、やっと反撃のめどが立ちそうなのだ。それを喜ばずにはいられなかった。
遺跡の上につくられた学園遺跡都市から一転、森に囲まれた区画に出る。リアはそれを「わあ」と息を呑んで見守っていた。
それに一緒に同乗していた商人らしき人がホケホケと笑う。
「お嬢ちゃんはアウローラは初めてかい?」
「はい、私プロセルピナからほとんど出たことがありませんから」
「そうかいそうかい。あそこは大量に薬草が採れるし、それを使ってつくるお茶もケーキも絶品でね。なんといっても静かな場所だよ。魔法使いたちが大勢住んでいるから、魔物の被害も少ないしね」
「そうだったんですね……」
思えばリアは今まで何度も死んでやり直したときも、プロセルピナから離れたことがなかったため、こうして遠くまで来たのは初めてだった。
商人が教えてくれたように、アウローラは太い樹に守られてできた街である。太い樹は世界樹とも呼ばれていて、その根元には稀少価値の高い薬草やきのこが採れる。一時期は乱獲騒ぎが起こったらしいが、見かねた騎士団が在中の魔法使いたちを派遣したことで、乱獲騒ぎも沈静化しているとのこと。
薬草と聞くと苦いものや青臭いものばかりが挙げられがちだが、中には花の匂いで優しい味のものも多く含まれ、花の蜜や糖蜜の代わりになる薬草もあるため、それらは特産品として酒に漬け込まれて売られ、その酒で香りを移してつくったケーキは顔が溶けるほど美味いと評判であった。
目的地に降りると、リアは辺りを見回した。プロセルピナではアパートメントがあちこちに建てられ、大学に部屋を借りて住んでいる発掘師や学者以外はもっぱらそこで押し合いへし合い住んでいるのが通例であったが、アウローラは小さな家がぽつぽつと並び、そこに住むのが一般的なようだ。
どことなくキノコに似た可愛い家が建ち並ぶ中、目的の場所を探しはじめた。
リアだってわざわざアウローラに来たのは観光目的ではない。結界師の元で鍛錬を積み、騎士団に戻るためにやってきたのだ。
やがて、目的の家が見えてきた。赤い笠のキノコのような愛らしい一軒家だった。
「こんにちは、騎士団から紹介を受けて来ました、リアです」
「あら、お上がりなさいな」
「失礼します」
中に入ると、そこはリアの記憶の中ではあまり見たことのない光景だった。
ウッドテイストの家具に囲まれ、生活感溢れる家の中で大量の薬草を吊した家。薬草からは甘い匂いがし、思わずリアが見上げると、声の主はくつくつと笑った。
「もうしばらく乾燥させたら一番いい匂いがするから、そのときにケーキを仕込もうと思うのよ。ようこそリアさん。私が結界師のカルメーラです」
ころころと笑っているのは、黒いローブを羽織ったおっとりとした年齢不詳の女性だった。ウォームグレイの髪は一瞥だけなら彼女を年老いて見せるが、彼女のきらきらと輝く金色の瞳も、血色のいい白い肌も彼女の年齢をさっぱりとわからなくしていた。
リアは呆気に取られながら、頭を下げた。カルメーラはにこにこと笑っている。
「学校を中退してまで騎士団の門を叩いて、ここまでやってくるなんて珍しいものね。そんなに結界魔法がお好き?」
「お好きと言いますか……もっと人を守れるようになりたいんです」
そこにはリアの嘘は含まれていない。
リアの習った障壁《バリア》では、キラーの猛攻を防ぐことはできない。なによりも魔動具を使って遺跡を丸ごと封印が今まで成功したことがないため、それならいっそ結界魔法を極めて、遺跡ごと封印したほうがいいだろうと判断してのことだった。
それにカルメーラは「そうねえ」と言いながら彼女を呼んだ。
「いらっしゃい。ちょっとそこを歩こうと思うの」
「歩くんですか? あの、修行……」
「今日はさすがに時間が足りないから、明日からきちんとやりましょう。まず私の最大魔法を見せたほうが早いと思うから」
それにリアは目をパチパチさせながら、家を出て行くカルメーラについていった。
おっとりとした口調だし、小柄な彼女ではあるが、外を歩くときの背筋はピンとしているし、まだ子供で発展途上なリアとは言えど、カルメーラの存外に速い足で、小走りにならないと彼女に置いて行かれそうになる。
「あのう……」
「アウローラは森の中につくられた街でしょう? でも魔物は滅多に入らないわね。たしかに小さな獣は現れるんだけれど、薬草畑を荒らすほどは来ないのよ。私が森全体に結界を張っているから」
思わずリアは言葉を失った。
(たったひとりで、森全土に結界を……!?)
