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夜会に参加は必要でしょうか・2
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偽乳がポヨンポヨン震えるのはさておいて、馬車は優雅に停まった。
ミヒャエラに案内され、俺は馬車を降りると、階段を歩いて行く。
「ようこそ、招待状は?」
「はい」
「……ベルガー様は?」
「申し訳ございません、主人は臥せっておりますから」
すっかり土の中で臥せっているなんてことは言う訳もなく、病欠だと告げると「かしこまりました」と了承して、入れてくれた。
ちなみにベルガーは死んだ旦那の名字だ。つまり俺は、ここでの正式名称はマリオン・ベルガーとなる。
てっきり偽乳の谷間が見えるドレスはミヒャエラの趣味かと思っていたけれど、そうでもないらしい。夜会で談笑している奥方も、ダンスホールで踊っているどこぞのご令嬢も、皆谷間をこれでもかと見せつけるドレスを着ていた。
俺が思わずジト目でミヒャエラを睨むと、ミヒャエラはいつも通りのペースだった。
「今の流行がこういうのですから仕方ないじゃないですかあ」
「うん、そうだね。ミヒャエラ偉いね」
「流行に乗りなおかつ男の娘を羞恥プレイにかけられるなんて、役得以外のなにものでもないじゃないですかあ」
「もうちょっと言葉を包もう? クレープに包もう? 性癖まろび出るのはよくないからね?」
「テヘペロ☆」
「ああ、もう。はいはい」
ミヒャエラの面白愉快な性癖をどうしてくれようか。
頭痛が痛い状態になっているそのとき。「ごきげんよう」と声をかけられた。
クラシカルなダークグリーンにオフショルダーのドレスを着て、尚且つかっちりと谷間を出している少女に声をかけられた。絹糸みたいな金色の髪を流していて、ルビーを嵌め込んだような釣り目がやたらと愛らしい子だった。
「ごきげんよう……どうされましたか?」
「いえ、珍しい方がいらっしゃいましたので、興味本位で。今回はパートナーがいらっしゃらないようですね?」
どういうこと? と思わず俺はミヒャエラのほうを見ると、ミヒャエラがいつも通り金色の瞳をキラーンとさせながら解説してくれた。
「基本的に夜会は男女ペアで参加するものなんですよぉ。ご主人様の場合は旦那様が臥せってらっしゃいますから、従者たる私以外参加できなかった訳ですが」
「ああ……でも彼女もペアは?」
「あら。私は主催者側ですから。ようこそ、ベルガー夫人。シュタウフェンベルク城へ。私はここの女領主であるウィルマ・シュタウフェンベルクです」
女領主ってなに? という顔をしたら、ミヒャエラは「たまにいらっしゃるのですよ。世継ぎに女性しかいない場合は、女性が継ぐことが。これだけ若い方が継ぐ例は初めて見ましたが、珍しくはありませんよ」と教えてくれた。
なるほどなあ……だからマリオンも旦那の名前を使いながら土地転がしをしていた訳か。
でもこの子も穏健派吸血鬼ってことだよなあ……。
ウィルマはにこにこチャーミングに笑いながら言う。
「式には参列できなくって申し訳ございません。こちらに嫁いで、なにかと不便ではございませんか?」
「いえいえ。こちらもなに不自由なく暮らしておりますから。ただ、最近うちの領地にグールが出てくるので、これはどうにかならんかなあとは、領地の皆と言っているところです」
そこでなにか取り繕うのもおかしいだろうと、素直にそう伝えると、にこにこと笑っていたウィルマが、途端に顔を曇らせた。
……俺、なにかこの子の地雷を踏ん付けた!? 思わずミヒャエラのほうを見たものの、ミヒャエラは「お静かに、ご主人様」と言うばかりだった。しばらく黙っていたウィルマが「そうですね」と硬い口調で言った。
「パートナーがいらっしゃらないところ恐縮ですが、一緒に踊りませんか?」
「えっ?」
俺、運動会のフォークダンス以外踊ったことありませんけど!? ウィルマの足とか踏ん付けたらどうしよう!? 俺はおろおろとしたものの、ミヒャエラはにこやかに「行ってらっしゃいませご主人様」と送り出してきた。
お前、絶対俺が羞恥とドジで悶え苦しんでいるのを鑑賞するために送り出しただろ!?
などと叫ぶ訳にも行かず、女同士……だとウィルマは思ってるんだろうなあ……で踊りに向かった。細っこい腰を抱きつつ、とりあえずドレスふたりで踊りはじめる。見様見真似だったものの、間違ってはいなかったようで、周りから「素敵!」とかの歓声はなかったものの、無難に無難に踊る。
踊っていたときに、小さくウィルマが「どうぞこのままでお聞きください」と囁いてきた。
「えっ?」
「歓談の席では誰がどう聞いているかわかりませんから」
そう囁かれて、ようやくわざわざダンスホールで踊る意図がわかった。
この世界の技術がどうなってんのかは俺もいまいちわかってないけど、少なくともダンスホールの音楽を奏でているのは合奏団だ。その分厚い音楽を浴びていたら、音楽以外に聞こえるのは目の前のダンス相手だけになる。
つまりは密談をするのは、ダンスするときが最適解という話らしい。なるほどなるほど。よくできている。
「最近のグールが増えている原因ですが、私もいささか困っております」
「吸血鬼が血を吸ったときに、眷属にならなかったらグールになるんですよね? どうしてこんなに急激にグールが増えて?」
りんご酒を名産にしている村は、幸いにも拠点を地下に移すことで難を逃れたけれど、それができない田畑だったら困るよなあと、こちらも困っているんだ。
グールを増やしている吸血鬼がいるんだったら対処しないといけないんだけれど。
ウィルマは意を決して、口を開いた。
「つい最近、吸血鬼たちの一族のバランスが崩れたんです」
「ええ?」
「……エクソシストにより、穏健派の吸血鬼の一族が根絶やしにされてしまったんです」
えええええ……。
俺は少し引きつらせた。この話って、『禁断のロザリオ』本編に出た話なのかな。出てないのかな。
つまりは穏健派と強硬派のバランスが崩れたせいで、人間イコールご飯の流れが加速して、人間はグールから逃げ回っているという現状になったって、そんな感じか。
「それはまずいね……でも強硬派も、いきなりエクソシストを敵に回ることは……」
「いえ。最近になって、この辺りの担当のエクソシストの組織の首領が代替わりしましたので、まだ若いエクソシストなんです。今の内にエクソシストを虐殺すれば、この地を制圧できると……」
……だんだんだんだん、どうしてマリオンが復讐という形で吸血鬼を殺しまくっていたのか、わかってきたぞ。
これ多分、ゲーム本編に関わる。今のエクソシスト側の首領はたしか、リズを保護しているところの人だったと思う。攻略対象は全員その人の部下だったよな……。
つまりあれか。マリオンは強硬派を殺して回っていたのは、普通にリズのいるエクソシスト組織に危害を加えられないためにか。でも兄のことを忘れているリズにも、吸血鬼の区別の付かないエクソシストにも通じず、お前むっちゃ治安悪化させてるアカンって感じで殺されたのか。
それはいくらなんでもあんまりだろ……。
でもなあ。この強硬派をどうにかしなかったら、どのみちエクソシスト組織が襲撃されるし、そこにいるはずのリズが死ぬ。
でも俺が目立ったら、エクソシストにターゲットにされる。なおリズは俺のことを覚えてない。
駄目じゃん。詰むじゃん。
「ベルガー夫人?」
ウィルマに怪訝な顔をされてしまった。俺はどうにか百面相を止めて「おほほほほ……ごめんなさいね」と謝りつつ、考えをまとめてみる。
「その強硬派を止めるとなったらどうしましょうか。残念ながら、我が屋敷にはあまり戦力が出せないのですが……外交でどこまで持つでしょうか?」
「難しいでしょうね……私も対話を試みたのですが、彼らは人を餌にしか思っていませんから」
アカンて。それ殺さないといけなくなるけど、殺しに行ったらエクソシストに目を付けられるって。
俺もウィルマも、どうするよとしばらく踊りながら頭を悩ませることとなってしまった。
ミヒャエラに案内され、俺は馬車を降りると、階段を歩いて行く。
「ようこそ、招待状は?」
「はい」
「……ベルガー様は?」
「申し訳ございません、主人は臥せっておりますから」
すっかり土の中で臥せっているなんてことは言う訳もなく、病欠だと告げると「かしこまりました」と了承して、入れてくれた。
ちなみにベルガーは死んだ旦那の名字だ。つまり俺は、ここでの正式名称はマリオン・ベルガーとなる。
てっきり偽乳の谷間が見えるドレスはミヒャエラの趣味かと思っていたけれど、そうでもないらしい。夜会で談笑している奥方も、ダンスホールで踊っているどこぞのご令嬢も、皆谷間をこれでもかと見せつけるドレスを着ていた。
俺が思わずジト目でミヒャエラを睨むと、ミヒャエラはいつも通りのペースだった。
「今の流行がこういうのですから仕方ないじゃないですかあ」
「うん、そうだね。ミヒャエラ偉いね」
「流行に乗りなおかつ男の娘を羞恥プレイにかけられるなんて、役得以外のなにものでもないじゃないですかあ」
「もうちょっと言葉を包もう? クレープに包もう? 性癖まろび出るのはよくないからね?」
「テヘペロ☆」
「ああ、もう。はいはい」
ミヒャエラの面白愉快な性癖をどうしてくれようか。
頭痛が痛い状態になっているそのとき。「ごきげんよう」と声をかけられた。
クラシカルなダークグリーンにオフショルダーのドレスを着て、尚且つかっちりと谷間を出している少女に声をかけられた。絹糸みたいな金色の髪を流していて、ルビーを嵌め込んだような釣り目がやたらと愛らしい子だった。
「ごきげんよう……どうされましたか?」
「いえ、珍しい方がいらっしゃいましたので、興味本位で。今回はパートナーがいらっしゃらないようですね?」
どういうこと? と思わず俺はミヒャエラのほうを見ると、ミヒャエラがいつも通り金色の瞳をキラーンとさせながら解説してくれた。
「基本的に夜会は男女ペアで参加するものなんですよぉ。ご主人様の場合は旦那様が臥せってらっしゃいますから、従者たる私以外参加できなかった訳ですが」
「ああ……でも彼女もペアは?」
「あら。私は主催者側ですから。ようこそ、ベルガー夫人。シュタウフェンベルク城へ。私はここの女領主であるウィルマ・シュタウフェンベルクです」
女領主ってなに? という顔をしたら、ミヒャエラは「たまにいらっしゃるのですよ。世継ぎに女性しかいない場合は、女性が継ぐことが。これだけ若い方が継ぐ例は初めて見ましたが、珍しくはありませんよ」と教えてくれた。
なるほどなあ……だからマリオンも旦那の名前を使いながら土地転がしをしていた訳か。
でもこの子も穏健派吸血鬼ってことだよなあ……。
ウィルマはにこにこチャーミングに笑いながら言う。
「式には参列できなくって申し訳ございません。こちらに嫁いで、なにかと不便ではございませんか?」
「いえいえ。こちらもなに不自由なく暮らしておりますから。ただ、最近うちの領地にグールが出てくるので、これはどうにかならんかなあとは、領地の皆と言っているところです」
そこでなにか取り繕うのもおかしいだろうと、素直にそう伝えると、にこにこと笑っていたウィルマが、途端に顔を曇らせた。
……俺、なにかこの子の地雷を踏ん付けた!? 思わずミヒャエラのほうを見たものの、ミヒャエラは「お静かに、ご主人様」と言うばかりだった。しばらく黙っていたウィルマが「そうですね」と硬い口調で言った。
「パートナーがいらっしゃらないところ恐縮ですが、一緒に踊りませんか?」
「えっ?」
俺、運動会のフォークダンス以外踊ったことありませんけど!? ウィルマの足とか踏ん付けたらどうしよう!? 俺はおろおろとしたものの、ミヒャエラはにこやかに「行ってらっしゃいませご主人様」と送り出してきた。
お前、絶対俺が羞恥とドジで悶え苦しんでいるのを鑑賞するために送り出しただろ!?
などと叫ぶ訳にも行かず、女同士……だとウィルマは思ってるんだろうなあ……で踊りに向かった。細っこい腰を抱きつつ、とりあえずドレスふたりで踊りはじめる。見様見真似だったものの、間違ってはいなかったようで、周りから「素敵!」とかの歓声はなかったものの、無難に無難に踊る。
踊っていたときに、小さくウィルマが「どうぞこのままでお聞きください」と囁いてきた。
「えっ?」
「歓談の席では誰がどう聞いているかわかりませんから」
そう囁かれて、ようやくわざわざダンスホールで踊る意図がわかった。
この世界の技術がどうなってんのかは俺もいまいちわかってないけど、少なくともダンスホールの音楽を奏でているのは合奏団だ。その分厚い音楽を浴びていたら、音楽以外に聞こえるのは目の前のダンス相手だけになる。
つまりは密談をするのは、ダンスするときが最適解という話らしい。なるほどなるほど。よくできている。
「最近のグールが増えている原因ですが、私もいささか困っております」
「吸血鬼が血を吸ったときに、眷属にならなかったらグールになるんですよね? どうしてこんなに急激にグールが増えて?」
りんご酒を名産にしている村は、幸いにも拠点を地下に移すことで難を逃れたけれど、それができない田畑だったら困るよなあと、こちらも困っているんだ。
グールを増やしている吸血鬼がいるんだったら対処しないといけないんだけれど。
ウィルマは意を決して、口を開いた。
「つい最近、吸血鬼たちの一族のバランスが崩れたんです」
「ええ?」
「……エクソシストにより、穏健派の吸血鬼の一族が根絶やしにされてしまったんです」
えええええ……。
俺は少し引きつらせた。この話って、『禁断のロザリオ』本編に出た話なのかな。出てないのかな。
つまりは穏健派と強硬派のバランスが崩れたせいで、人間イコールご飯の流れが加速して、人間はグールから逃げ回っているという現状になったって、そんな感じか。
「それはまずいね……でも強硬派も、いきなりエクソシストを敵に回ることは……」
「いえ。最近になって、この辺りの担当のエクソシストの組織の首領が代替わりしましたので、まだ若いエクソシストなんです。今の内にエクソシストを虐殺すれば、この地を制圧できると……」
……だんだんだんだん、どうしてマリオンが復讐という形で吸血鬼を殺しまくっていたのか、わかってきたぞ。
これ多分、ゲーム本編に関わる。今のエクソシスト側の首領はたしか、リズを保護しているところの人だったと思う。攻略対象は全員その人の部下だったよな……。
つまりあれか。マリオンは強硬派を殺して回っていたのは、普通にリズのいるエクソシスト組織に危害を加えられないためにか。でも兄のことを忘れているリズにも、吸血鬼の区別の付かないエクソシストにも通じず、お前むっちゃ治安悪化させてるアカンって感じで殺されたのか。
それはいくらなんでもあんまりだろ……。
でもなあ。この強硬派をどうにかしなかったら、どのみちエクソシスト組織が襲撃されるし、そこにいるはずのリズが死ぬ。
でも俺が目立ったら、エクソシストにターゲットにされる。なおリズは俺のことを覚えてない。
駄目じゃん。詰むじゃん。
「ベルガー夫人?」
ウィルマに怪訝な顔をされてしまった。俺はどうにか百面相を止めて「おほほほほ……ごめんなさいね」と謝りつつ、考えをまとめてみる。
「その強硬派を止めるとなったらどうしましょうか。残念ながら、我が屋敷にはあまり戦力が出せないのですが……外交でどこまで持つでしょうか?」
「難しいでしょうね……私も対話を試みたのですが、彼らは人を餌にしか思っていませんから」
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