たしかに街ひとつを覆うほどの結界は王都などには張られているが、それはプロセルピナで発掘した魔動具を利用して張られたものであり、人ひとりが結界を張って維持している例をリアはほとんど知らない。魔法は呪文を唱えたら誰だって使えるものではなく、中には魔力を流し続けて維持しないと意味がないものだってあるのだから。
やがて、リアはカルメーラに連れられて大きな坂に到着した。
「ここからアウローラを見渡せるかと思います」
「わあ……」
アウローラの街並みはきのこを模しているせいか、森に完全に溶け込んでしまい、街の人々が歩き回っていなかったら森と一体化し過ぎてわかりにくい。
だが、よくよく目を凝らすと街に薄い皮膜が張られていることに気付く。もっとも、魔法を習い、魔力の流れを追うように教えられてなかったら気付かないだろう。
「街ひとつ、本当に結界に覆われてたんですね」
「ええ。魔力は世界樹にも手伝ってもらっているけれど、結界の維持は私が意識的に行わなければ続けられませんから。最終的には、あなたにはこれだけの結界を張れるようになってもらいますが……いけますか?」
「やります! やらせてください!」
思わずリアは叫んだ。その魔法は願ったり叶ったりだ。
(これだけの結界が張れるようになったら、絶対にプロセルピナは助かる!)
今まではずっとキラーに蹂躙されるだけだったのに、やっと反撃のめどが立ちそうなのだ。それを喜ばずにはいられなかった。
0
あなたにおすすめの小説
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
【完結】冷酷伯爵ディートリヒは、去った妻を取り戻せない
くろねこ
恋愛
名門伯爵家に政略結婚で嫁いだ、正妻エレノア・リーヴェルト。夫である伯爵ディートリヒ・フォン・アイゼンヴァルトは、
軍務と義務を最優先し、彼女に関心を向けることはなかった。
言葉も、視線も、愛情も与えられない日々。それでも伯爵夫人として尽くし続けたエレノアは、ある一言をきっかけに、静かに伯爵家を去る決意をする。
――そして初めて、夫は気づく。
自分がどれほど多くのものを、彼女から与えられていたのかを。
一方、エレノアは新たな地でその才覚と人柄を評価され、
「必要とされる存在」として歩き始めていた。
去った妻を想い、今さら後悔する冷酷伯爵。前を向いて生きる正妻令嬢。
これは、失ってから愛に気づいた男と、
二度と戻らないかもしれない夫婦の物語。
――今さら、遅いのです。
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
遺産は一円も渡さない 〜強欲な夫と義実家に捨てられた私、真の相続人と手を組み全てを奪い返す~ (全10話)
スカッと文庫
恋愛
「お前の価値なんて、その遺産くらいしかないんだよ」
唯一の肉親だった祖父を亡くした夜、夫の健一と義母から放たれたのは、あまりにも無慈悲な言葉だった。
四十九日も待たず、祖父が遺した1億2000万円の遺産をアテに贅沢三昧を目論む夫。だが、彼には隠し通している「裏切り」があった――。
絶望の淵に立たされた由美の前に現れたのは、亡き祖父が差し向けた若き凄腕弁護士・蓮。
「おじい様は、すべてお見通しでしたよ」
明かされる衝撃の遺言内容。そして、強欲な夫たちを地獄へ叩き落とすための「相続条件」とは?
虐げられてきた妻による、一発逆転の遺産争奪&復讐劇がいま幕を開ける!
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる